「動物の安楽死薬」で自分の命を絶った獣医が伝えたかったこととは…

殺処分の手順(簡さんのCTIのインタビューで)

「まず散歩に連れて行き、軽く食べさせて話しかけます。それから『慈悲の部屋』に入れます」
「台の上に乗せると、とても怖がって、体じゅうが震えているんです。だけど薬を注射すると3秒から5秒で震えが止まる。実際とても悲しいことです」

実際、犬を殺処分しなければならない苦しみは獣医しか、わらからない。
でも、この言葉を心のなかで描写すると、ショッキングであることは確かだ。

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これは台湾の話だ。

捨て犬の保護活動に関わっていた簡稚澄さん。
彼女は、2016年5月動物たちを安楽死させる薬を使って自らの命を断ったという。

書き置きには、迷い犬がどんな目に遭うか台湾の人に理解してもらいたい…とあったそうだ。

簡稚澄さん(ジアン・チチェン)とは

中国医薬大学
好きな本: 別相信任何人
出身校: 中国医薬大学
※フェイスブックより

・最難関の台湾大学を卒業
・公務員試験をトップの成績で合格

彼女は、台北に近い桃園市の施設で捨て犬の保護活動に関わっていた。
写真を見るとまだ若く、きれいな女性だ。

彼女に付けられた名前の裏には

彼女はメディアに出て、獣医として2年間で700匹を殺処分したと報じられた。
そのことがキッカケで「美しき虐殺者」とも呼ばれたそうだ。

保護施設の職員は出来る限り殺処分はしたくない。
だが引き取り手がない、犬(老いている、里親が見つからない)犬は、狭い施設の中で病気になる危険性を考えれば「安楽死」は止む終えない。

だが、彼女たちの苦しみもわからず「喜んで殺している」とか「残酷だ」とか「地獄に落ちる」だとか…言う人もいるのだ。

捨て犬が増える2つの理由

犬が捨てられる理由…犬が狂暴、逆に弱すぎる、鳴き声がうるさい、ちゃんと吠えないなど。
不妊・去勢処置問題…不妊・去勢処置をするとが犬の性格を変えてしまうと反発する人がいる。

いずれにしても、人間の管理に問題があるということだ。
そのため捨てられる犬が後を絶たない。

保護施設の実情

・資金や人手不足
・業務も重労働で長時間

2015年には、約1万900匹の捨て犬が処分された。
さらに、病気などで8600匹が死亡したそうだ。

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彼女の死によって…

遺書の中身
「私の死によって、捨てられた動物にも命があるということを皆さんに分かってもらえればうれしいです。(問題の)原因に対処する重要性を政府に理解してもらいたいです。命を大切にして」

このことを受けて
「政府が彼女を殺した」という声が上がる一方で「簡さんは仕事のプレッシャーに耐えられなかっただけ」
という声もあったようだ。

いずれにしても(彼女の死がキッカケでは無いと言うが)今は、犬猫の殺処分を禁止する新しい法律が施行されたらしい。

・捨て犬や猫の殺処分は廃止
・国の予算は4割増加。
・検査官が増員
・保護施設にペットを持ち込む人からは125ドル(約1万4000円)が徴収。

これは、繰り返すがあくまでも台湾の話。

だが、似たようなことは日本でもある話だ。

吠えるから、と声帯を切られた犬がいた。
人間の都合で去勢されるという現実。

引っ越した先では飼えない。
自分が歳を取ったため、散歩にも行けない。
引き取ってくれる人もいない。

そんな時、人はどうするのだろう。
殺すのは可愛そうだ、簡単に言うが、じゃぁどうすればいいのだ?

これから飼おうとする人は、ちゃんと死ぬまで面倒を見る覚悟を決めて欲しい。
それは、たぶん自ら命を絶った簡稚澄さんの一番言いたかったことだろう、と思うから。

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