アディーレ法律事務所問題のQ&AがHPで公開中!お詫びと解除と引き継ぎについて…

アディーレ法律事務所の業務停止。これによって5万人以上いると言われる依頼者は、契約解除を余儀なくされることは前の記事にも書いたとおりだ。

アディーレ法律事務所の依頼は基本「契約解除」になるらしい

当然のことながらアディーレのHPは閉じられ、電話は繋がりづらくなっていた。その受け皿としての東京弁護士会でも臨時の相談窓口を設けたが、それだけでは直接の解決にならないのは誰が見ても明らかだろう。

そんな中、やっと「アディーレ法律事務所」が契約解除手続きの内容をネットで公表したという。電話番号も書かれているが、パンク状態になることは必至だ。

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アディーレのHPには「弁護士会からの業務停止処分についてのお詫びと契約解除の状況に関してのご案内」というタイトルがついた文書が出ている。

今回に至った処分の内容と、これまで寄せられた質問に対する答えが幾つか書かれていた。

「弁護士会からの業務停止処分についての~」の主な内容

最初は、今回の処分について書かれている。

○消費者庁から受けた処分
平成28年2月16日
「景品表示法違反」による措置命令と同様の理由での処分

○東京弁護士会より受けた処分
平成29年10月11日
当事務所および当事務所社員弁護士石丸幸人が受けた業務停止処分

○弁護士法人としての業務を停止…平成29年10月11日~12月10日まで

連絡が取れなかったことについては…

弁護士会の規定で、業務停止処分により文書(Webサイトなど)以外での案内を公開できない、事務所側から契約解除の電話もできないという状況だった。

今回の公表については…

東京弁護士会から、契約解除の事務処理状況をWebサイトに掲載して知らせるよう依頼があったため、今回のページを公開した。

では依頼者は具体的にどうすればいいのか?という事だが…

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寄せられている質問を「Q&A形式」で答えている。

要点としては…

アディーレから来る、と言われている書面(解除通知)は…
10月13日から順次送付している⇒10月19日まで届いていなかったら連絡して欲しい。

支払った着手金は…
進行度合いに応じて精算する。
(仕事に着手していれば、満額はたぶん戻らない…あたりまえだが)

委任関係が終了していたら(仕事を頼んでいたら)…
大きく、3つの方法がある(書面にも書いてある)。

①自身で対応
②新たに他の弁護士に委任
③弊所所属弁護士に、個人として委任

アディーレに預けた資料や預り金も…そのまま客(依頼者)、引き継ぎ弁護士、個人として委託したアディーレ弁護士に引き継ぐ

その他…

・(規定により)すべての客の契約を解除しなければならないので、このまま業務停止を待つことはできない
※この問題が出た当初は「たった2ヶ月なんだから、それまで待てるのではないか」と思った人もいるだろうが、それはない、ということだ。

・訴訟や裁判の期日が決まっていた場合は、休止か延期(状況は電話で知らせる)

・合意後の支払先がアディーレの場合、アディーレの口座は使えないので、相手先に連絡後、指定口座変更してもらう形になる

・アディーレが辞任することで、債権者から連絡がくる可能性がある、らしい。

など、詳しくは

弁護士法人アディーレ法律事務所 ご依頼者様 各位
 ⇒https://www.adire.jp/

債権者から連絡が来る?

契約解除ということで、ちょっと気になるのが債権者がどう出るか?だ。

Q&Aに…アディーレが辞任(契約解除するということはアディーレが辞任=手を引くということ)することで、債権者から連絡がくる可能性がある、とあった。

これは、和解未了(=和解まで話が進んでいない)の場合、ということらしい。

例えば債務整理の任意整理は、

受任

債権調査

取引履歴開示・引き直し計算

和解交渉

和解契約

支払い開始

という流れで話が進む。

通常は、ほとんど弁護士がやってくれるのだが、どこまで進んでいるかがキモになる。
アディーレとの契約解除後、続きは、当然自身にくる。

※もちろん、個人でも交渉できないことはない。ただよほどの知識がなければリスクは伴う、と言われている。そもそも自分で出来るなら、アディーレに頼まないだろうし…。

和解前なら、速やかに次の弁護士を決めたほうがいいだろう。新しい弁護士になっても、すべての資料はアディーレからその弁護士に渡されるとかいてあるから、事はスムーズに進むはずだ。

新しい弁護士に頼む場合、個人的に…気になる点が一つある。
弁護士を変えるにあたって、かかる費用、だ。

弁護士によって、経費、あるいは諸費用が違う、ということ。人が違えばやり方も違うから当然といえば、当然だ。このことだけは覚えておいたほうがいいと思う。

例えばアディーレは、過払い金請求時の着手金は(完済の場合)無料だが、有料の弁護士事務所もある。引き継ぎをするにしても、そこの部分は、引き継いでもらえるのかどうか、他にかかる経費は、どうなのか確認しておく必要があるだろう。

さらに、取り扱う案件にもよるが弁護士ではなく司法書士でも引き継ぐ事ができるなら、次に頼む先の選択肢は広がるはずだ。

でもやはり、一番いいのは、引き続きアディーレの弁護士に頼むことだろう。幸い、文書内容を見る限り「弊所所属弁護士に、個人として委任」というところがあった。これは可能ということだ。

アディーレの担当弁護士がよっぽど気に入らなければ別だが、引き続きお願いするのがベストだろう。

一応「司法書士、弁護士の違い」の参考サイトとして…⇒借金解決 法律のプロと敷居の高さ



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