アディーレの「1ヶ月限定!着手金返還キャンペーン」実は5年もやっていた?

アディーレ

過払い金の請求といえば、「アディーレ法律事務所」と答えられるくらいこの事務所のCMは以前からおなじみだ。

この「アディーレ法律事務所」が景品表示法に違反したとして、東京弁護士会など3つの弁護士会が「懲戒審査相当」と議決したという。

これから過払い金の相談しようかと思っていた人のために、ちょっと深掘り!

スポンサーリンク



過去にクレジットやサラ金などでお金を借りて、返済した場合、過払い金が発生している事がある。

過払い金は、請求すれば返してもらえるものなのだが、これを知らずに完済から10年が過ぎると法律上無効になり返してもらえない。

その計算方法や手続きなど結構面倒なので、弁護士か司法書士に手続きをお願いするのが一般的だ。

「アディーレ法律事務所」の景品表示法の違反とは

アディーレ法律事務所に限らず、弁護士や司法書士に「過払い金請求」をお願いする場合、もちろん経費がかかる。その中に「着手金」という項目がある。
(仕事を引き受ける)弁護士費用とも言えるものだ。

仕事内容にもよるだろうが、この金額は事務所によっても若干の違いがある。
1件につき2~3万がというところが多い。

アディーレ法律事務所は、HP上で「着手金を全額返還するキャンペーン」を1ヶ月限定としていたにも関わらず実際は5年近く行っていたというのだ。

このことで昨年2月、アディーレ法律事務所は消費者庁に「景品表示法違反」として措置命令を受けていた。※措置命令⇒その行為の撤回、再発の防止を命じる

このことから今月3日、東京弁護士会など3つの弁護士会が
・弁護士法人としてのアディーレ
・石丸幸人弁護士(代表弁護士)
・複数の所属弁護士
に対し「懲戒審査が相当」と議決した、という。

弁護士法人RESTA法律事務所

懲戒審査が相当とは?

「1ヶ月限定」とあれば、確かに“今ここにお願いすれば、2~3万浮くんだな”と思わせる。
でもそれが5年も続いていたら、やはり「表示法違反」

弁護士会(東京弁護士会を含む3つの弁護士会の綱紀委員会)が動くのは当然だろう。

懲戒審査とはその処罰を決めること
「戒告」か「業務停止」「退会」「除名」のいずれかになるらしい。

実質「無料」なので相談者に被害はない。
が、万が一、アディーレ法律事務所が業務停止となれば、現在引き受けている案件に影響が出る可能性が高い。
そう重くなるとは思えないが、同業他社にしてみれば、どうなるのだろう、と気になるのは確かだ。

確かに「着手金全額返金」は、債務者にとっては魅力的だ。
数社から借り入れをしている多重債務者なら、これほど有り難いことはない。

ただ…
これを表立ってうたわれたら「着手金」をもらっている他の事務所は、やりづらいのは確かだ。
全国規模のCMの効果も大きい。
過払い金請求は弁護士にとって「あってなんぼ」の仕事。
着手金がなければ、タダ働きにもなりかねないこともあるのだ。

アディーレ法律事務所は、全国各地に事務所があり、若手の弁護士も多い。
着手金なしでも受け入れるとは、かなり余裕がある事務所とも言える。

もちろん探せば「着手金なし」という事務所は他にもある。

匿名で借金の相談先を比較できる【街角法律相談所】

※「着手金なし」でも「弁護士費用」が別途かかるところもあるので要注意。

記事下アドセンス

スポンサードリンク

フォローする

すぽんさーリンク