止まらない高齢者の事故!来年3月の道交法改正で 認知機能検査がより厳しく!

また高齢者が運転する車で悲惨な事故が起こってしまった。
12日、東京都立川の病院駐車場で高齢者が運転する車が事故を起こし、
2人が亡くなった。

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増え続ける高齢者事故

警視庁のまとめによると、日本全国の交通事故件数は年々減少の傾向だが、
高齢ドライバーの事故件数は逆に増加しているという。

平成27年の80~84歳のドライバーによる人身事故件数は、
平成17年の1.5倍となる10,654件に上った。
中でも85歳以上に絞ると2.2倍の4,241件に跳ね上がる。

近年、高齢ドライバーが起こした死亡事故の多さに驚いた。
・平成27年7月(74歳)
軽乗用車が東名高速を逆走。バイクと正面衝突し2名が死亡。
・平成27年9月(82歳)
乗用車が長野自動車道を逆走。大型トラックと衝突。1名死亡。
・平成27年10月(73歳)
宮崎県で軽自動車が歩道に侵入。歩行者2名死亡。
・平成28年7月(69歳)
乗用車が山陽自動車道を逆走。大型トラックと正面衝突。1名死亡。
・平成28年10月(87歳)
軽トラックが小学生の列に突っ込む。1名死亡。運転者に認知症の疑い。
・平成28年11月(84歳)
病院の玄関付近に乗用車が突っ込む。1名死亡。

事故原因の殆どは、高速道路の逆走か、アクセルとブレーキの踏み間違いだ。

平成29年3月より道交法改正

現行では、75歳以上の高齢ドライバーは3年毎に免許更新時の「認知機能検査」を受けることが義務付けられている。
しかし来年3月からの道交法改正によって、一時不停止や信号無視など、特定の違反をした場合、
臨時に「認知機能検査」を受けることが義務化される。
そして、記憶力・判断力が低いと判定された人は、医師の診断を受けなければならない。
認知症がわかった場合は免許停止・取り消しになる。

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最終手段は、「免許の自主返納」か?

しかし、高齢ドライバーの事故原因のすべてが認知症とは限らない。
やはり、加齢から来る身体機能の低下や、判断能力の低下が事故の大きな要因である事は否めない。
特に判断能力の低下は、自分自身では中々自覚し難いものだし、家族や同乗者の指摘があって初めて分かることも珍しくない。

交通事故を未然に防ぐ最終手段は、車を運転しないことかもしれない。
そこで「あぁ、自分はもう車の運転をするのは危険だな」と感じたら、「免許の自主返納」という制度がある。
・運転免許を返納した者は、「運転経歴証明書を申請することができる。
「運転経歴証明書」は、運転免許を返納した日から遡って5年間の、運転に関する経歴を証明するもので、
これまで安全運転に努めてきた証明や記念の品となるもの。
この「運転経歴証明書」を提示することにより、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店や美術館などで、
様々な特典を受けることができる。
というもの。

しかし、まだまだこの制度を利用する方は少ない。
車が無くなり移動手段が狭まるのが一番の理由だという。

これに対しては、郊外や過疎地などでの移動手段の確保が絶対条件となろう。

そして今後、高齢ドライバーの事故を少しでも減らす為には、自主返納のみに限らず、
自動制御システムを搭載した自動車の開発など、幅広い分野での対応策が必要となるだろう。



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