PR

「ダイナミック琉球」ソロアカペラで始まる甲子園の応援歌が話題に!

社会

今、甲子園で、ある「応援スタイル」が注目を浴びている。

応援歌として歌われる「ダイナミック琉球」を、一人の男子がソロパートをアカペラで歌い、その後全員が大合唱する、というものだ。

いい感じなので、取り上げてみる。

自分の母校は出ない、自分の出身県も負けた、応援したい学校もない…そんな時は、あまり見ない甲子園中継だが…

応援歌「ダイナミック琉球」

13日、「大阪桐蔭」対「沖学園」の試合。
7回の表、沖学園の攻撃。

静かだった沖学園の応援席。そこにいた野球部員で2年の川添公也(ひろや)君が1人立ち上がり、メガホンを口に当て「海よー…」と歌いだした。

ソロパートが終わると、同時にあの独特な指笛が鳴り、吹奏楽の演奏が始まり、それまで静かだった彼の周りにいた野球部員たちが一斉に立ち上がり、同じようにメガホンを口に当て歌いだす…

大勢の男子高校生の歌声が響く光景は、微笑ましく、感動ものだ。

結構流行っている応援歌「ダイナミック琉球」

沖学園の場合、1試合で1回だけ、自分のチームに「勢いを与えたい」「ここぞ!」という時にこの応援歌を使うらしい。

沖学園が4点差で負けていた7回の表、攻撃の時に使われた。

沖学園がこの曲を取り入れたのは今年から。
川添君は「歌が上手い」と中学の時から言われていたらしい。

「ダイナミック琉球 応援」で動画を探すと、結構出てくる。
この応援スタイルは、仙台育英でもやっていて、やはり話題になっていた。

いずれも、最初のソロパートはアカペラ、その後大勢で歌うというパターンだ。

見ているとこの歌は、思い切り歌えて気持ちよさそうだ。
気持ちよさそうだが、甲子園の応援席でシーンとなっているところで一人メガホンで、しかもアカペラで歌う度胸は大したものだと思う。


上手いとか下手とか、そんなこと以上に、応援するという気持ちが、直に伝わってくる。
そんな高校生のパワーに驚かされ、感動する。

これは、甲子園ならでは、といったところだろう。

他の学校で、この曲は使っているがソロパート無し、というところもある。
甲子園、今後出てくるかも…見てみようか、という気になってきた。

ダイナミック琉球とは

応援歌で聞いて、この歌の存在を知った人という人が結構いるようだ。
(私もその一人)

本家と思われる「ダイナミック琉球/イクマあきら」はこちら。


なるほどいい曲だ。

この曲は、応援歌の他に、団体のダンスパフォーマンスでも使われているようだ。

海よ 祈りの海よ 波の声響く空よ

大地踏み鳴らし叩く 島のテークぬ響き

※テーク(太鼓) 歌詞抜粋

応援の場合は、この歌詞の繰り返しのようだが。

が、本家の歌詞も曲も全部聞くと、なかなかいい歌だと思った。