今年のイグ・ノーベル賞は「股のぞき効果」! 日本人が10年連続受賞の快挙?

今年のイグ・ノーベル賞に2名の日本人が輝いた。

立命館大学教授・東山篤規氏と、大阪大学教授足立浩平氏で、
両氏は前かがみになって股の間から後方にものを見ると
実際より小さく見えるという「股のぞき効果」の研究で
「知覚賞」を受賞した。

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イグ・ノーベル賞

1991年創立。
人々を笑わせ、考えさせてくれる研究に
対して贈られる「ノーベル賞」のパロディー。

企画運営するのはサイエンス・ユーモア雑誌
「風変わりな研究の年報」とその編集者の
マーク・エイブラハムズ。

共同スポンサーに「ハーバード・コンピューター協会」
「ハーバード・ラドクリフSF協会」」等がある。

毎年、多い時で10部門が賞に選ばれる。

カテゴリー的には、本家ノーベル賞と同じ部門もあれば
本家に無い独創的な部門もあり
(今年の日本人受賞者の「知覚賞」等)
そのジャンルは多岐に渡る。

尚、今年の栄えある受賞者には
10兆ジンバブエ・ドル(円換算だと約4円)
の小切手が贈られた。

日本は受賞常連国!?

あまり知られていないが、
日本はこのイグ・ノーベル賞の受賞常連国?である。

1991年の創立以来26年間、延べ26回の中で日本人が受賞したのは19回に及ぶ。
2007年からは、なんと10年連続受賞している。

受賞歴は以下の通り

2007年 化学賞
ウシの排泄物からバニラの香り成分
「バニリン」を抽出した研究。
2008年 認知科学賞
単細胞生物の真正粘菌にパズルを解く能力があったことを発見。
2009年 生物学賞
ジャイアントパンダの排泄物から採取したバクテリアを用いると、
台所の生ゴミは質量で90%以上削減できる事を示した。
2010年 交通計画賞
都市のインフラ整備を行う際、
真正粘菌を用いて輸送効率に最適なネットワークを設計。
2011年 化学賞
緊急時に眠っている人を起こすのに
適切な空気中のわさびの濃度発見。
2012年 音響賞
自身の話した言葉をほんの少し遅れて聞かせることで
その人の発話を妨害する装置「スピーチジャマー」の発明。

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2013年 化学賞
たまねぎに多く含まれるアミノ酸を反応させると
「催涙物質」が作られ涙が自然と出てくる仕組みになっている研究。
医学賞
心臓移植をしたマウスにオペラの「椿姫」を聴かせると、
他の音楽よりも拒絶反応が抑えられ生存期間が延びたという研究。
2014年 物理学賞
バナナの皮を踏んだ時の摩擦の大きさの研究。
2015年 医学賞
キスでアレルギー患者のアレルギー反応が減少する研究
2016年 知覚賞
股のぞき効果

この受賞歴を見ただけで、イグ・ノーベル賞とは
何たるかを理解する事が出来るだろう。

股のぞき効果とは?

今年日本の大学教授2名が受賞した「股のぞき効果」。
日本人ならば「天橋立の股のぞき」と言えば分かる筈。

これは、
股のぞきをして景色を見ると天地が逆さまになり、
直立して見た時よりも平らで奥行きが少ない印象を受ける為、
実際よりも小さく見えるというもの。

古よりこのような景色の楽しみ方を知っていた
日本人の感性がもたらした受賞といえるだろう。

今年もいよいよ本家「ノーベル賞」の季節がやってくる。
下馬評では「物理学賞」「化学賞」「生理学・医学賞」
に有力な候補者がいるとのこと。

イグ・ノーベル賞では見事10年連続受賞という
偉業を成し遂げた日本だが、
はてさて「本家」での受賞はなるだろうか?



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