印西市の花火大会、花火上がらず40分過ぎて中止に!誰のせい?

「花火大会」の開始時間を過ぎても
花火がいっこうに上がらず
挙句の果てに、40分も過ぎてから
中止のアナウンスがあった…

これは
印西市制20周年を祝うイベントで
15年ぶりに行われるはずだった
花火大会での出来事だ。

数日後、市は、その中止理由を
「業者の作業遅延のせい」と主張。

その内容に対し業者が反論したらしい。

どんな経緯なのか、ニュースから探ってみた。

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これは「住みよさランキング」5年連続1位で有名な千葉県千葉県印西市(いんざいし)で、起こった出来事だ。

印西市制20周年祝うイベント、15年ぶりに花火が復活!

※「2016年08月25日 20:21」のニュースから抜粋

“印西市の市制施行20周年を記念して「印西花火大会」(市主催)が27日、市内の利根川河川敷で開かれる。”

経済情勢が、厳しいことから2001年を最後に花火大会は、休止していた。
今年は市制20周年の節目。
市は、その節目に、事業費4千万円を拠出。
市民や企業からの寄付(約270万円)も集まり、花火大会実現にこぎ着けた。

当日、時間になっても花火が上がらず…その後中止のアナウンスが…

※「2016年08月31日 10:34」のニュースから抜粋

当日、打ち上げ予定の7時半になっても花火は上がらず、午後8時過ぎには中止のアナウンスが流れたという。
当然、会場に集まっていた大勢の観客から、不満の声があがった。

その後、市のホームページに「花火大会の中止について」の告知はあったが理由はなかったらしい。
取材には「中止理由は現在調査中」と回答。

こんな理由あるか!…あきれた回答だ。

31日の午後…市が中止理由を公表

※「2016年08月31日 17:49」のニュースから抜粋

「印西花火大会」を急きょ中止した理由を当初「調査中」としていた市が「花火の点火装置に異常が発生したことが主因だった」と明らかにした。

さらに理由説明を避けていた理由を「市長コメントを通じて説明する方針だったため」と釈明したらしい。

市の言い分(市経済政策課)

・当日の午後6時すぎ、花火の打ち上げ業者から点火装置の異常が見つかったと市に報告があった。
「装置の上にかぶせていたシートが風で飛ばされ、雨風で異常が起きたのでは」と業者は話しているという。
・機材を運搬するトラックがぬかるみにはまり、一時、立ち往生するトラブルもあった。

この結果、
開始時間の午後7時半になっても花火は打ち上がらず、業者は装置の復旧作業を進めたが、完了しなかった

その後、
・天候が悪化するとの予報が出ていた
・市は約40分後の8時10分ごろ中止を決定、アナウンスした。

ということだ。

市は、業者に
てんまつ書の提出を求めるなど、原因の詳細を調査し、まとまり次第公表するとしている。
これまでが、市の言い分。

要は花火が打ち上がらなかったのは「点火装置の異常があったことを含む、業者による作業の遅延」が原因だったと言っているのだ。

これに対し業者は、9月3日、市の説明に反論している。

打ち上げ場所が最悪な状況だった…

「2016年09月3日 07:11」のニュース

中止理由を一方的に業者の作業遅延のせいと主張する市に反論したのは、花火業者「印旛火工」だ。

業者の言い分

・利根川河川敷(打ち上げ場所)は連日の悪天候で足場が悪かった
搬入車両が入れなかったため、大量の花火を徒歩で運ぶことを余儀なくされた

打ち上げ場所の足場が悪く、思うように作業が進まなかったのは、確かなようだ。

前日
・足場の悪さが予想されたため、前日の26日朝から花火の設置作業を開始
トラックの車輪がぬかるみにはまって近くまで行けなかった。
・スタッフは各車両から50~100メートルを歩き、花火を運んだ。
(花火の重さは最大25キロ)
夜10時まで作業をしても約3割しか設置できなかった、そうだ。

当日
早朝5時から作業開始、スタッフも増員した。
・完了の遅れが確実な情勢となった午後6時15分ごろ、市に「定刻に打ち上げるのは不可能」と報告。
…しかし市は「定刻」を譲らなかった

・作業を続け、開始時間の7時半の20分後の50分ごろ設置が整い、配線などの最終点検に入った
8時10分に市から突然中止を告げられた相談はなかった

あと数分で上げられる状況だった。打ち上げ時間は8時半まであったから、残り15分間だけでもダイナミックな花火を上げられたのに」。同社の担当者は不満を隠さない。

市…「点火装置に異常が発生したと業者が言っている」
業者…「異常はなかった」と否定。

さらに業者の言い分

業者は、今回、設置場所の除草や平らにならす作業もしたが…
主催者が設置場所を整えるのが通常の花火大会」なので他の大会で設置で困ることはない

「市は大会を成功させるための配慮に欠けていた」
「間に合わないと伝えたときに『やれ』と言わず、中止にしてくれた方が良かった」

一方、市は「設置場所がぬかるんでいたことは当日夕方に業者の報告で初めて知った」らしい。

業者はこれらの経緯を記した内容のてんまつ書を内容証明郵便で市に送付した。

…市は業者に損害賠償請求も検討しているらしい。

と、ここまで…※千葉日報が公表しているニュース内容より抜粋


時系列で分かりやすく?分けて、書いてみた。

業者の言い分を、もう少しまとめると…

打ち上げ場所がぬかるんでいて、業者は、前日から作業したにも関わらず設置作業に時間がかかった
本来なら打ち上げ場所の整地は主宰者がやるもの
定刻にあげるのは不可能だといったが、市は「定刻」を譲らなかった。

それでも頑張って7時50分に設置が終わり、あと点検だけというところで、8時10分中止を告げられた。
市が言っている「点火装置に異常が発生」はなかった

ということらしい。

今回の中止の原因は作業の遅延、ということは、わかった。
だが、元を正せば、整地ができてないことから、始まった(業者側の言い分)ようだ。
だが市は、このぬかるみを当日まで知らなかったという。

さらに食い違っているのは、「点火装置に異常が発生」だ。

もし、業者側が言っていないとしたら?

足場が悪くて、準備ができてないとは観客には、いえないだろう。
すぐ近くの市では、花火大会は予定通り行われたらしいし…

だから、こうでも言わなければ、観客に納得してもらえないと思ったのか?
…という勘ぐりも出てくる(あくまでも私的感想です)

さらに市がマズいのは、この報告を速やかに行わなかったことだ。
中止のアナウンス時に原因を言わなかった
その後も「原因を捜査中」といい説明を避けていた

いずれにしても、15年ぶりの花火を楽しみにしていた市民は、待って待って、その挙句、中止とは、たまったもんじゃ無いだろう。

殆ど準備ができていたのなら、時間延長という方法もあっただろうし(野球だって延長あるぞ)、中止ならもっと早めに言うべきだったろう。その場で取りやめ理由を公表し、やむなく延期でも(花火の延期はよくあることだ)観客は納得したろう。

損害賠償請求がどれくらいになるのかは知らないが、少なくとも市にとっては花火代は浮いたんじゃないのか?
と思ってしまうのは私だけだろうか!?



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