キリンの「47都道府県の一番搾り」に問題あり?それ、どこで作ってる?

キリンの「47都道府県の一番搾り」は
日本全国47都道府県の名前が
個々に付いている人気のある缶ビールだ。
※長野県だけは「信州づくり」

今年の夏、業界団体のビール酒造組合に、
この一番搾りの商品名について、
疑問視する声があったという。

どういうことかというと…

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キリンビール「47都道府県の一番搾り」は今年の5月に発売された。
このビールの売りは、本来の「一番搾り」が「47都道府県ごとに味わいが異なる」こと。

原材料に地元産を使い、現地の嗜好にあった味わいにしているので「〇〇づくり」としている。

確かに、そのまま聞けば、「その土地で作られたビール」というイメージが湧く。
が、キリンのビール工場は、全国に9つしかない、のだ。

キリンのビール工場は全国に9つしかないのに〇〇づくり?

キリンビールの工場は全国に9つある。
北海道・仙台・茨城・神奈川・名古屋・滋賀・神戸・岡山・福岡の9工場)

例えば北海道の工場では「北海道づくり」の他「青森づくり」「新潟づくり」(へぇ~以外?!)などを作ってる。

「岩手づくり」「秋田づくり」は仙台工場で作っている。
「信州づくり」は名古屋工場。
「石川づくり」は横浜工場。

「鹿児島づくり」「山口づくり」は福岡工場で作っている。

いずれも、こんな感じで47種類のビールを9つの工場で作っているのだ。
もちろん製造工場は、パッケージにちゃんと明記されている。

問題は、ここで「え?そうなの?」と思う人がいるだろう、ということだ。

消費者が混乱するのでは?

厳密に言えば「9工場(がある地元)以外のビールは地元で生産されていない」。

でも「『〇〇づくり』という名前は『メイドイン〇〇』と受け取れる。

例えば「岩手づくり」は仙台工場でつくっているのに「岩手で作っている」と誤解されかねない。
「これでは消費者が混乱を招く」というのが、業界関係者のクレームだ。


キリンの解決法

酒造組合は(ちゃんと工場名は表記しているため)法律的な問題はない、としている。

が、キリン側は、いろいろと対処しているようだ。

例えば、それぞれの地域に流している動画があるのだが、その動画の一部に以下の文言を加えている。

さらに、来年販売する「47都道府県の一番搾り」は一部名前を変更するらしい。
もちろん9工場がある地元の「〇〇づくり」はそのまま。
他の地域は「〇〇に乾杯」とするそうだ。

このブログでもキリンビールの「一番搾りネタ」は、過去にいくつか書かせてもらった。

松潤、でらうまっ!キリン一番搾りで嵐が出会う9つの方言とは?
嵐CM キリン47都道府県の一番絞り 滋賀県だけ琵琶湖のシルエットの謎!?
一番搾りのCMで嵐が見ているビデオレターがなかなかいい!

個人的には、嵐が出るCMの方に注目していたため、この問題は、あまり気になっていなかった。
が、確かに言われてみれば、そうかもな、という気もする。

なので、キリンの対処の素早さは、さすがだ、好感が持てる。

私は、キリンの一番搾りを飲んで、いつも思う。
このビールの味は、一言でいうと「繊細」だ。

ドライほど軽くない。
エビスほど重くない。
モルツほどの高級感もない。

が「味が繊細で美味い」という意味では、かなり気に入っている。

地方の味を取り込める余裕があるビールなのだ。
うまけりゃ、いいんじゃないか?

名前が変わっても、この味が変わるわけじゃない。
ビールは味で選ぶものだ。

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