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名古屋が最も魅力に欠ける都市に! 「行きたくない都市」ダントツ1位

社会

名古屋市が、あるアンケートで、
「行きたくない都市No1」に選ばれた。

これは、名古屋市が今年6月に実施したアンケートで、
東京23区・札幌・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡の
8都市に住む20~62才を対象にインターネットで調査を実施、
3千人余りから回答を得た。

それによると、
「行きたくない都市No1」は
アンケート主催県の名古屋、
それもダントツだったという。

当の名古屋市民でさえ他都市を「魅力的」と回答

「最も魅力的な都市」と「最も魅力に欠ける都市」を
それぞれ1つずつ選ぶという質問で、
名古屋市が最も魅力的と答えた人は僅か3%。
逆に「魅力に欠ける都市」と答えた人は30%もいた。

そして関係者を最もガッカリさせたのが、名古屋市民自身の考え。

名古屋以外の7都市は、
自分の住んでいる都市を「最も魅力的」と答えたのに対し、
名古屋市民は「東京や他の都市の方が魅力的」と答えた。

いやはや、なんとも自虐的な答えだ。

これに対し、
名古屋市長の河村たかし氏は
「最低だろうとは思っていたが、
これだけポイントが低いのにはびっくらこいた」
と笑うしかなかったようだ。

名古屋城・中日ドラゴンズ・名古屋めし

名古屋から連想するコンテンツとして
上位3つを占めたのが
名古屋城・中日ドラゴンズ・なごやめし。

アンケートでも「魅力的な都市」に選んだ数少ない理由の中で
最も多かったのが「食べ物が美味しい」だった。

それが「なごやめし」だ。

確かに名古屋独特の食文化の中には、
名物も少なくない。

味噌カツ・ひつまぶし・味噌煮込みうどん・きしめん
などはその代表格だろう。

最近ではTVの影響も手伝ってか、
あんかけスパゲッティ・小倉トースト・台湾ラーメンといった、
ニューなごやめしとも言えるものが認知されてきている。

ただ、何れにせよ全国区とまではいかず、
同じように「食べ物が美味しい」と評価された
札幌市(76.9%)福岡市(72.5%)に比べると
名古屋市は52.5%の支持率に止まっている。

名古屋市の魅力

では、名古屋市民自らが選んだ「名古屋市の魅力」とは?

地理的に日本各地への移動が便利・特色ある食べ物が多い・
三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)ゆかりの地ということだが、
果たしてこれが「魅力ある都市」の条件となりうるのかは疑問符がつくところだろう。

余談だけど、AKB48グループのSKE48も、名古屋名物になるのかな?

今回の「都市ブランド・イメージ調査」を実施した名古屋市観光文化交流局によると、
その目的は「名古屋に対して抱かれている魅力やイメージ、
効果的なプロモーションに活用可能な媒体を把握する為」とのことだが、
結果自暴自棄にならなければよいがと思ったのは私だけだろうか?