おんな城主・直虎の小袖は父が着せたかった緋色の辻が花かも?

大河ドラマ

NHKの大河ドラマは、やっと
井伊家の当主直虎が誕生したところだ。
ますます、面白くなっていく予感がする。

ところで直虎が打ち掛けの下に
着ていた小袖(着物)を見て、
気づいた人はいるだろうか。

彼女が着ていたのは、亡くなった父直盛が娘に着せたかった「緋色の辻が花」ではないだろうか、と…
※あくまでも元美容師のカミさんの話です。



直虎の小袖は「緋色の辻が花」…らしい

NHKの公式サイトの中に「おんな城主・直虎の衣装」というページが有る。
そこには直虎の衣装に関する記述があった。

当時、地位のある女性は「小袖(きもの)に打ち掛けをかける」スタイルが基本だったらしい。
だが、直虎の衣装は、活動的な城主としての存在感を出すため「小袖と袴」を基本のスタイルとしたそうだ。

そして「我が井伊直虎である」と家臣の前で言った時、打ち掛けの下に着ていた小袖は、おとわと亀之丞が夫婦となることが決まった時に母が用意した着物。

…そう!あの今は亡き父直盛が娘に「着せたい!」と言っていた、まさしく「緋色」の着物。(※HPには「えんじ」とあったが「緋色」も似たような色)

辻が花とは?NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」直盛の愛

この小袖に「左の肩から下がる一本の白い花」に気づいた人はいるだろうか。
もと美容師のカミさんが言うにはあれが「辻が花」だという。

前にも書いたが「辻が花」は絞り染めの技法とも言われている。
よく見れば花の周りに小さな絞りシワがあるという。

なのでこれは「辻が花」で、そこそこ良いものではないか、とカミさんが言う。
※ちなみにこの「花」の柄、そのものを辻が花と表現する人もいる。

そりゃぁ、NHKだもの、安物や、偽物の着物は着せないだろう。

実は、カミさんは、以前記事にした時、このことを予言していた。
「直虎が城主になったら、大事な場面できっと辻が花の着物を着るよ。お父さんのセリフはその伏線だと思うよ」と。

なるほど、それが今回の場面と言うわけか…。
※あくまでも元美容師のカミさんの話です。




「染の辻が花」の値段は?

ちなみに現在「染の辻が花」の第一人者は「久保田一竹(くぼた いっちく)」さんという人。
※デザインをくらべると、直虎の着物の辻が花は、久保田一竹さんの作品には見えない。

久保田一竹さんの辻が花は「一竹辻が花」と呼ばれる。

その着物の値段は…

それほど安くはないと聞いていたが、楽天で見たら上は400万以上のものから50万前後ぐらい。
以外と幅が広いようだ。

216万の「一竹辻が花」訪問着⇒幻の逸品!≪初代≫久保田一竹!特選辻ヶ花絞り染め訪問着舞花

よく見ると、二代目と呼ばれる人の作品やリサイクル品もある。
リサイクル品と言っても「辻が花」、やはりそれほど安くない。
ま、着物はそもそも高いものだとは思っていたが…。

公式HPでは「辻が花」には触れていない。
…が、もしこれが辻が花なら、直盛もあの世で喜んでいるに違いない。