直虎、あらすじ変更?最初は違っていた小野政次の死!壮絶になった理由とは?

処刑の場、磔にされた正次に、処刑人の二人の槍が正次を刺そうといた時、直虎が突然、槍を持ち、正次の心臓に突き刺す…。

政次が「裏切った家老」で
直虎は「裏切られた城主」。

その役を演じきった二人…

このシーンは、かなり衝撃的だった…

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NHKの大河ドラマ「女城主 直虎」20日の放送後、この衝撃的なシーンについての書き込みが結構多かった。
それほど、あのシーンはすごかった。

「演技」ではあるけれど、まるで真剣勝負…

最初は「我はそなたに何をすれば良い?」と涙ながらに悩む直虎だった。

一晩ずーっと考えて出した結論…「我が送ってやらねば」
それは、彼を、卑怯者扱いし、彼の息の根を止めることだった!
(磔の苦しみを少しでも短くしてやりたい、という気持ちもあったらしい)

周りを欺き、影の力となって直虎を支えてきた。そして今も井伊を救うため身を犠牲にいている幼馴染に
「地獄へ落ちろ! 小野但馬、ようもここまで我を欺いてくれたな!」と睨みつける。
「日の本一の卑怯者と未来永劫語り継いでやるわ」

それを聞いた正次は震えながら笑顔になる。
「もとよりおなご頼りの井伊に未来などあると思うのか。生きぬけるなどと思うのか。やれるものならやってみよ。地獄の底から見届け…」そう言って正次は、死んだ。

その言葉の裏にある、お互いが伝えたかったこと

「日の本一の卑怯者と未来永劫語り継いでやるわ」と言うことで、直虎は正次の本懐を理解したと伝えた「お前のおかげで、今後井伊は、持ち直すよ」と。

そして「地獄の底から見届けてやる」と憎まれ口で応戦する正次の心は「おとわ、頑張って井伊を盛り上げてくれ、見守っているからな」と…もう、それを思うだけで涙が止まらない。

この二人の言葉は、後の井伊家を守るための最善の言葉だ。
最善とはいえ、なんと辛い言葉だろう。

ちなみに高橋一生は、このシーンのために5㌔体重を落としたらしい。

直虎も辛いが、なつも可愛そすぎる

正次は、弟の妻で未亡人のなつとその子供とともに暮らしていた。なつは、正次に想いを寄せていたが、正次の想い人は直虎と思っていたので、これまで側にいることしかできなかった。

前回、正次は井伊の殿様になっていたが、徳川に城を明け渡すことで、全てが終わる、そしたら一緒にならないか?となつに言っていた。

今回、正次となつの二人きりのシーン。なつの膝枕で幸せな一時を過ごす正次…このドラマでほぼ初めてと言っていいほどの彼の無防備な笑顔が印象的だった。

正次が死んだとわかったら、なつはどれだけ悲しむのか…その気にさせていなくなるとは…正次はひどい男だ。(と、カミさんが怒っていた…泣きながら)

白い碁石の意味

龍雲丸が正次から受け取り、直虎に渡した白い碁石…。
この碁石は(なつが正次の着物から見つけた)なつにとってはジェラシーのもとでもある石だったが…

これまで直虎と正次は二人は、何か策を練る時は碁を打っていた。ついこの間「もうじき陽の光の下で打てるようになる」と言っていたことも、今となってはまぼろしのようだ。

だから、その碁石にこめられた死を覚悟した正次のメッセージがあるはず…それを知ろうとする直虎。
ヒントは、龍雲丸の言葉と正次の言葉「小野の本懐」「忌み嫌われ井伊の仇」にあった。

そして…南渓が引導を渡しに行くと言う言葉を聞く。
答えが出たのだろう、無表情のまま磔場に向かう直虎。

あらすじが変更になった?

実はネット上には、ネタバレを書いているサイトが幾つかあり、私も読んでいた。正次が磔で死ぬことは知っていて、正直20日は、そのシーン見るのが怖くて、翌日やっと見た次第。
が、よくよく考えてみると、ネタバレがあるということはすでにドラマの内容は、どこかで発表されていた、ということに気付いた。

なんと、直虎のノベルライズ(小説化)が出ているらしい。

だが…

今思い出すと、とあるネタバレサイトには、直虎が正次を槍で刺すとは書いていなかった。確か正次の磔の時間は直虎が井戸のところで正次のことを思いやっている時、数珠が切れ、正次が亡くなったことを知る、とあったような…確か予告動画?でも数珠が切れてなかったか?あれ?いつの動画だ?

直虎のノベライズでも正次の死に方について詳しく書いてないため、一部では「正次は死なないで生き延びる」という予測をしていた人もいたらしい。ま、その可能性は無くなったことになるな。

プロデューサーによれば…

脚本の森下佳子さんも「こうしよう」と考えて、理屈の上で、あの(処刑の)シーンを決めたわけではないと思います。森下さんの中で2人の関係を紡いで、積み重ねていったらこうなってしまった。

政次最期のシーンについて
、森下さん(脚本家)と事前にそこまで細かくは打ち合わせをしていなかったんですが、私も森下さんも「処刑場に行って、直虎がお経をあげる」とかかな、と思っていました。

でも、書いているうちにああいう形になったそうで。

ある日の夜に初稿が私のところに送られてきて、読んだ後、大泣きしてしまい……。その後、急激に眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまいました。これは受け止めきれない、と。

…いつもは淡々と仕事をこなしているスタッフが、台本を読んだ後わざわざ私のところに「これはすごい」と何人も感想を言いに来たんです。その反応を見て、「ならば、この形でまっとうしてもらおうか」と思いました

※ aera.dot. より抜粋

今までの流れの中で、結局こうなってしまった、ということらしい。
それにしても、、壮絶なシーンだった…。

おまけ…

龍雲丸の言葉など良かったセリフをピックアップ

小野正次を助けるために牢屋に忍び込んだ龍雲丸。
だが、小野は結局、井伊家を守るために断ってしまう。
それでも納得できない龍雲丸。

「このままいきゃ、あんたは井伊を乗っ取った挙句、罪人として裁かれるってことだろ!悔しくねえのかよ!井伊のためにって、あんなに!誰よりも!駆けずり回ってきたのはあんたじゃねえか!」

「それこそが小野の本懐だからな。忌み嫌われ井伊の仇となる。おそらく私はこのために生まれてきたのだ」…なんと悲しい言葉だろう。

「忌み嫌わられるために生まれてくるなど、そんなふざけた話があるか!」という直虎の言葉がしみる…。

「お前に何が分かる!政次は幼いときから、家に振り回され、踏みつぶされ、それの、それの、何が本懐じゃ!」

幼い時から彼を見ている直虎にとって、彼の生い立ちや性格を誰よりもわかっている直虎だからこそ、その言葉に腹が立つのだろう。

そして龍雲丸は言う。

井伊ってのはあんたなんだよ!あの人の井伊ってのいうのは、あんたのことなんだよ。小野って家に生まれたことで振り回されたかもしれねぇ。辛い目に遭ったかもしれねぇ。けど、その気になりゃ、そんなもんは放り出すことだって、できた。あの人なら、井伊をひねり潰すことだってできたはずだ。そうしなかったのは、あの人がそれを選んだからだ!あんたを守ることを選んだのは、あの人だ。だから本懐だって言えるんでさ!」

龍雲丸の言葉はは、直虎を黙らせた。そして「守ってくれ、などと頼んだ覚えは一度もない!」と叫んで直虎はいなくなった。

いまさらですが…「家」の繋がりおさらい

今川家は大名。
井伊家は領主。
井伊家は生き延びるために今川家の家臣になった。
小野家は井伊家の筆頭家老だが、今川家の目付け。

今川家の無謀な扱いや理不尽な命令(お下知)に苦しむ井伊家。
筆頭家老の小野の行動は、井伊家の家来たちには胡散臭いものでしかなかった。

長い間幾つかの犠牲と幾つかの困難を乗り越え、今、その因縁がついに、はれようとしている矢先のこの出来事だった…



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