人々の音楽離れが深刻?たとえ無料でも音楽は要らない?

今、老若男女を問わず、
音楽を聴かない人々が増えている。

新曲が出ても、興味を示さないのだ。

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音楽離れはメディア環境の変化だけでは無い?

ここ数年、音楽業界ではあまり景気の良い話を聞かない。
特にCD市場の不調は深刻だ。

これは、
スマホの普及に伴う音楽ダウンロード
などのメディア環境の変化が
大きな要因だとする一方、
聴取者の「音楽離れ」が進んでいる
のではないかという意見がある。

ここに、日本レコード協会が表した
「音楽メディアユーザー実態調査」
というデータがある。

新曲への関心の度合いを

1.有料聴取層
音楽を聴く為にCDや有料音楽音源を
購入したり、お金を支払ったりした
事がある。

2.無料聴取層
音楽にお金を支払っていないが、
無料動画サイトやテレビなどで
新たに知った音楽を聴いた
経験がある。

3.無関心層(既知楽曲のみ)
音楽にお金を払っておらず、
以前から知っていた楽曲しか聴かず、
新曲は聴かない。

4.無関心層
音楽にお金を支払わない。
特に自分で音楽を聴かない。
音楽には全く無関心。

の4つに分類し、
自分に最もあてはまる選択肢を
選んでもらった。

有効回答数は2,000余り。

結果、2013年までは
徐々にだが1が減り
3と4が増える傾向にあった。

それでも、1+2の、
新曲に多少なりとも興味を示す
割合が半数以上を占めた。

しかし、2015年には
3+4が1+2を逆転し、
過半数以上を占めてしまった。

これはとりもなおさず
「新曲には興味が無い人々が増えた」
「既存の音楽で満足している」
ということを表している。

年代別にみると、30才代以上の

いわゆる中堅層以降の新曲離れが
顕著だった。

かといって学生や20才台が
新曲を聞いているかというと、
こちらもやはり微減となっている。

全体的に「新曲の売れ行き」は、
減っているのである。

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音楽無関心層の増大

音楽産業の発展=新曲が売れる
ことに他ならない。

つまり「1」を増やすという事だ。

今回の調査では、
音楽無関心層を「既知曲のみで満足」
という3と、「全く無関心」な4に
分類していたがこの「4の無関心層」が、
音楽業界にとっては由々しき問題
である。

「3の無関心層」はまだ、興味のある
新曲が出てきた場合2や1に
移行する可能性がある。

何故なら、
まだ多少なりとも音楽との接点を
持っているからだ。

然しながら、
音楽との接点を持たない「4」には
その可能性が非常に薄いといえる。

そしてこの「4」の層が、
2015年は2013年に比べて倍増
しているのだ。

この「音楽無関心層」に、
如何にして音楽への関心を
持たせるかの方策を考える事が、
最大にして急務であろう。

そして、今後の音楽産業の
行く末を決めるエポックメーキング
となるのかもしれない。

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