「高嶺の花」のプーさん語録 第1話「いい女だ」

ドラマ「高嶺の花」は面白い。
特に印象的なのは、風間直人が月島ももに対して放つ言葉。

彼の意外な言葉には、ちゃんと説明もつく。

初回の「いい女だ」は、かなりインパクトがあったのでネット上でも話題になっていた。

このドラマは、この「プーさん語録」に焦点をあてて見ていくことにしよう、と思う。

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今度のドラマ、石原さとみが出るとあって、かなり期待していた。

あの野島伸司脚本なら、なおさらだ。
独特の世界観がある野島伸司の作品を彼女がどうこなすのか…と思っていたら、想像以上だった!

プーさん語録とは

「高嶺の花」の魅力

彼女にしか出せない「月島もも」の空気。
彼女の華道家としての顔と直人たちに見せる顔は、まるで真逆だ。そこに秘められた家元という縛りの中で彼女がもがいている姿。

このドラマで、演者としての彼女の才能が爆発している…そんな気がしている。

そして、今回、月島ももの相手となる、自転車屋の風間直人役の峯田和伸。彼もまた、不思議な空気を持っている、というか、そんな役がらを自然にこなしている。

そして、このドラマの特筆すべきポイントと思われるのが「彼の不思議な言葉」だ。

意外な言葉をポンと出し、皆があぜんとする中、ぞの言葉の意味を語る。

野島伸司っぽくてゾクゾクする。

このブログでは「プーさん語録」(と、勝手に決めた)として書き留めていこうと思っている。

第1話「いい女だ」

月島ももが、借りた服を返しにきた。風間直人とその友人たちと喫茶店で話しているシーン。

彼らに気を許したももは、自分が「(なんちゃって)バツイチだ」と言う。

結婚式当日、結婚相手である古池拓真から別の女性を妊娠させたと告白され、結婚が無しになってしまったこと、自分がおかしくなったこと、そんなことがあっても、未練がましく、古池に会いに行って付きまとい禁止で、警察に捕まった事などを告白。

すると突然風間が「いい女だ」という。
ももは「はぁ?」と聞き返す…

「だって相手を嫌えない、憎めないんですよね。そうできたら、楽なのに…。」

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その意味を風間が白板に描いて、説明する。


直人の母親が生前、直人に恋愛指南をしてくれた時「こういう人がいい女」だと、教えてくれたらしい。

「自分が傷つけられた時、怒る人と、哀しむ人がいます。」
「怒る人は、憎む人です。」
「自分は棚に上げて、相手をただただ攻撃する」
「ヒステリックに声が大きくなる」

「哀しむ人は、愛の人です。」
「静かに、ただ時を止めて悲しみます」

「愛と憎しみ 愛憎、愛憎半ばなんて言葉があるけど…。」
「愛してたら、憎まない、憎めないんです。あなたのように。」

「あたしのように?」とももが言う。

直人は「それは、ちゃんと愛がある、いい女、だからなんです」と言う。

「あたし、いい女なの?ストーカーよ」と、ももが聞く。
「いい女よ」「滅茶苦茶いい女だよ」「すげ~いい女」と直人の友人たち言う。

ももは直人に聞く。
「本気で言ってる?」
「もちろん!」
と自信をもってうなずく直人。

 

「いい女だ」と言う言葉には、少しなまめかしいイメージがある。
漢字で書くと「好い女」だろうか。

だが、直人が言うと「良い女」に聞こえるから不思議だ。
「哀しむ人は、愛の人です。愛してたら、憎まない、憎めない…」
これは、ぐッとくる。

まとめ

野島伸司は、こういうのが得意だ。

例えば、2010年のドラマ「101回目のプロポーズ」では

「僕は死にません、貴方が好きだから…あなたを幸せにしますから」
「僕は誓う、50年後の君を今と変わらず愛している」

は、あまりにも有名。
その年の流行語大賞になった(らしい)。

決して、キザなセリフではない。
と言うより「自然で、素敵な言葉」なのだ。

他にも彼が脚本を書き、話題になった有名なドラマのフレーズは多い。

その彼が、今回のドラマでも「プーさん語録」でその手腕を遺憾なく発揮している、と感じる。

今後も注目したい。

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