ら抜き言葉が多数派に! 10代の76%は「見られた」ではなく「見れた」

文化庁の「国語に関する世論調査」によると、
「見られた」「出られた」ではなく
「見れた」「出れた」という、
いわゆる「ら抜き言葉」を使う人が初めて多数派になった。

特に10代では76%が「見れた」を、
61%が「出れた」を普段使いしている事が明らかとなった。

スポンサードリンク


ら抜き言葉

「書く事が出来る」を短く言うとすると「書ける」となる。

これは文法上正しい。

しかし「食べる事が出来る」を短く言う
「食べれる」は文法上間違いとなる。
正しくは「食べれる」だ。

同様に「見る事が出来る」も
「見れる」ではなく「見られる」となる。

これを難しく言うと、
「書ける」は可能動詞といい、
これが出来るのは「五段活用(あ~お行まで全てで活用する)」
する動詞だけだ。

誰もが昔、耳にした
「書ない・書う・書ます・書とき・書ば・書」というあれだ。

だが、「食べる」というのは「下一段活用動詞」という分類に属する為、
助動詞である「られる」を使い、「食べられる」としなければならない。

「文法ありき」ではなく「言葉ありき」?

前述の文化庁の調査によると、
「今年は初日の出が見れた」という人は48.4%で
見られた」の44.3%を上回った。

そして、10代では8割近くが「見れた」を使っていた。

文法上は間違いでも、言葉上使っている人がそれを上回ってしまったら、
それはそれでもう正しいのかもしれない。

「こだわる」は「良い意味」に

よく「あの店は素材にこだわった料理を出している」
等という言葉を耳にするが、
本来「こだわる」というのは「小さなことにこだわる」とか
「いちいちこだわる」とか、
どちらかというと悪い意味で使われる言葉だ。


しかし、最近では良い意味での
「こだわり」に変わって使われてしまっている。

そしてそれが市民権を得た言葉となっている。

このように、時代と共に変わるのが言葉の常と考えると、
「ら抜き言葉」も市民権を得た正しい表現になる日が近いのかもしれない。

万能語「やばい」

現代で不思議な言葉の代表格といえばやはり「やばい」だろう。

勿論本来の意味は「危ない」とか「不都合な状況」

だが、現代の「やばい」は、それプラス「魅力的」や
「最高」といった、真逆の意味にも使われている。

老若男女問わず使われ、
そして理解されているなんとも不思議な言葉だ。

そして、便利な言葉でもある。

この言葉をつけると、
その言い方次第で、ほぼ全ての感情が表現できてしまう。

最初こそ若者が使っていた言葉だが、
今ではいい年のおじさんさえも「この酒やばい!」とやっているようだ。

言葉は時代と共に変化している。
それが良い事なのか悪い事なのかは、
きっと後世の人々の判断に任せるしかないのだろう。

記事下アドセンス




フォローする

すぽんさーリンク



ら抜き言葉が多数派に! 10代の76%は「見られた」ではなく「見れた」