山岳遭難のヘリ救助5万円!は妥当?埼玉県の条例改正案で…

登山者が遭難した場合、ヘリコプターが救助に向かう場面はニュースでよく見るが、この場合お金がかかるのか、かかるとしたらいくらなのか、知っているだろうか?

埼玉県では「山岳遭難した登山者が県の防災ヘリコプターで救助された際、5万円程度の手数料を徴収する」という県の条例改正案が審議されるそうだ。

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埼玉県には日本百名山が3つある。

・甲武信岳(こぶしだけ)2,475M
・雲取山(くもとりやま)2,017M
・両神山(りょうかみさん)1,723M

程々の高さで、登山人気があるのはうなずける。
そんな埼玉県だが年間、山岳救助での出動が10~35件ほどあるらしい。

埼玉県の「ヘリ救助5万円を徴収する条例」とは?

救助ヘリの出動費用は都道府県などの予算から出ている。
本来「山岳救助は公的サービスなので、救助した人に請求することはない」そうだ。

だが、埼玉県で「山岳遭難した登山者が県の防災ヘリコプターで救助された際、5万円程度の手数料を徴収する」という県の条例改正案が審議されるそうだ。

埼玉県の防災ヘリは3機。
山岳救助での出動は、年間10~35件ほど。

5万円は燃料費相当
この徴収は「無謀な登山を抑止する」のが目的だ。
2018年1月の施行予定。

ヘリコプター5万円…安いの?高いの?かかるの?かからないの?

調べてみるとその背景は結構複雑だ。

国内で救助で使われるヘリコプターは「警察」「消防」「自衛隊」「民間」の4種類ある。
遭難事故の場合、警察ヘリか防災(消防)ヘリのどちらかが救助に向かう。

ただし、このヘリは山岳遭難救助だけに使われるわけではないから、もし他に出払ってたら救助に行けない。
天候、遭難場所によって飛べないと判断される時もある。

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そんな時に使われるのが「民間ヘリ」だ。
※自衛隊ヘリの出動は、県知事の要請が必要なので、警察、消防、民間のヘリが使えない場合、出動する

「警察」「消防」「自衛隊」は救助費用がかからない。
※「警察」国民の命を守るという警察法があるため無料
※「消防」出動費用は都道府県などの予算

…が、民間機を使う場合は遭難者が負担する。

1時間あたり465,000円(※東邦航空の場合)
行方不明などで時間がかかれば…恐ろしい金額になる可能性は高い。

当然、要請ヘリは選べない!

なので、遭難した時「警察か消防のヘリをお願いします」と言った人もいたらしい。
が、指定は出来ないそうだ。

それはそうだろう。
救助に向かうヘリは、その時の状況を考慮して出動する。
命の危険を考えたら、値段どころではないのだから。

最近は、「疲れた」など、怪我や病気にもならない緊急性のない救助要請があるという。
警察ヘリや防災ヘリの出動は無料といっても実際、民間ヘリと同じくらいの経費がかり、それは税金で賄われている。

※ jRO 日本山岳救助機構合同会社 ヘリコプターレスキュー参照 
http://www.sangakujro.com/

自分は残念ながら登山には興味がないので、考えたことなどなかった。
が、調べて、結構勉強になった。

遭難した時ヘリの出動費用…結構すると聞いていたが、とりあえず無料だったとは…。
でも私達の税金がそこで使われているとは…

そして、運が悪ければ、遭難者自身に高額かかる…

そう考えると、5万ぐらい負担してもらうことぐらい構わないのではないか?
と、この条例に賛成したくなるが、どうだろう。

何れにしても安易な登山や無理な登山は、かなり迷惑がかかるということを、と登山者の方々には自覚していただきたい。

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