桜島で爆発的噴火~噴火警戒レベルが2から3へ

2月5日午後6時56分頃、
九州鹿児島市桜島の昭和火口で
爆発的噴火が確認された。

気象庁によると、マグマ噴火とみられ
噴煙は約2,200mの高さまで上がった。

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桜島の噴火は昨年9月16日以来、約5カ月ぶり。
これにより、同庁は噴火警戒レベルを2から3に引き上げ、火口から2キロの範囲で噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。

噴火とは

マグマなどの火山物質が地表に噴出する現象。

若しマグマが地表に見えなくても、火山爆発が起こり基盤の岩石などが吹き飛ばされれば噴火とみなす。
マグマの性質によって規模や様式に様々な種類がある。

噴火の仕組み
火山の噴火の仕組みは、大きく分けて3種類ある。

1.マグマ噴火(今回の桜島の噴火がこれ)
通常、一般的にイメージされる噴火と呼ばれる物。
地下深くにあるマグマが徐々に地表付近に押し出され、地上に出てくる。

粘り気の強いマグマでは、含まれる水分などが水蒸気に変化してマグマを吹き飛ばし、爆発的な噴火を起こしやすい。
粘り気の少ないマグマは、水蒸気が発生しても抜け、やすいため激しい噴火にならず、穏やかにマグマが流れ出す事が多い。

2.マグマ水蒸気噴火
上昇してきたマグマと地下水などが直接ぶつかることで起きる。

水とマグマ、両方とも多量だと、爆発的に気化した水蒸気がマグマや周囲の岩石を吹き飛ばし、場合によってはマグマ噴火以上に激しい噴火になる。

3.水蒸気噴火御嶽山の噴火がこれ)
マグマに熱せられた地下水が水蒸気に変化して起こる。

水とマグマは直接ぶつからないので、噴火の規模は比較的小さくなりやすい。
しかし、前述の2つの噴火に比べて前兆が少なく事前の予測が難しい。

噴火警戒レベルとは

火山活動の状況に応じて警戒が必要な範囲と、防災機関や住民がとるべき防災対策を示したもの。
危険順位に応じて5段階に分けられる。

レベル1 活火山であることに留意
火山活動はほぼ静穏だが、火山灰を噴出するなど、活動状態に変動があり火口内では生命に危険が及ぶ可能性がある。
火口内では立ち入りの規制をする場合がある。

レベル2 火口周辺規制(2015年浅間山など)
火山火口内やその周辺部で生命に危険を及ぼす火山活動が発生した、またはその恐れがある。
火口周辺は立ち入りが規制される。

レベル3 入山規制(2014年御嶽山・2015年箱根山・2016年桜島
生命に危険を及ぼす火山活動や噴火が発生し、またはその恐れがある。
状況に応じて登山禁止や入山規制などが行われる。

レベル4 避難準備(2000年三宅島・2015年桜島
居住地域に重大な被害をもたらす火山活動や噴火が発生すると予想され、その可能性が高まっている。
災害時要援護者は避難する。危険な地域では他の住民も避難の準備を行う。

レベル5 避難(1986年伊豆大島・1991年雲仙普賢岳・2015年口永良部島
居住地域に重大な被害をもたらす火山活動や噴火が発生した。あるいはその恐れが高く、切迫した状態にある。
危険な地域では全ての住民が避難する。

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