高井戸署、無実少年に自白強要!高校なんか行かせねえ!録音されていたその内容とは?

一昨年12月、高井戸署(東京都)の警察官が、ある少年の供述を元に別の少年二人を「万引きに関与した」として、任意の事情聴取をした。その際の取り調べで警察官は、否定する少年に対し「てめえ高校なんか行かせねえぞこら」などとと言い自白を強要していたらしい。東京弁護士会と父親らが記者会見で、当時事情聴取を受けていた少年が録音した音声を公開したことで、明らかになった。

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事の発端

2015年12月に万引きの疑いをかけられた少年が、同級生の二人から万引きすることを強要された、と話した。高井戸署では数日後、その「万引きを強要した」とされる少年二人に事情聴取をした。時間は約2時間、取り調べを受けた、少年の一人は、その事情聴取を録音していた、という。

その内容は威圧的で、「自白の強要」が伺える内容だった。

その少年の父親の要請を受けて、東京弁護士会は、高井戸署に警告。記者会見では、その当時の音声が流された。

少年は、万引きに関わっていないと、否定するが…

少年は万引きに関与していないと否定したらしい。

すると取り調べ官は「お前の発言次第じゃ、俺はお前の首をたつぞ、悪いけど。…学校じゃねえんだぞここは、おら。高校なんか行かせねえよお前。お前の言い方次第じゃやってやんぞ」と言ったらしい。

さらに「もう一人の少年は、関わったと言っている」として…

「向こうは反省、ごめんなさいができている。てめえだけなんだよ。お前おちょくってんのかお前。じゃあお前だけ事件として取り上げるぞ、悪いけど」と逮捕する、というようなことも言っている。

その後、別の取調官になり、

「俺たちはお前にチャンスを与えているだけの話だから。チャンスがいらないんだったら逮捕してろう屋に入れ、じゃあ。お前の人生終わりだからな。高校も行けないから。訳のわからないこと言ってんじゃないよ、いつまでも。このやろう。わかったか」

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お前と友達人生終わりだから。高校も行けないから。窃盗罪をおわせといて、お前たちがぬくぬくできると思ったら大間違いだよ、てめぇらこそ地獄を見せてやるよ、あぁー」

「俺を怒らせんじゃねえよ。この野郎いつまでも」

もう二度としません許してくださいと言わない限りは高校行けねえから、いいな」

結局少年は、関わりを認めたという。

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だが、父親に「やっていない」と告白

少年は、迎えに来た父と警察官の前で「すみませんでした」を罪を認めたものの、警察を出てから「俺はやっていない」と父に告白、胸にレコーダーがあることを告げたらしい。(父親がもたせた、という話もある)

もう一人の少年も、否定したものの似たような状況だったらしい。
「やっていなくてもやったと言わなきゃいけないんだ」
「ここでそれしか答えはないんだ」とあきらめたと言っていたそうだ。

録音していなければ泣き寝入り!

警視庁によれば、結局、事情聴取を受けた少年二人が万引きに関わったとは確認できなかったという。

東京弁護士会は高井戸警察署に“少年を乱暴な口調で萎縮させ供述を迫っている。重大な人権侵害”だとして警告を行った。

父親によれば、「事情聴取が終わったあと、息子の服は泣いた涙や鼻水で汚れていて、私の前では『俺はやっていない』と話しました。記録していなければ泣き寝入りするしかなく、こうしたことは二度と起きてほしくないです」と話していたという。

音声を公開した理由については

「別の少年の虚偽の供述だけで典型的な見込み捜査をして2人を巻き込み、1人が認めたと大声で脅迫して自白を強要する最悪の捜査手法だ。音声を明らかにすることで再発を防ぎたい」と言うことだった。

警視庁は2人の両親に謝罪

この取り調べを行ったのは50代男性警部補と、40代男性巡査部長。警視庁はこの二人を注意処分とし、少年の両親に謝罪したらしい。

「不適切な言動があったのは事実で、真摯(しんし)に受け止め、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

以上、NHKニュース、日テレ24、抜粋・参照

本当に、父親が言うとおり「記録していなければ泣き寝入り」だろう。
(警視庁の調べて二人は無実)「万引きを強要した」と決めつけられ、この威圧的な取り調べは、かなり理不尽だ。少年やその家族の怒りは、計り知れない。

犯罪の事実ありきなら警察の厳しい取り調べは、ある程度必要なことはわかる。が、一証言(一方的な証言)だけでこういう威圧的な取り調べが行われ「やっていなくてもやったと言うしかない状況」を警察が作っていることは大きな問題だ。

もしかしたら、高井戸警察署には、無実なのに「やりました」と言わされていた人が、他にもっといるのではないか、と思わずにはいられない。

問題の警察官に警視庁は「注意処分」を言い渡したらしいが、なんとなく軽い感じがするのは私だけだろうか?

※警察官への懲戒処分

・免職 >停職>減給>戒告
・訓告(戒告よりも軽い処分)>本部長注意>厳重注意>所属長注意

どの部分の注意処分かは分からない。ま、いろいろ事情はあるのだろうが…

いずれにしても、見えないところで、こういうことが行われていることを知る良い機会だった。
この父親と東京弁護士会に拍手を送る。

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