トンズランス菌に注意!その円形脱毛症、白癬菌(水虫?)が原因かも!

「白癬菌」と聞けば水虫を連想する。通常、足に現れる症状と思いがちだが、実はこの菌、足以外でも感染するそうだ。

水虫、たむし、インキン…と色々呼び名があるこれらの皮膚疾患はすべて白癬菌が原因。細かくいえばそれぞれ菌の名前があるらしいが要はどの部位に出るかで呼び名が変わっている、ということらしい。

今回問題になっている「トンズランス菌」は皮膚の接触で感染するため、格闘家は要注意!ということだ。

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「トンズランス菌」とは

この菌は、「トンズランス菌」(トリコフィトン・トンズランス)という名前が付いている白癬菌(水虫もその一種)。これを「たむし」と表記している記事もある。

皮膚や髪の毛のタンパク質(ケラチン)を栄養としているので、主に頭や、顔、胴体、手足に寄生するという菌なのだ。感染力が強く、皮膚同士の接触で伝染るらしい。

ということは…そう、格闘技をしている人は要注意だ。

「トンズランス菌」の症状

症状
・赤い点から直径1~2センチの輪のように広がる
・かゆみや痛みは無い
・かさかさになる

頭部にできた場合は、かさぶたが出来る。かさぶたとともに髪の毛も抜け落ちることもある。※毛根が壊れるほどの症状であれば、毛は生えてこないので、一見、「円形脱毛症」と勘違いされることもあるらしい。

ちなみに…
ストレスからくる「円形脱毛症」の場合は、その原因となるストレスがなくなれば、また毛が生えてくる。※なお人によって症状は異なる。

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格闘家に多い「トンズランス菌」保持者

柔道・レスリング・相撲などの格闘技で接触し、感染する事が多い。
(2000年頃、国際試合で外人選手から日本人選手に感染したことが流行の始まり?と言う話も)

今年5月「本感染症(トリコフィトン・トンズランス)が再び流行の気配」というお知らせを出したのは日本柔道連盟だ。

2016年の調査では本感染症が再び流行の気配をみせています。また、治療しないままに練習や試合に出場している事例も多く報告され、本感染症に対する選手や指導者、父兄の姿勢が問われています。現在、全日本柔道連盟主催大会を始め、多くの大会の出場規定にはトンズランス感染者の出場可否に関する事項が明記されており(取扱いに関しては大会主催事務局などに問い合わせください)、努力の成果を大会で発揮できなくなる可能性があります。※日本柔道連盟HPより抜粋

柔道の試合を例に取れば…

・保菌者と試合⇒相手に感染⇒自宅⇒相手の家族に感染
・保菌者⇒畳⇒次の競技者に感染…

という経路が考えられる。

柔道をしない子供や奥さんが感染する可能性もあるのだ。かゆみなど、自覚症状があまりなく、大したことがない、と思って放置されることも多いという。

増加傾向にあり

都内の大学柔道部選手の検診では、昨年度は953人中、感染者は74人いたらしい。陽性率は約8%で過去5年間で最も高かったという。なので、全体的に増加しているとみられるそうだ。

予防法

予防法…まめにシャンプ-、着ているものの洗濯、競技場の掃除をする
治療法…病院に行く、正しい塗り薬・飲み薬を使用、専用のシャンプーを使う

「トンズランス菌」は、放置しておくと、治りにくくなるそうだ。

首とか、背中に赤みの部分ができて、そこがカサカサになっている場合や頭になんか、かさぶたできたな?と思っても、たいしたことないや、と放っていたら…なかなか治らないな…と思った時には、家族に感染した後かもしれない…



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