アンナチュラルの「沢口靖子」などの「他ドラマ援用」は脚本家の技…探してみた!

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回をおうごとに話題になるTBS金曜ドラマ「アンナチュラル」。このドラマの楽しみ方はいろいろあるが、フリークの間では、脚本家が意図して入れていると思われる他のドラマの「援用」を見つけるのが話題になっているらしい。

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有名なのは「沢口靖子は忙しいの」。これを聞いた時”他局のドラマなのに、今はこういうのもありなんだな”と感心した記憶がある。

援用は、イメージを端的に表現する方法

このドラマの脚本家、野木亜紀子さんによれば「沢口靖子」は「イメージを端的に表現する」為に援用したらしい。「援用」=自分の主張の助けとするため、他の意見・文献などを引用したり、事例を示したりすること※コトバンク

「胃の内容物を調べるっていうと、皆は『科捜研で調べるんじゃないの?』と感じると思う。でも実際のところ、科捜研は順番待ちだし、そこで全部が全部処理されているわけじゃない。そのイメージを端的に表現するためには『沢口靖子は忙しい』が最適だと思いました」※スポニチより抜粋
胃の内容物、科捜研、順番待ち、などをイメージさせる言葉が「沢口靖子」だった訳だ…なるほど、確かに。

他にもある「援用」

科捜研=「沢口靖子」と並んで、検視官=内野というのも結構有名だ。
過去5回の放送で「援用」と思われる部分をちょっと探してみた。

・カオナシ…千と千尋の神隠し
久部が「中堂さんてどういう人なんですか?」と東海林に聞くと「さわらぬ神にたたりなし、『カオナシ』みたいなもん」と答える。
・ボーンズ博士…アメリカの犯罪捜査ドラマシリーズ「BONES」
依頼を受けた突然死の男性と同じ職場の女性も翌日死亡した。そっちの遺体はすでに荼毘に付されていた事に対して…
ミコト「なんで火葬しちゃうかな…お骨じゃ無理、骨だけじゃさっぽりわからん」
東海林「骨だけでもさ、ボーンズ博士なら何でもわかるよ」
ミコト「へぇ~じゃあ、その天才博士をテレビの中から連れてきて」

第2話

・内野さん…テレビ朝日「臨場」
「検視官が来られないからうちを呼んだんですよね」というミコトと刑事の会話を聞いて…
「検視官て?」と久部が東海林に尋ねると、手を合わせながら「臨場、内野さん」と答える。

・沢口靖子…テレビ朝日「科捜研の女」
胃の内容物の分析を「科捜研で調べるんじゃないんだ」といった久部の言葉にミコトが科捜研は常に順番待ちと言い東海林が「沢口靖子は忙しいの」と言った

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第3話

・有罪率99.9%…TBS「99.9−刑事専門弁護士」
ミコトが弁護士側の証人として出廷する前に弁護士から言われた言葉「検察は有罪率99.9%のプライドをかけて全力でつぶしに来るでしょう」

第4話

・労働って、罪なんだって…旧約聖書
「三銃士」と言う言葉も出たが、どうもピンとこない。どちらかと言うと 旧約聖書が元と言われている「労働は罪」の方かな?と…。

事件も一段落し、ミコトと久部が帰りがけにした会話。「イタリアの友達に聞いたんだけどさ、労働って、罪なんだって。人はみな罪人で、罪をあがなうために働いている。」

第5話

・オーメン…1976年に公開されたアメリカの映画「オーメン」
個人的にこれ、と思ったのは「オーメン」。

所長の上倉が「もう止めましょう。このご遺体は解剖してはいけなかったんですよ。遺体番号」…「666番」と東海林が答えると「うぁ、オーメン、オーメン」と言って腕でバッテンを2回作った。
久部の反応が薄いのを見て「知らないんだ」と言うと「知りません」と言われる。すると今度は「666番は欠番、これでおしまい」と言う。

まとめ

TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」は、一言で言うと法医学ミステリーだが、遺体解剖から始まり、死因の追求をしていく中、遺族や関わっている人々の心情や、法医解剖医本人が抱える苦悩を織り交ぜ、一転二転しながら答えを出していく過程に、引き付けられるドラマだ。

それだけでも面白いのに、こういうところ見つける楽しさも増える。

人気度急上昇中の中堂はもちろん、久部の今後も気になるところだ。

ますます次回が待ち遠しくなる。

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