花粉症…
今年も、あのいやな季節がやってきました。
そう、花粉症です。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり、とここまでは風邪みたいですが、それプラス、目は痒く、涙が止まらない・・・まるで五重苦!
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一説によると、国内の患者数は推定3千3百万人以上。
これはもう、国民病といっていいレベルです。
花粉が猛威を振るいだすのは3月頃から。
さぁ、貴方!花粉症への備えは出来ていますか?
なぜ花粉症になるの?発生のメカニズムは?
花粉症は誰でもなるわけではなりません。
年齢・性別にも関係有りません。
ではそもそも、どうして花粉症になるのでしょうか?
実は、花粉症とは、一種の「アレルギー反応」なのです。
抗原(アレルギーを引き起こす物質)となる花粉が一定量・一定期間カラダに吸い込まれ続けます。
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入ってきた花粉を、カラダが「これは危険な物質だ」と判断した場合、次の花粉の襲来に備えIgE(免疫グロブリン)という抗体を育成します。そして粘膜や眼の結膜にある肥満細胞に結合します。
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IgEがある一定数揃い、体制が整ったときに再び花粉が入ってくると、肥満細胞から化学伝達物質(ヒスタミンなど)が分泌されます。
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これらが鼻の粘膜の知覚神経から脳へ情報を伝え、くしゃみ・鼻水・かゆみを引き起こします。
こうして現れる症状が「花粉症」です。
簡単に言うと、IgEがカラダの中で揃ってしまった人が花粉症を発病するのです。
空のコップに水を入れていくと、余裕のあるうちは大丈夫ですが満杯になると突如溢れます。
この、溢れたときが花粉症を発症する時なのです。
逆に発病していない人はIgEの数がまだ揃っていないか、または花粉そのものを「危険物質」「敵」と認識していない可能性が有ります。
若し前者であれば、花粉を吸い続けるといつかは発病してしまう可能性が大きいのです。
まだ発病していない人は、花粉の吸入を防ぐ為、外出する時はマスクを着用して花粉症を予防しましょう。
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