今年の漢字「安」は、不安の「安」

今年の漢字

今年の世相を表す漢字が発表になった。
お坊さんが、清水寺で書いていた漢字は…
「安」 

投票なので、2位3位も発表される。2位「爆」3位「戦」だったそうだ。

はて?安心の安なのかなと思いきや、不安の安であったようだ。
安全保障関連法案の採否をめぐり国論を2分した点や、世界で続発したテロや異常気象、マンションの杭打ちデータ流用などで人々が不安になったこと、等が選ばれた理由との事。
さもありなんである。

「ミニ知識」

主催:財団法人日本漢字能力検定協会
書いた人:京都・清水寺で森清範貫主
半紙:縦150センチ、横130センチの越前和紙
筆:広島県産の熊野筆

その漢字のイメージはそのままその年を良し悪しを表現してしまう。
かと言って、2位3位も似たようなものか…

でも、数年後、2015年を振り返った時、「安」なら、安心の安かなって…思うかもしれない

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そもそも「今年の漢字」とは、日本漢字能力検定協会がその年をイメージする漢字一字の公募を日本全国より行い、その中で最も応募数の多かった漢字一字を、その年の世相を表す漢字として発表するものである。

選考や協議ではなく、あくまでも最多応募数を獲得したものが選ばれるという潔さが心地良い
だからこそ共感できる漢字が多いのではなかろうか。

「今年の漢字」は、1995年に始まり、今年で21回目となるそうだ。
そして、日本から始まったこの催しは、日本以外の漢字文化圏(中国・台湾・シンガポール・マレーシア)においても、漢字の特性に基づく興味深い行事として広がりつつある。

過去の今年の漢字

ちなみに、第1回目からの「今年の漢字」を並べてみると以下のようになる。
震→食→倒→毒→末→金→戦→帰→虎→災→愛→命→偽→変→新→暑→絆→金→輪→税

「愛」や「絆」「命」などという心地良い漢字もあるものの、「毒」「災」「偽」等、大多数は見ていて気持ちの良い漢字ではない。
これも世相を表す物として、みんなが感じていることなのであろう。

来年以降、ホッとするような漢字が数多く選ばれる事に期待したい。

漢字ペディア

財団法人日本漢字能力検定協会のホームページの右下に「漢字ペディア」という文字を見つけた。

このサイトは、漢字の事を調べるサイトだ。

「漢字一字、言葉、よみを入力してください」と枠が用意されている
ここに漢字や、平仮名を入れると、漢字の意味が調べられる。
さっぱりして、見やすい、いいサイトだ。

・一般的な社会生活
・言語生活で必要な漢字や言葉
・和語やことわざ、慣用句
なども調べることができる

漢字ペディア http://www.kanjipedia.jp/

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