流行語大賞候補には、テロ関連の言葉がありました。
・I AM KENJI
・I am not ABE
・テロに屈しない
中でも「I AM KENJI」の記憶は動画とともに鮮烈に残っています。
I AM KENJI
イスラム国で拘束されている後藤健二さんが胸に掲げた文字「I AM KENJI」
これを見て、私は人質の名前を出すことで、日本への圧力をかけてきたイスラム国の恐ろしさを感じました。
彼のプロフィールや拘束された経緯などを見知るたびに、生きて帰って欲しい、と願ったのは、もちろん私だけではありませんでした。
実に多くの著名人や有名人、無名の人までもが、同じように胸に「I AM KENJI」とメーッセージを掲げた写真を投稿、彼への友情と連帯の気持ちを表明しました。
最悪の結果で、このニュースは終わりましたが…
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数日前からのフランスでのテロもまた、ひどい話です。
※I am not ABEは内容が深いので、別の日の記事にしてあります。
テロに屈しない
安倍晋三首相は会議で、「非道、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚える。許しがたい暴挙を断固非難する。テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるため、国際社会と連携していく。日本がテロに屈することは決してない。中東への食糧、医療などの人道支援をさらに拡大していく」と述べた。2015年2月1日 朝日新聞より抜粋
イスラム国で後藤健二さんが殺害された動画がインターネット上に公開されたあと首相官邸で関係閣僚会議を開いた時の言葉の中にありました。
平和ボケしている私などは、テロや戦争を写真や動画でしか見たことが無いので、本当の怖さを知りません。
知らない人に理由もわからぬまま殺されるという恐怖も感じたことはありません。
でも、大陸では、異なる国が地続きで、はるか昔から、縄張り争いや、宗教の違いから戦争をしています。毎日あるいは生まれた時から、生命の危険を感じなら生きている人は、いるのです。
こんな小さな日本が平和でいられる唯一の理由は島国だからですよね。
極端な話、昨日フランスで自爆テロがあっても、私は、近くのスーパーで弁当を買って、食べながらTVを見て笑っているのですから…
その怖さも知らず、テロに屈しない、と言われても正直ピンときません。
ただ人道的に「そうだそうだ!」というしか、ないのです。
屈しないために、どうするのか、なんて分かる日本人は、いるのでしょうか?
政府のやり方が、正しいのか、正しくないのか…
私には、結論が出せません
が、次の記事 I am not ABE も考える材料になりそうです。
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