三浦九段、将棋ソフトとの一致率93%が意味することとは?

syougi

今、将棋界が揺れている。
三浦九段の将棋ソフト使用疑惑だ。

・対局中の離席が頻繁だったこと
・離席してから戻って打つ手が、悪手率(自分の形勢を悪くする手)ゼロだったこと。
・とある対局の終盤、三浦九段の手と『技巧(将棋ソフトの名前)』の手との一致率が93%だったこと。

席を頻繁に立つことは別に、悪いことではない。再考後、形勢逆転になるのは、よくあることだ。
だが、将棋ソフトとの手の一致率93%を踏まえての悪手率ゼロとなると…話はちょっと違ってくる。

ちょっと深掘りしてみた。

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私の将棋は趣味程度だが、このニュースは、以前から、気になっていた。

先般、このブログで紹介したように、日本将棋連盟は12月14日から、「対局前にスマホ等の電子機器をロッカーに預けるという規定を施行」する。
それまでの期間は暫定措置として、将棋会館での対局の際には電子機器を持参しないようにという要請を行った。

そのきっかけ、と言われるのが…

三浦弘行九段の不正疑惑

今回の将棋連盟の新規定のきっかけともなったのが、三浦九段のソフト不正使用疑惑だ。
簡単に不正疑惑の概要を説明すると…

・今年の7月頃から三浦九段の対局中の離席が頻繁に見られるようになる。
・9月頃には、一部棋士の間で三浦九段のソフト不正行為疑惑が知られるようになる。

「7月26日の竜王挑戦者決定トーナメント」
「9月8日の竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局」
「9月19日のNHK杯テレビ将棋トーナメント」

と、対局者から立て続けに不正疑惑が噴出する。

そして、

・10月3日の第75期A級順位戦で終盤の三浦九段の指し手が将棋ソフト(後に「技巧」と特定)の推奨手と93%、一致した。
(これは、殆ど有り得ないほどの高確率らしい)

・三浦九段への聞き取り調査を実施するが、本人は疑惑を否定する。
・「疑念を持たれたまま対局出来ない」と、三浦九段は、竜王戦7番勝負の休場を申し出る。
・休場届が提出期限までに出なかったので、2016年12月31日までの出場停止処分が決定した。

色々なニュース記事をまとめると、上のようになる。

「離席」は常識。頻度は、人によって違うからさして、問題ではないはず。
「対局者の不正疑惑噴出」にしても感情的なものだから疑惑の「証拠や、事実」には、なりえない。

だが、幾千、幾万通りの正解を絞り出す人間の脳と違い、ソフトが導き出す最良の一手は、ある意味かなり絞り込まれるらしい。その答えが、一致する確率を考えると…疑惑が残る、というわけだ。

すると、結局、離席が頻繁なのは、その為?とか、「控室で寝転がりながらスマホを操作していた」とか…いつの間にか「対局中にソフトを使っているのではないか?」という疑惑に変わってしまう。

そう考えると、かわいそうな気もするが、三浦九段は、ここをクリアにできないと周りに理解してもらうのは、かなり難しいだろう。

三浦九段の言い分

対して三浦九段は真っ向から疑惑を否定している。

・対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切無い。
・対局中の外出は無かった。
・自分のノートパソコン2台、デスクトップパソコン2台、スマホの全アプリを撮影した画像を連盟に提出するので精査してほしい。
・連盟に対し、離席が多いことや、コンピューターとの指し手の一致率を書面で提出してほしい。
・プロ棋士が対局前の研究で将棋ソフトを用いているのは周知の事実。
従って、最善手を追求してゆけばコンピューターとの一致率が高くなるのも自明の理。

というのが主な言い分だ。
なるほど…確かに、三浦九段の論理も一理あるかな?

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棋士の間でも賛否両論ある

今回の三浦九段の疑惑に対して、現役の棋士からは
「徹底的に調査してほしい」
「仲間内で泥仕合をするのはいいことではない」
と、賛否両論があるようだ。
また、羽生三冠のように
「白とも黒とも証明するのは難しい。疑わしきは罰せず」という立場の棋士もいる。

あとは、とにかく、対局中に外との通信ができないような場所で、三浦九段が勝負して、自分の潔白を証明していくしか無いような気がする。
その条件は
・「ソフトと同じ最良の一手」を出すこと。
・離席後の一手が「悪手にならない」こと。
かな?(あくまでも個人的な意見です)

将棋ソフト「技巧」とは

・2016年、世界コンピュータ将棋選手権(WCS)で準優勝した将棋ソフト。
・人間が将棋を指す際に形勢判断の基本とされる駒の損得、駒の効率、玉の守りの固さ、手番の4つを考慮している点が特徴だという。

実はこれ、無料のダウンロード版将棋ソフトだ。
『技巧 v1.0.1』(最新版)で検索すればダウンロード先が見つかる。
※ダウンロード等に関しての質問や責任は一切持ちませんので、ご自分の判断でお願いします。

なお、参考までに…

となると、優勝したソフトは、どんなの?と気になるだろう。
「ponanza」というソフトらしい。残念ながらこのソフトは、見当たらなかった。

が、2013年 コンピュータ将棋世界大会で、二度目の優勝をしたソフトが、これだ!


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有料の将棋ソフトだが、ダウンロード版なので、ネット購入後、すぐ出来る。

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