ネットを見ていたら「なぜ成功者は『験担ぎ』をするのか」
(※THE21ONELINE http://shuchi.php.co.jp/)
…というタイトルのサイトがあった。
タイトルに惹かれ、このサイト読んでみた。
その中にあの田中角栄がオールドパーを好んで飲んだという話が書いてあった。
なるほど、酒好きの「つまみネタ」としてはかなり面白いうんちくではないか…
有名な成功者は、それぞれに験を担いでいる事がある
そもそもこの記事(※THE21ONELINE)には「成功者はこうして『運を引き寄せる!』」というサブタイトルが付いている。
有名な成功者は、それぞれに「験を担いでいる事がある」というのだ。その中のひとつに「あの大物総理は、なぜ『オールドパー』を好んだのか」というタイトルがある。
田中角栄は、なぜ『オールドパー』を好んだのか
書いている内容を簡単に説明すると…
あの田中角栄は、酒を飲む時はオールドパーを好んで飲んでいたらしい。
実は、オールドパーのボトルは、斜めに傾けてもそのままの状態で立ち続ける「倒れない構造」になっているそうだ。(へぇ~知らなかった)
これが「不屈の精神の象徴」として政治家に好まれていた…と書いてあった。
実は、この話は田中角栄ファンの中では有名な話らしい。
ネット上には斜めになったオールドパーの写真がいくつか出てきた。
これ、試してみたい!とは思うものの今月は小遣いが…と、自分のことはどうでもいい。
田中角栄にオールドパ―を飲ませた男…
さらに田中角栄がこのオールドパーに出会った時の話も見つけた。なかなかなのでそれも紹介したい。(※「田中角栄とオールドパー 岩見隆夫」http://kajikablog.jugem.jp 参照)
このブログによれば…
田中角栄が首相になった頃の秘書が書いた本には、田中が執務室に入るとオールドパーの水割りをつくるという描写があるらしい。
田中と言えば決まってオールドパー。田中がなぜオールドパーを愛飲したのか(この記事の投稿者?の)長年の疑問だったらしい。
その謎の答えを教えてくれたのは(この記事の投稿者?の)先輩記者だったそうだ。
田中が大蔵大臣をしていた頃、政界の大御所だった(元総理大臣の)吉田茂に会いに吉田邸に行った時「まぁ、飲め」と勧められたのがオールド・パーだったらしい。
大御所に認められた印だった
吉田茂に会うための仲介をしてくれた佐藤栄作にその話をすると「あれが出たのならお前気に入られたのだ」と言われたらしい。
田中角栄は、それ以来オールドパー一辺倒になったらしい。
「味がよかったのもあるだろうが、吉田茂にあやかりたいと言う気持ちがあったのではないか」
というのが(この記事の作者?の)先輩記者が吉田に付き添っていた大使OBの秘書から聞いた話らしい。それを聞いてやっと長年の謎が解けたと書いている。
ウイスキー オールドパー シルバー 750ml (36-0)(70635) 洋酒 Whisky
他にも孫に「オールドパパ」と呼ばれていて、何か似ているから、このウィスキーを決めた、という説もあるらしい。
なぜ吉田茂はオールドパーが好きなのか…
吉田茂は徹底した一流好みだったらしい。着るもの、持つもの、車、葉巻まで…そんな吉田が一流として選んだ酒がオールドパーだったらしい。
吉田茂は国会議員を門下を育てる吉田学校を作った。生徒たちとも、グラスを傾ける機会があった。生徒たちはオールドパーの洗礼を受けウイスキーを好むようになった生徒もいるらしい。
吉田の影響力は絶大で、その声望を慕い面談を欲する後進はあとを絶たなかった。いざ面談となって吉田のお眼鏡にかなうと、会話のあとにはきまってオールドパーがふるまわれるのだった。by朝日新聞
田中角栄もその一人、というわけだ。