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新定義ビールの紹介!酒税法改正後のビール会社各社の「新ビール」の特徴は?

社会

4月の「酒税法改正後」に販売予定の「新定義ビール」の情報が入った。

先日、一足早くキリンの新商品を紹介したが…

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残るアサヒ、サントリー、サッポロも、もちろん「新定義ビール」の情報を出しているので紹介する。

アサヒビールの新商品

ゆっくり楽しめるアルコール7%のビール

〇「グランマイルド」(続く柔らかなコク)

副原料=レモングラス
アルコール度数=7%
種類=生ビール
値段=350ml缶 225円(税込み)
販売日=4月17日 全国
販売目標=150万箱

特徴
・余分な雑味や甘みを抑えることで、上品でやわらかな余韻
・ハーブの一種であるレモングラスを使用することでアルコール臭さを封印
・食後などのくつろぎのシーンと相性の良い、柔らかなコクが続く味わいを実現

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2つの特許技術で…

このビールの特徴は「時間をかけゆっくり楽しむ」
高アルコールでありながら時間をかけて楽しめる味わいをつくりだすために…
・香気をコントロールすることで、主に“もったりとした穀物香”の低減を可能にする技術
・原料となる麦芽から“アルコール臭”を抑制する効果のある成分を抽出する技術

この2つの特許技術で実現した、という事らしい。

サントリービールの新商品

個人的に飲んでみたい!と思ったのが、3月28日のフジTV「めざましTV」でフジTVアナウンサーが試飲したのビール…

東京クラフト「ベルジャンホワイトスタイル」だ。

缶の裏に「スパイシーでさわやかな香り」と書いていて(カレーなどに入れる香辛料)コリアンダーを使っているビールらしい。

倉田アナウンサーが飲んでみた。

「お~!飲みやすい。後味が少しスパイシーな感じがあって、鼻から抜けていく感じは非常に爽やかな感じ」という感想で、思わず美味しすぎて2杯飲んでしまったと言っていた。

「アルコールの匂いがちょっと苦手な方でも非常に飲みやすくて、おかずなしでも一杯いけてしまう」とも言っていて「ビール苦手な女子でもいいかもしれないですね」という声も出ていた。

東京クラフト「ベルジャンホワイトスタイル」とは

〇東京クラフト「ベルジャンホワイトスタイル」

※「TOKYO CRAFT(東京クラフト)」は、「サントリー 〈天然水のビール工場〉 東京・武蔵野ブルワリー」のみで製造されたシリーズ商品のこと

テーマ=「ベルジャンホワイト」ベルギー発祥の伝統的なホワイトビール
副原料=コリアンダーシード、オレンジピール
アルコール度数=5%
種類=生ビール
値段= 350ml缶 260円(税込み)
販売日=5月29日
全国で数量限定新発売

特徴
・コリアンダーシードを使用…“スパイシーで爽やかな香り”を実現。
・オレンジピールを使用し、上面発酵酵母で醸造…“複雑な味わいと余韻”を引き出した。

サントリーは、さらに、同じタイプの2種類、アルコール度数の若干違うビールもHPで紹介している。

『海の向こうのビアレシピ』とは?

このビールは、世界各地のさまざまなビールの楽しみ方や原材料の使い方をヒントにして「新しいビールのおいしさ」を「海の向こうのビアレシピ」として提案している。

〇「オレンジピールのさわやかビール」(カリフォルニアスタイル)

ヒント国=カリフォルニア
副原料=オレンジピールとコリアンダーシード
アルコール度数=5%
種類=生ビール
販売日=4月10日 全国 数量限定新発売

特徴
柑橘系の香りが特長のホップを使用することでオレンジを添えたようなフレッシュで爽やかな香りを実現
・小麦麦芽を一部使用し上面発酵酵母で醸造することでやわらかい味わい

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〇「芳醇カシスのまろやかビール」(ベルギースタイル)

ヒント国=ベルギーのフルーツビール
副原料=カシス
アルコール度数=5.5 %
種類=生ビール
販売日=4月10日 全国 数量限定新発売

特徴
・麦芽の配合をバランスよく調整して、まろやかな口当たり
・鮮やかな赤

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カシスにオレンジ…
ビールというより缶チューハイに近いのでは?と思ってしまいそうだ。

サッポロビールの新商品

サッポロビールの子会社「ジャパンプレミアムブリュー」が販売元となる新商品で『従来のビールの苦味とは全く異なる”苦味”を持った新しいビール』らしい。

〇「Innovative Brewer ビアチェッロ」
(ジューシービターな新しいビアジャンル)

副原料=グレープフルーツとオレンジピール
アルコール度数=5.5%。
種類=ビール
感想=果物由来の“ジューシーな苦味”
価格=350ml缶 288円(税込み)
販売日=4月24日
・一部エリア・一部チェーン(詳細は後日)
・(株)サッポロライオン一部店舗にて販売

特徴
ホップにグレープフルーツとオレンジのピール(皮)を浸漬させることで…
・ビール本来の“麦の味わいや爽快感”をしっかり持ちつつ、“苦味”を“ジューシーな苦味”に変える
・“苦味”をあまり好まない人にも受け入れやすい

あえて「苦み」!と言い切るあたり“こだわり”のサッポロビールらしいな、と思う。

新定義ビールの印象

新定義ビールは「副原料は従来のものに加えて果実・香辛料・ハーブなども使用可能」となった。各社、取りあえず「オレンジピール」「レモンピール(レモングラス)」「グレープフルーツ」と柑橘系のもの使っているのが特徴だ。

一説には副原料として「牡蠣」もOKと聞いているが、さすがに最初からそういうものを選ぶ会社はないようだ。

個人的には、柑橘系の味は酎ハイで慣れているわけで、目をつぶって飲んでみて飲み分けできるかな?と変な心配をしている。

「麦味のビール」が好きな人は「爽やか系ビール」を受け入れられるか…
想像もできないが、やはり飲んでみるしかないだろう。

もちろん、ビールが出たら、味の感想を書く予定。
「ベルジャンホワイトタイプ」のビールがキリンとサントリーから出るのでこの二つは飲み比べしてみようと、思っている。

4月が楽しみだ!