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なんで人は12個でまとめたがるの?…「12」は人類にとって欠かせない数だった!

チコちゃんに叱られる

前回の時計はなぜ12時まで?の質問から、そういえば時計以外にも12個ずついろいろなものを数えているけどそれはなぜ?という疑問が生まれた。

今回はその答えがわかるぞ!

6月19日の「チコちゃんに叱られる!」のゲストは小芝風花とEXILEのTAKAHIRO。

なんで人は12個でまとめたがるの?

チコちゃんに「この中で一番計算が得意な素敵な大人」と聞かれ…岡村とTAKAHIROの目は真ん中の風花に向けられる。

それを感じた風花は笑いながら「計算は早くないです」と答えるも、岡村に「言ってみますか」と指名される。

時計以外で12個ずつまとまっているものと言えば、と聞かれた小芝「水のペットボトル1ダース」と答える。その他にも「鉛筆」「苺」「チョコ」や「ボール」など12本とか12個入りなど色々あげられ…チコちゃんが「なんで人は12個でまとめたがるの?」と聞く。

小芝は「少ないよりは多い方がいい」答えると「関西的なノリですね」とあしらわれる。

○チコちゃんの答え
⇒人が12個で物をまとめたがるのは、争いが起きにくいから

「12」は、人類にとって欠かせない数だった

詳しく教えてくれるのは、算数数学教育を研究している体塚山大学教育学部 城田直彦教授。

先週、時計はなぜ12時までなのかという疑問の中で、古代エジプト人が星の観測から1年の長さや時間を調べたところ、目印にしていたシリウスが日没から12番目に観察され、そこで夜が明けた所から夜を12頭分し、時計の12時が誕生したと伝えた。

https://www.takumi-inv.com/tiko-siriusu

さらに、月の満ち欠けがおよそ30日周期で、それを12回繰り返すと同じ季節がくることから1年を12ヶ月とする考え方が生まれたそうだ。

このように天体の観測から12という数字を見つけた。
…という事は私たちが現在色々なものを12個づつ数えるのも天体観測によって生まれた数え方がもとになっているのか?

先生は「いいえ 実はそうじゃない。時間を12で表すそのずっと前から12という数は人類にとってとっても大事な存在だった」という。

実は時計の12が発見される前から12は、人類にとって欠かせない数だったそうだ。

「12」は分けるという観点で見ると都合のいい数字

「狩猟したり採集したりしていた時代から仲間同士で、食料や物を分けるという事はとても切実な問題だった。そして分けるという観点で見ると12という数はとっても都合がいい数」と先生は言う。

食べ物を分ける時を例に説明する

(例えばピザの…)
10枚切りの場合、10人で1人一枚ずつを除けば2人5人でしか均等に分けることができない。

9枚切りだったら3人でしか均等に分けることができない。

それが12枚だと…
2人でも3人でも4人でも6人でも分けることができる。

他の数に比べて12は分けられるパターンが多く均等に分けるにはとても都合がいい数だった。
こんな風に12という数は争いが起きにくい。

だから12は昔から使われていた

「人類は数字が書けるずっと前から12の性質は使っていたんだと思う」と先生。

時計と1年

そして12という都合のよい数字を身近に感じていた人類に更なる大発見が訪れる。
先生は「時計の12時と1年を12で分けるという考え方です。直接は関係していないがものすごい偶然の一致なんです」という。

12という数は人類にとって欠かせない数になったという事、12をひとまとめにするという考え方を持っていたのでさらに12を使いたいという気持ちを後押しした。

こうして12でひとまとめにする「12進法」という数の数え方が世界に広まっていった。

数の呼び方

例えば数の呼び方…
英語だとイレブン(11)、トゥエルブ(12)、サーティン(13)、フォーティーン(14)…
明らかにサーティンから呼び方が変わっている。
(ドイツ語、オランダ語も12までと13以降の呼び方が明らかに変わっている)

ダース、フィート、シリング

さらに鉛筆が12本で売られていて1ダース…ダースという数え方は、日本やドイツや、多くの世界で使われている。

それからアメリカのフィートという単位は1フィートが12インチ(約30㎝)

イギリスだと1971年までシリングという通貨、1シリング、12ペンスだった。

こんな風にいろんなところで12をひとまとめにする文化が残っていた。

10進法と12進法

一方で人類が最初に使ったとされる古代エジプト文明の数字は10ずつ位が変わる「10進法」。

10という数え方は指の数から生まれたと言われている。
だから人類にとってはとっても身近で数えやすい方法だった。

このように世界では10ずつ数える10進法と、12ずつ数える12進法の両方が混在。
数え方が違う事で国同士が物の売り買いをする時に混乱が起こり、1875年、世界で単位を10進法に統一する「メートル条約」が結ばれた。

これがきっかけとなり世界で10進法が主流になっていった。
ただ…10個ではなく12個でひとまとめにするというものが溢れてる。

一体なぜひとまとめ12個で今も売られているのか?

「トイレットペーパー」「お中元のビール」「チャンネル」「ピアノの一オクターブ」…

それは12というが数が「分けやすい」という他にも「並べやすい」という性質も持っているから。

商品を並べる時、

・10個入りの場合、「10個一列」に並べるか「2×5」にするか、これしか方法がない
・12個入りの場合、「3×4」「4×3」とかバリエーションが増える

12個だと売る方も並べやすい、買う方も分けやすい…売りにも買いにもウインウインの関係になり、一番争いが起こらない数という事が出来る。

※6月19日NHK「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照

まとめ

確かに、考えてみると身の回りには「12」という数字が多く潜んでいる。
しかも探せばまだいろいろありそうだ。探してみよっと!

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