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わら人形事件!「丑の刻参り」を本格的にやるのは難しい!

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花束を受け取ってもらえなかったはらいせか、女性の経営する職場の駐車場に、藁人形を置いたとして、51歳無職の男が逮捕された、という。

藁人形とは、穏やかではない…

藁(わら)人形と丑の刻参り

もともとわら人形は「稲わらを人の形に作った人形」だ。
地方の祭事などで祈祷時、悪いものを人形に移し浄化するため人の身代わりとして使われたと聞いている。

が、このような事件なら、やはり、わら人形と言えば「丑の刻参り」という言葉を連想する。
恨みたい相手をわら人形にみたて、夜中に誰にも見つからないように木に五寸釘で打ち込む、という呪いの方法だ。

ある人に言わせれば「呪術」なので、やり方によっては、自分にも返ってくることも覚悟しなければならないという。

恨みというより、嫌がらせ?

今回の事件は、麻紐で作ったわら人形に、女性の名前を書いて釘を打ち駐車場に置いてあったそうだから、ある意味たちの悪い嫌がらせだ。

何でも、この男は、この女性に好意を持っていたらしい。
花束をもっていったが、女性は受け取らなかったらしいから、その腹いせなのだろう。

そもそも、この女性には、ご主人がいた。

他にも、いろいろイタズラらしきこともあったので、監視カメラを設置したところ、この男が、わら人形を置いたことがわかったらしい。

呪う方の「丑の刻参り」

この「丑の刻参り」は、時間、装束など、いろいろ決まりごとがあるようで、そう簡単にはできず、実行しにくいそうだ。

まず

・身を清める
ところから始まり、
・白い衣装を着る
・霊験あらたかな所に行く
・丑三つ時
・誰にも見られない
・1週間続ける

…といろいろ条件があり、なかなか半端な気持ちではできないだろう。

誰もいない夜中の1時過ぎに、霊験あらたかなところで、一人で…
もうそこで幽霊の一人ぐらいには会いそうだ。

ところで、丑の刻参りで、呪われたらどうなる?

更に人を「呪う」という非現実的なことだけに、逆に何が起こるかわからない、不気味さもある。
しかも失敗すれば、自分に返ってくる、というのだから、たまったもんじゃない。

呪われた場合、釘を打ち込まれた部分に痛みを感じたり、病気になったりするそうだが、果たして本当かどうかは、疑問だ。

そう言えば昔、そんなサスペンスのTVか映画もあったなぁ。
狂ったような表情で女が釘を打つと、打たれた相手が胸を抑えて苦しむ…みたいな?

林の中で、わら人形を見つけて、釘を抜くと、その人は、元気になった、だったかな?

ちなみに…
今年始めにも「わら人形事件」が起こっていた。
こちらも、女性にフラれた腹いせで、女性の家の庭に針を刺したわら人形があったという。
この容疑者は、否定しているらしい。