淡路の祭り不参加なら罰金1万円!祭りのために仕事を休める?

何のために祭りは行われるのか

「祭り」は何のためにするのだろう?
そんなことを考えさせられる、ニュースを見つけた。

「祭りを休むと罰金1万円を払わなければならない」というのだ。

仕事は休む理由とは認められないらしい。
「それはおかしい!」と簡単には言いきれない深刻な理由が、そこにはあるらしい…

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淡路島というのは「だんじり祭り」が盛んな地域のようだ。

だんじりの出る寺社は約200箇所。
参加するだんじりは島全体で約300台。
だんじりは地域の誇りで自慢で財産なのだという。
※「淡路島のだんじり祭りその魅力とは」 参照

この罰金があるのは、そのうちの一つ兵庫県淡路市「育波の里地区」だという。

祭りの存続への危機感がきっかけ

育波八幡神社のだんじり祭りは「布団だんじり」
歴史は古く、江戸時代の頃から続いているものらしい。

大きくて真っ赤な座布団が5枚重なっている神輿を担ぐ。
動画を見ても担ぎ手は30~40人はいるだろうか?
かなり重いものなのだろう。

この祭りは春と秋、2日づつ行われる。
仕事やレジャーで休むのは認められない
休むと罰金として1万円を地元の青年会に払わなければならないというのだ。

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少子化や勤め人の増加の影響

30年前ぐらいから少子化や勤め人が増えた。
その影響で、布団だんじりの担ぎ手が減り、祭りの存続が危ぶまれてきた

さらに1998年、明石海峡大橋(淡路島と本州を結ぶ)が開通。
これにより、本州へ行きやすくなった。
神戸まで車で約20分でいけるそうだ。

島外に仕事に行く人が増えたこともかなり影響しているらしい。
その為、祭りを欠席する会員に罰金を課す、ということになったらしい。

祭りがなくなれば、地域が廃れる…その危機感は切実だ。

祭りは何のためにする?人々の反応は…

実際、祭りに参加せず1万円を払っている人は、いるのだろうか?
払っているとしたら、どんな思いなんだろうか?

「こんなことをするからなおさら人が減っていくんだ」

「祭りが楽しくならない」

「罰金を取る権利があるのか?」

と、ネット上では色々な意見がある。

ただ、そこまでしたくなくてもしなければならない地元青年会の苦しい気持ちはわからないわけではない。
「この素晴らしい伝統や誇りを守りたい」という思いは「1万円」貰ったからと言って到底かなうものではないだろう。参加してもらいたいだけなのだ。

祭りがなくなれば「寂しい」と言い「出てくれ」と言われれば「その日仕事がある」という。
これは「育波の里地区」だけに起きている問題ではないはずだ。
過疎化で、やむなく消えた祭りが、全国にいくつあることか…。

祭りはなんの為に行われるのだろう。

仕事を休んでまで、参加しなければ守れない伝統ってなんだろう?
祭りが時代にそぐわなくなってきたのだろうか?

でもその一方で「祭りには、有給取って必ず参加します」と言われる祭りも確かに存在するのだ。
私は、祭りを実行する地域に住んでいなかった為、小さい頃参加できなかったという寂しい思いをしていた。
大きくなってそこに住む友人が誘ってくれて、みこしを担いだ時はかなり嬉しかった記憶がある。

いかに「参加したい祭り」にするのか。
そこに答えを見出さなければ「罰金祭り」は増えていくかもしれない。

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コメント

  1. 匿名 より:

    逆効果だ