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岐阜の物産展で老舗の熟成ベーコンから黄色ブドウ球菌検出!

気になったnews

岐阜タカシマヤで開催中の物産展で販売されていた熟成ベーコンから黄色ブドウ球菌検出された。

これを受けて岐阜タカシマヤはこの商品の販売元である横浜の「鎌倉ハム石井商会」の商品を15日から販売中止にした。

物産展で販売されたベーコンから黄色ブドウ球菌検出

岐阜市にある岐阜タカシマヤでは、今月13日から19日まで「開店40周年記念 第2回 日本の味めぐり」というイベントを開催中だ。

問題のベーコンは鎌倉ハム石井商会の「熟成ベーコン」で、13日から販売していた商品だったらしい。

岐阜タカシマヤの自主検査(抜き取り検査)で基準の3.7倍の黄色ブドウ球菌が検出されたという。

黄色ブドウ球菌とは?どんな影響があるのか?

黄色ブドウ球菌は、食中毒を起こす菌。
もともと人体の皮膚などにある常在菌だ。
食品中で増殖し毒素を作る。

主な症状

これを食べると…

・激しい吐き気
・嘔吐
・下痢
・腹痛
を起こす。

潜伏期間
・30分~6時間

その後、すみやかに終息する。

鎌倉ハムと言えば…

「鎌倉ハム」は有名なハムだ。
この私でも聞いたことがあるくらいだから。

だから“え~、老舗じゃないか?全国規模だろ!”
とか“お歳暮にもらったハムは“どこのだっけ?”とつい思ってしまう方もいるだろう。

だが、ちょっと待て!
老舗には違いないようだが…鎌倉ハムは、一つの会社では無い。

今回のハムは「鎌倉ハム石井商会」というところの商品。
調べてみると「鎌倉ハム」の次に〇〇商会という名前がついている会社がいくつかあるのだ。

・鎌倉ハム(名古屋市): 齋藤系
・鎌倉ハム富岡商会(鎌倉市)
・鎌倉ハム 石井商会(横浜市南区)
・鎌倉ハム村井商会(横浜市瀬谷区)
・鎌倉ハムクラウン商会(横浜市磯子区)
・鎌倉ハム鎌倉クラシコ(熊谷市)
・ゼストクック -鎌倉ハムマツダを吸収合併(瑞穂町) ※ウィキペディア参照


「鎌倉ハム」は、食肉加工品であるハムのブランド名なのだ。

最初に作ったイギリス人から製造法を伝授され、日本人として初めて、ハムの製造を始めた。
現在は上に挙げた各業者が個々に製造しているようだ。

なので、早合点は禁物。

気をつけるのは鎌倉ハム 石井商会の商品
13日から14日に「岐阜タカシマヤのイベントで購入」
した人だけだ

くれぐれも間違えないように!

これを受けて岐阜タカシマヤは…

13日と14日で商品は44人に販売した。
17日午後5時までには、その内の24人と連絡がついたそうだ。

さっそくHPにお詫び文も出している。
文面を見る限り、保健所にも連絡済みのようだ。

15日からは、ウインナーやハムなど鎌倉ハム石井商会の商品の販売も中止している。

まとめ

検査に加え「岐阜タカシマヤ」対応の素早さは、なかなか好感がもてる。
いまのところ健康被害は出ていない。

よかった、よかった。