西島敏行と内野聖陽がゲイカップル？
この二人はこれまで出演したドラマなどからどちらかというと正統派俳優のイメージが強い。しかも中年のおじさんで、どう考えても…この役柄には無理があるようにも思えるのだが…
どちらの俳優も主役級の役者。しかも放送は深夜帯だ。ダブル主演は今流行だが、この使い方は贅沢すぎるというかもったいない、と思ったのだが、放送枠が「ドラマ24」と聞いて…ちょっとだけ納得した。
「きのう何食べた？」が実写ドラマ化！
漫画飯ファンの間では、知らない人はいない？かもしれない「きのう何食べた」が実写化するというニュースがはいってきた。
その主役というのが…西島敏行と内野聖陽。
脚本は「劇場版コードブルー…」の安達奈緒子。
内容は、一緒に住んでいるゲイの二人の日々を「食を通して描く」ドラマ。
料理をする西島が倹約家なので安上がりで美味しい料理が毎回出てくる予定らしい。
テレ東は、特にこの枠には「めしもの」ドラマが多い。
それはそれでこの局の自信でもあるのだろう。
西島敏行と言えば「あすなろ白書」が最初の頃の代表作か…。
「ストロベリーナイト」「CRISIS」でどこか影がある男。
パナソニックのCM、保険のCM、でマイホームパパ。
現在は「メゾン・ド・ポリス」…とまぁ、忙しそうなイケメン役者。
一方内野聖陽は、「臨場」「JIN-仁-」そして「ブラックペアン」と、何れも男っぽい役者のイメージしかない。
そんな二人がゲイって…
テレビ東京もやるなぁ…。
「きのう何食べた？」とは
漫画家「よしながふみ」による人気漫画。
2007年から「モーニング」に月1連載中。
弁護士のシロさんは、その恋人で美容師のケンジと2LDKのアパートで同居している。描かれるのは食生活がメインだが、それ以外にも「男2人暮らし」の悩みや諸事情も描かれているらしい。
世間的には「漫画飯」としても注目されていて「マツコの知らない世界」でもレシピ本として使えるおススメ漫画第1位として紹介され話題となった。
漫画飯紹介者、梅本ゆうこさんによれば…「漫画のとおりに作れば、1時間で作れるようになっている」「作る流れが効率的にマンガになっている」とのこと。
出演者二人の感想
西島さんは、もともと原作の大ファン。「お話を頂いた時は嬉しかった。とにかく丁寧に真摯に作品に向き合う」と言ったらしい。
内野さんは「こういう役は経験がないので新鮮に感じた。共演の西島さんは（役に）ぴったり。面白そうという予感で二つ返事で引きうけた」とのこと。
ドラマ24とは
テレビ東京系列で、毎週土曜日0:12 ～ 0:52に放送される深夜番組の枠の名称だ。
実は、この枠に放送される番組は、俳優を贅沢に、思いがけない役で（私の主観です）使うことが多く、たびたび話題になっている。
話題になったドラマ
（個人的な感想で恐縮だが…）
勇者ヨシヒコ～シリーズ
例えば
「勇者ヨシヒコ～シリーズ」もこの枠の番組だった。今までにない「つくり（お金をあまりかけない）」で、内容もRPGゲームそのもの。役者の山田孝之を筆頭に皆かなり個性的な演技をする。
ムロツヨシをこの時はじめて見て「面白い役者」という印象だったが、なんのなんの今では超有名な役者になっている。
孤独のグルメ
そして今では年末に放送されるまでになった「孤独のグルメ」。簡単に言えば松重豊がうまいものを食べ歩くだけのドラマなのだが、それがなぜかサラリーマンや中年の受けがいいそうだ。かくいう私も、この放送は見逃さない。
中でも結構話題になったのが「バイプレーヤーズ…」だ。日本の役者の中でも名脇役と呼ばれている6人のおじさんたちが本人役で出演。「シェアハウスで3か月の同居生活を送る」というドラマ。
各人役者なのでアドリブも盛り込まれていたらしい。ただ、最終回を前にリーダー格だった大杉 漣が亡くなったことは残念だった。
忘却のサチコ
最近放送の「忘却のサチコ」も主演の高畑充希がかなり個性的なキャラを演じて、最初見た時は驚かされたものだ。
とまぁ…ゴールデンタイムでは放送しないだろうと思えるような内容のものを放送している枠でもある。
役者のイメージを変えるにはもってこいの枠…いやうまい役者だからこそ面白いドラマになる番組…を放送している「ドラマ24」。だからこそ…ゲイの西島もだんだん見たくなってきたぞ！
まとめ
テレ東の「めしもの」番組がまた一つ増えることになる。
それはそれで楽しみだ。