今更だけど使い捨てマスクの表裏の見分け方

今更ながらマスクのつけ方をおさらいをする。

実は、不織布のマスクを裏表、間違って付けている同僚に教えるか、教えないかで、先日カミさんと喧嘩になった。

私は「その人が恥をかくから教える」と言ったが、カミさんは「マスクの裏表が間違っていてもコロナにかかるとは限らない。好きにさせればいい。それをおせっかいというの」とい言われた。

さて、あなたなら同僚に教える?教えない?

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新型コロナ騒動も少しずつ落ち着いてきた感がある。

マスクが売られているお店をポツポツ見かけるようになったし、何より安倍総理が5月14日、39県に対し緊急事態宣言の解除を発表したことは大きい。

カミさんの職場にも、本社からアルコールとマスクが届いたという。
そこで先般の言い合いとなる。

間違ったマスクのつけ方をしている人に教えるか教えないか…

マスクの裏表が間違っていてもコロナにかかるとは限らない、と彼女は言った。
もちろんそれは否定しないが表裏を正しくつけるにはそれなりの理由があるはず。

それを確かめた上で、おせっかいをするかしないか改めて考えてみようと思う。

ま、一番いいのは正しいマスクのつけ方があるのなら、それを知っておくに越したことはない。

改めて…使い捨てマスクの表裏の見分け方を調べてみた。

使い捨てマスクの表裏の見分け方

マスクのパッケージにマスクのつけ方が書いてあれば、なんの問題もない

でも、もらったり、箱がなかったり、読めない文字だったり、書いてないなんてこともある。
そして、手に入れたマスクが、その時々で形状が違っていたりする。

コロナが流行しそうな気配が漂ってきた2月後半あたりからTVやネットでもマスクつけ方の説明はあったがもう覚えていない。

「パッケージ」か「刻印」があればわかる

マスクをつける時、最初に誰でも確認できるのは「パッケージ」と「刻印」だ。

・パッケージの説明
なんでもそうだが、物の使い方はパッケージに書いてあるものだ。
誰が何と言おうとそれに従えばいい話だ。
(だが、それすら読まずに間違ってマスクをつけている人もいるのも事実)

・マスクに「会社名」「マエ」などの刻印があれば読める方が表
ちょっと高価なマスクになると、メーカー名が刻印してある。
(SHARPのマスクのネット販売が始まった時「刻印がカッコイイ!」と話題になった事は記憶に新しい)


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パッケージも刻印もない場合は?

パッケージも刻印もない場合でも一応、一般的なマスクの表裏の見分け方というのがあるようだ。
いろんな動画やサイトを見て、その理由も含めて、まとめてみた。

マスクの表と裏を見分けるポイントとして挙げられているのは「ひだ(プリーツ)の向き」と「ゴムが付いている面」の2つだ。

ひだで見る表裏を見分けるポイント

一般的に流通している使い捨ての不織布のマスクには、ほぼ「ひだ(プリーツ)」が付いている。
(使わない時は平面なため、かさばらないというメリットがある)

ひだがあると、マスクを上下に引っ張るだけで、鼻から口元にかかる面に膨らみ(空間)ができ、呼吸が楽になるというわけだ。

ところで、いろいろな不織布の使い捨てマスクを見ていると、ひだのつき方が、おおよそ2種類あることに気付く。

それぞれ名称があって
・ひだが一方に向いて階段になっているものは「階段式プリーツ」

・ひだが中心から上下に向かって階段になっているもの」は「オメガ式プリーツ」


というらしい。

「階段式プリーツ」マスクの表

使い捨てマスクのつけ方を説明しているほとんどの動画やサイトでは、「階段式プリーツ」のマスクは「ひだの向きが上から下に向くように付ける」と説明している。

なので写真は「階段式プリーツの表」だ。

その理由は「ひだを下から上に向くように付けるとひだの隙間に飛沫が溜まる」から。

それをカミさんに言うと

「そういうけど、本当に溜まるのかな?見たことある?」

と言われた。本当に頑固なカミさんだ!

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「オメガ式プリーツ」マスクの表

使い捨てマスクの中には、このひだが中心から上下に向かって階段になっているものがある。
これは「オメガ式プリーツ」と呼ばれる。

実はこのマスクについても、以前、我が家でどっちが表なのか問題になったことがある。

このマスクの場合、ひだを広げた時、中央がふくらんで張り出す面を表にすると階段式プリーツの理屈でいけば、飛沫が入ってしまう、とカミさんが言い出したのだ。

・ひだを広げた時、中央がふくらんで張り出す面が表なら…

確かに…そういわれればそうだな、一理ある、と私も思った。
ウイルスが乗らないように真ん中が一番奥になるように付けるべきなのか?と。

もし、そうだとすれば、こっちが表。
(ひっくり返すとこんな感じ)


(ただ、これだと鼻に当たる部分は安全だが、口元に当たる部分のひだは上向きなので、これはこれでヤバいよな…と思ったが、カミさんの理屈に従い、しばらくこっちを表にしてつけていた)

この「オメガ式プリーツ」に関して書いているサイトは思ったより少なかった。
が、動画も含めていずれも『ひだを広げた時、中央がふくらんで張り出す面が表』となっていた。

これが正しい表、となる。

となると、我が家の結論はやはり間違っていたことになる…マジか…(T_T)。

中央がふくらんで張り出す面がなぜ表なのか?

ひだの溝に飛沫が入るかもしれないのに、なぜ、ひだを広げた時、中央がふくらんで張り出す面が表なのか…。
その答えとなる具体的な理由はどのサイトにも書かれておらず、よくわからなかったので自分で考察してみた。

たぶん…(※以下は自分の考え)

〇オメガ式プリーツ(上下にひだを作るマスク)のメリット
オメガ式プリーツは上下にひだがあるので、広げると一方向だけのひだ(階段式プリーツ)に比べると空間が平均的により広がる
…という事は呼吸がより楽になる、ということだ。

階段式プリーツはやや上目に付いているものが多い。その場合は「鼻の下部分の空間は大きいが口元の空間は、小さめ」となる。
オメガ式プリーツは「鼻の部分も口の部分も同じ大きさの空間が出来る」

〇「中央がふくらんで張り出す面が表」が正しいと思われる理由
中央がふくらんで張り出す面を表にして、広げた場合と、その逆にして広げた場合を比較してみた。

・中央がふくらんで張り出す面が表

・その反対

「中央がふくらんで張り出す面を表にした方」がより膨らみが大きかった。
…が、写真が下手くそで、判りにくいかもしれない。

ただ、気になったのはマスクの両脇。
「中央がふくらんで張り出す面を表にした方」が、顔に密着しやすいことがわかった。

なので『中央がふくらんで張り出す面が表』が正しいのは

・マスクの中の空間が広くなる
・脇に隙間ができない

…からと、思ったが、どうだろう。

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ゴムが付いている面は表か裏か?

表裏のもう一つの判断ポイントとして取り上げられているのが、ゴム紐がついている位置だ。

ゴムのついている面は表?

コロナが流行り始めたころのマスクの正しいつけ方を調べていた時「表裏のつけ方がはっきりしていないマスクの場合、ゴムのついている面は表」と書いているサイトがあった。

その理由は
・「内側についているよりも押さえが効くから」
(押さえが効くという事は、頬とマスクの密着度が高くなる、ということ)

・「ゴムが皮膚にあたるのを防ぐ」
(ゴムの素材にもよるのだろうが、皮膚ストレスへ配慮、ということだろう)

というものだった。

その前後の説明は、ほぼ覚えていないが、なるほどな、と思ったので、一時期はゴムのついている面を表にしてマスクを付け方をしていた。

その後、色々なマスクを見た。

ゴムが付いている面は表か裏かは決められない

結論から言えば「ゴムが付いている面は表か裏かは一概に言えない」と思った。

たとえば、私が持っているパッケージのないマスクは「ゴムのついている面を表」にすると、「階段式プリーツ」は上向きになる。

プリーツの理屈から言うと、これは間違い、という事になる。

さらに言えば、パッケージには、ゴムの接着面を「外側にする」と書いているものもあれば「顔側にしてください」と書いてあるものもある。

文章例)
「耳ひもの接着部のある面を外側にしてご使用ください」
「耳かけゴムが接着されている方が内側(顔側)になります」

だから、ゴム紐が付いている部分だけで表裏を決めつけることはできないのではないだろうか。

とりあえず、ひだを見れば、表裏がわかるのだから、ゴム紐が付いている位置はさほどの問題ではないと思うのだが…。

上下を間違えることはほとんどない

一般的に流通している使い捨ての不織布マスクには、鼻に当たる部分には「ノーズワイヤー」または「ノーズフリッター」という形状保持材する金属ワイヤーが入っているので、上下を間違えることはほとんどない。

マスクの表裏を間違えるデメリットとは?

カミさんに「マスクの裏表が間違っていてもコロナにかかるとは限らない」と言われた。

だが、コロナにかかるかかからないか、ではなくてマスクには役割があり、表と裏が決まっている以上、それなりの理由があるはずだ、と私は思うのだ。

なので、彼女を納得させる理由も探してみた。

マスクの種類

マスクには、家庭用マスク、医療用マスク(サージカルマスク)、産業用マスクがある。
今、私たちの手に入りやすいのは家庭用マスク、時々医療用マスクという所か。

不織布マスクの基本的な構造

家庭用、医療用で普及している不織布マスクの基本的な構造は…

不織布製のマスクは、
・外側の表面不織布
・中間にフィルター機能(帯電加工など)を有する不織布
・内側の額に触れる不織布
で構成されている。
※一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 参照

この構造を見る限り、表裏のデメリットは見えてこない…。

表裏を逆につけると?

マスクメーカーがわざわざ、パッケージに表裏を記すという事は、メーカー側の思惑があると考えられる。

そこに焦点を当てると
・外側は水をはじく防水機能がついている。
・肌に触れる部分の素材にこだわっている。
…などの説明見うけられた。

もちろん、ちょっといい値段のマスクになると…

こんな感じでフィルターの順番が決まっている。
(ちなみにこのマスクはウイルス飛沫カット率99%のPM2.5 対策用)

まとめ

それほど高額でもないマスクは、ほぼ3層構造。
見た目は表も裏も同じ不織布に見える。(だから間違う、ともいえる)

(メーカーによっては、表と裏の違いを付けているところはあるものの)表と裏がはっきり違う、という理由は見つからなかった。

裏表間違って付けたとしても、もしかしたらウイルスの侵入危険度に差はないのかもしれない。
悔しいが「マスクの裏表が間違っていてもコロナにかかるとは限らない」というカミさんの言う事を認めざるを得ないのか…

とすれば、私はただのお節介者なのだろう。

でも、一応表裏の見分け方があり、今回はそれが、よくわかった。
それだけが救いか…

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