眠くなるとあくびが出るのは脳の温度を下げるため!~チコちゃんに叱られる!

眠くなるとあくびをするのは
脳に酸素を送るため…

と、思っていたが、実は違うらしい。

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平成最後となる「チコちゃんに叱られる!」の最初の問題は「あくび」について。

今日のゲストは2人とも初登場。
「スーパーアイドル、ピンクレディ!」と呼ばれたのは増田惠子。そして「劇団シャララの座長!」の出川哲朗だ。

なんで眠いとあくびが出るの?

チコちゃんに「この中で一番睡眠を大事にしている健康的な大人ってだあれ?」と聞かれた岡村、「寝てんのか寝てないのかイビキうるさすぎてわからない」出川を指名する。

出川は「眠くなるとあくびが出るがなんで出るの?」と聞かれ「眠いから!」と言う。
さらに「なんで眠いとあくびが出るの?」と聞かれ「空気を人間の外に出したくなる」と答えるが、あくびの時は空気を吸ってると気付き「眠くなると脳に空気がいかなくなり、空気を吸う」と答える。

チコちゃんは「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」といい「(脳に空気が足りないから、という)答えは、よく言うが、そうではない!」と言う。

◯チコちゃんの答え
⇒眠くなるとあくびが出るのは脳の温度を下げるため

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眠くなった時にあくびが出るのは脳の温度を下げて適温に保つため

詳しく教えてくれるのは、あくびについて研究をしている「首都大学東京人間健康科学研究所科」の北一郎教授。

教授は「脳が酸欠になるのは、脳出血・脳梗塞を発症した時や、高山病になった時。締め切った部屋に長時間いると酸素が足りない、と思ったりしますが、実は隙間から常に空気が流れ込んでいるため脳が酸欠状態になるほど少なくなることはないのです」と言う。

「あくびで脳の温度を下げる」とはどういうことなのか?

脳の温度は通常36~37℃程度に保たれている。
しかし、勉強や仕事で脳が疲れたり、ご飯をお腹いっぱいに食べて満腹になると脳は休息モードになる。

すると血流量が減り、脳の温度が下がる。
その時感じるのが「眠気」だ。

以前この番組でも取り上げたことがある。

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人間は脳の温度が下がることで眠くなるのだ。

それなのに「脳の温度を下げるためにあくびが出る」とはどういうことなのか…

授業中や会議中など、眠ってはいけない場面で急に眠気が襲ってくることがある。これは脳の温度が下がるからだ。しかし「このまま寝てはいけない」と思った時、身体は脳の働きを活発にするため脳の血流量を増やし温度を上昇させる。

脳の温度を下げるために「あくび」をする

血流量を増やし脳の温度を上昇させて眠気を覚まそうとするのだが…

「一般に人間の脳は温度は39℃まで上昇すると脳機能が低下し、場合によっては細胞が破壊されることがある。それを食い止めるために、体は脳の温度を下げようとする。そこで出るのがあくび」だと教授が言う。

脳の温度が下がる仕組みとは

あくびをした時、口から空気を吸い込む。

そして
その1…その空気がのどを通る血管に届き、血液を冷やす。
その2…それと同時に口を大きく開けた時、のどの筋肉が血管に圧力をかけ、ポンプのように冷えた血液を押し上げる。
その3…冷えた空気が脳に送られ、温まった血液が脳から排出されることで脳の温度を下げる。

…眠くなった時に出るあくびは、眠らないように我慢をして一生懸命頑張った結果、上昇した脳の温度を下げようとして、出ていたのです。あくびをしたら褒めてあげましょう。(と、ナレーターが言うと「怒られるけどね」と岡村の声が聞こえた。)

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検証:あくびで脳の温度は下がるのか?

番組では、あくびで脳の温度は下がるのか?検証してみた。

協力してもらったのは、番組ではおなじみのチコちゃんこと曹洞宗宝林寺の千葉公慈住職。
今回は、いつものような「楽しい説法」ではなく、彼専門の難しい方をしてほしいとスタッフがお願いした。

実は住職「インド・チベット仏教教理学」を専門に研究する大学教授でもあるらしい。

検証方法:住職のありがたい説法を聞きながらスタッフ3人のあくびをした時の脳の温度を測定する※脳温を反映するとされている鼓膜温で測定

NHコ仏教講座…インド仏教深層心理分析論「アーラヤ識」
※「アーラヤ識」…人間の心理構造の中の最深部に「アーラヤ識」(アーラヤビジニャーナ)という、心の中で、横たわって全く動かない、それを基盤として定義している。

ザックリ説明すると…人間の心の善悪はどのようにして生まれるのか?と話してくれているらしい。(この法話は「ビブリタグフャールタピンダヴァ―キャー」とか、とにかく日本人には馴染みのない意味不明の言葉が次々と出てきて、確かに聞いていたら、すぐ眠くなりそうだ。)
検証

実験開始から…
◯5分後
…3人の脳の温度が上昇。
説法を理解しようと脳がフル回転している。

◯約10分後…3人とも脳の温度が下がった。
これは脳が休息モードに入ったサイン

ありがたい説法なので、寝てはいけないというような3人の表情。

すると、ここで、二人の脳の温度が上昇した。
眠らないように必死で頑張っている。

◯25分後…1人のスタッフが遂にあくびをする。
脳の温度を見てみるとあくびの後に脳の温度が0.2℃下がっていた。
さらにもう1人、あくびをした。
脳の温度も下がっていた。
さらにもう1人、こっちも下がっていた。

3人全員あくびの後に脳の温度が下がるという結果がでた。

まとめ

仕事中あくびをすると「夜遊んでばかりで、ちゃんと寝ないから!」とか「気が緩んでいるからだ!」などとよく怒られたものだが…今後は「脳を冷やしたんです!」と屁理屈を言うやつが出てくるかもしれない。

もちろん脳の温度が上がっているなんて、自分ではわからない。それでも39℃で(普通よりたった3℃上がっただけで)脳機能が低下し、場合によっては細胞が破壊されるとは…ちょっと驚く。

風邪をひいて熱が出たというのは脳の温度も上がっているという事?だとしたら、これは甘く見ないで、すぐ冷やした方がいいのだろう。

「冷えピタ」は冷蔵庫にちゃんと入っているかな?

※4月26日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照

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