HBの鉛筆1本で50㎞(の線?を)書けるらしい

なんで鉛筆で字が書けるの?

小学校に入ったばかりの子供に聞かれそうなこの問題。
大人は、この答えをちゃんと覚えておいた方がよさそうだ。

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4月10日の「チコちゃんに叱られる!」2つ目の問題は「鉛筆の芯」について。

なんで鉛筆で字が書けるの?

チコちゃんが「この中(岡村隆史、谷中敦、西山茉希)で一番、子供の頃、熱心に勉強していた大人ってだあれ?」と聞くと「結構宿題とか言われる前に終わらせるタイプでしたと言う」西山が指名される。

チコちゃんが「…なんで鉛筆で字が書けるの?」と西山に聞く
西山は最初「芯が紙にシューっと乗っかる」と答え「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われる。が、最終的に「紙っていうのは表面が凸凹になっているから、その穴の中に芯が…溶けだすように埋まっていく」とまとめたが「溶けだすように」ではなかったようだ。

〇チコちゃんに答え
⇒鉛筆で字が書けるの芯がトランプのカードのように剥がれていくから

鉛筆の芯は黒鉛と粘土が混ぜ合わさってできている

詳しく教えてくれるのは、鉛筆の原料について研究する青山学院大学の黄 晋二教授。
先生は「鉛筆の芯は黒鉛と粘土が混ぜ合わさって、できている」という。

黒鉛と粘土の割合で鉛筆の硬さ、濃さが決まっている

鉛筆の芯は、黒い色を付ける「黒鉛」と、それを固める「粘土」で構成されている。
この黒鉛と粘土の割合で鉛筆の「硬さ」「濃さ」が決まっている。

例えばHBの鉛筆は、黒鉛がおよそ70%、粘土がおよそ30%。
(6B=粘土20%・黒鉛80% 6H=粘土60%・黒鉛40%)

・黒鉛が多くなると濃く、柔らかい芯
・粘土が多くなると薄く、硬い芯
になる。

なぜ鉛筆で字が書けるのか?

ではなぜ鉛筆で字が書けるのか?
先生は「黒鉛の結晶構造に理由がある」という。

黒鉛

鉛筆の芯の原料である黒鉛を電子顕微鏡で見てみるとシートのような物が積み重なった層状の構造になっている。この層と層の結びつきは、原子の結合の中でも非常に弱くはがれやすい

鉛筆で字を書くと目には見えない紙の凹凸にこの層が引っかかって、シート状に剥がれていくことで字が書ける。

シート状に剥がれるとは?

シート状に剥がれるという事について先生は「鉛筆の芯をトランプの束に置き換えて説明しましょう」と言ってトランプを出す。

机の上に凹凸のあるゴムシートを敷き、その上でよく切って?重なったトランプの束をスライドさせていく。
するとトランプはこのシートの凹凸に引っかかって広がっていく。

つまり紙の表面の凹凸に黒鉛の層がひっかっかり黒い線となって残る。そのため凸凹がないプラスチックやガラスには書けない

鉛筆で紙に書いた部分を拡大してみると、大きさはそれぞれだが確かにシートのような形で黒鉛が紙に付着している。

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消しゴムで字が消せる理由

消しゴムで字が消せる理由は紙に引っかか黒鉛を粘着性のあるゴムでからめとることで消せている。

ところで鉛筆1本(HB)でどれくらい書けるのか?

先生は「HBの鉛筆1本で50㎞書けると言われている(筆圧300gの場合)」という。
「文字数にするとどれくらい書けるんですかね?」とスタッフが聞くと「それぜひやってみてください」と言われ…

鉛筆1本で何文字書けるか検証

検証内容
担当ディレクターが用意したのは、ものすごい長いことで知られる小説『失われた時を求めて』(マドレーヌを食べた瞬間に思い出した記憶など何かの拍子によみがえった記憶について全10巻も書かれた物語)。
これを400字詰めの原稿用紙に書き写していく。

検証開始
書き始めて1時間経過…書けたのは1,200字(原稿用紙3枚)鉛筆はほとんど減っていない。

ディレクターは、会社に人がいなくなっても次の日もその次の日も黙々と鉛筆で字を書き続ける。
しかし鉛筆はなかなか減らない…

その後も、諦めることなく必死に書き続け鉛筆を減らし続けていると…
「鉛筆1㎜で何文字書けたか計算すればすぐわかるんじゃないですか?」とアシスタントに言われる。

結果

鉛筆1㎜減らすのに「働き方改革」(5文字)を80回書ける。
鉛筆の長さはおよそ176㎜なので鉛筆1本で働き方改革という5文字を14,080回。
つまり鉛筆1本で、約70,400字書ける、ということがわかった。

愛ちゃん情報

鉛筆1㎜で(「働き方改革」という5文字を80回書けると言ったが、5文字×80回=400字)原稿用紙1枚書けるということ。鉛筆の長さは1本176㎜なので原稿用紙176枚分書ける。(※独自の実験による)

※4月10日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋参照

まとめ

文字数の検証で、芯1㎜で「5文字を80回書ける」とあったが、個人的なことを言わせてもらえば、書く文字によっても多少は変わってくるのではないだろうか。ひらがなの「し」を400文字書くのと「檸」を400文字書くのでは、芯の減り方はあきらかに違ってくると思う。

そもそも「文字数にするとどれくらい書けるんですかね?」という問題提起も、微妙な気がした。

もちろんディレクターの頑張りは褒めてあげたいが、大学時代の仲間もわざわざ登場し励ましたり、エンディングまで心の中の愚痴?とか、そこいる?みたいな…

ちなみに…ボールペン1本1.5㎞、シャープペン40本1㎞らしい。(※日本鉛筆工業協同組合のHPより)

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