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血液型の違いがある事で人類は滅亡せずに済んだ!?~チコちゃんに叱られる!

チコちゃんに叱られる

「血液型」と言えば、どうしても「性格」を言いたくなるのだが…見た目は同じ、どこに違いがあるのだろう?

でも、この血液型の違いがあるおかげで人類は滅亡しなくて済んだ、ともいえるらしい。

12月7日の「チコちゃんに叱られる!」最後の質問は「血液型」についてだった。

「この中(岡村隆史・渡辺満里奈・中川大志)で、一番健康的で血液が奇麗そうな大人ってだあれ?」とチコちゃんが言うと「フェイスのきれいさでは(中川や渡辺に?)負けているので、血液が奇麗ということだけで僕が行きましょう。」と岡村が言う。

血液型って何が違うの?

岡村の血液型は「B」。そして他の二人もなんと、B型、だと判明する。

他にもA型、O型、AB型もあるが…チコちゃん「血液型って何が違うの?」と岡村に聞く。
岡村は「血液のヘモグロビンの量で分けられる」と答えるが「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われる。

◯チコちゃんの答え
⇒血液型の違いは糖の違い

血液型の分類基準は…

現在の血液型は、1900年にラントシュタイナー博士が発見し分類した。(彼はこの功績で後にノーベル生理学・医学賞を受賞している)

血液型の分類基準

血液のエキスパート医学部客員教授によれば…
血液型は、赤血球にある「糖」で決まる、そうだ。

赤血球の表面には、毛のようなもの(糖鎖)が付いている。
・糖鎖とは…いくつかの糖が繋がっていて、先端にある糖の種類によって血液型が決まる
・糖鎖の機能とは…(まだ解明されていないことが多いのだが)細胞を守ったり細胞同士の情報を伝えたりする役割を担っている。

※その血液型の説明時「演歌・血液ガッタガタ」という曲がバックに流れ、曲に合わせて真島茂樹(振付師)が踊った

A型…糖の先端に『N-アセルガラクトサミン(C8H15NO6)』が付いたもの
B型…糖の先端に『ガラクトース(C6H12O6)』が付いたもの
AB型…糖の先端にAとB両方の糖が付いている
O型…糖の先端に何もついていない

A型、B型の次は、なぜC型ではなく「O型」なのか

糖鎖の先に何もないから。

発見者ラントシュタイナー博士の母国語はドイツ語。
ドイツ語で何もないを意味するohne(オーネ)」の頭文字を取って「O」になった。

同じ血液型でも成分が違う

血液は「RH+」や「RH-」とさらに細かく成分が分かれていることがわかっており、現在血液は400種類以上もあると考えられている。

なぜ血液型は分かれているのか

長い人間の歴史の中で血液型が違う事によって運命が大きく変わる出来事が何度もあった。

・14世紀…ヨーロッパでペストが大流行
この時多く亡くなったのがO型の人と言われている。

・1770年…インドで天然痘が大流行
この時亡くなった人の多くがA型、AB型の人と言われている。

・1991年1月末…ペルーで(O型の人がかかりやすい)コレラが大流行。
中南米はO型の人が多いためその後、他の国にも流行が拡大した。

教授は「人間の長い歴史は病気との戦いだった。一つの血液型だけにかかりやすい病原体がもし蔓延してしまったとすると人類は滅んでしまったかもしれない。多様な血液型があるのは、人類が生き残るためだった。(血液型に多様性があったため人類は現在まで生き残って来られたのかもしれない)」という。

現在は研究が進み、血液型によっては、様ざまな病気にかかりにくいと判明してきている。

病気別、かかりにくい血液型

・心筋梗塞の発症のリスクが低い…O型
・ノロウィルスの感染しにくい…B型
・認知症になりにくい…O型

現在、血液型と病気との関連について世界中で様々な研究が行われている。
が、なぜ特定の血液型が病気と関連するのかほとんどわかっていない。

追加情報

動物にも血液型がある。
・ゴリラはほとんどB型
・チンパンジー A型・O型
・オランウータン A型B型O型AB型

まとめ

血液型の話なので、病気のかかるとかかからないとかワイワイやって欲しかったが、全員(B型でおなじだから)楽しめなかったとチコちゃんがいう。「あれ?キャスティングミスですか?」と渡辺が言うと、笑いが起こった。

血液型が、人によって違う理由はわからなかったが、人間が生きていくために大事な事なんだなと改めて思った。

※12月7日 NHK「チコちゃんに叱られる」より 参照・抜粋

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