なぜ3色の国旗が多い?バナナの皮はなぜ滑る?硬貨に製造年が書いてある理由とは?

チコちゃんに叱られる
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「3色の国旗最初に作った国はどこ?」
「バナナが滑るギャグを最初に披露した人物は?」
「紙幣には無くて硬貨にはあるものといえば?」

今回の「チコちゃんに叱られる!」の問題をクイズにしてみました(笑)。

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3色の国旗が多い・バナナの皮が滑る・硬貨に製造年が書いてある…の謎

9月26日放送の「チコちゃんに叱られる!」
ゲストは初登場の秋野暢子さんと2度目EXILEの松本利夫さん。

「なぜ3色の国旗が多いのか」「バナナの皮が滑るのはなぜなのか」「硬貨に製造年が書いてある理由」そして動物学者が教える「宝の持ち腐れ動物BEST3」とは?…今回も面白かった。

なんで3色の国旗が多いの?

回答者に選ばれたのは秋野「最初は一国だけだったが他の国が真似をした」と答えた。
それを受けて「その真似された国は?」と聞かれ「ドイツ」と答えた。
松本は「イタリア」、岡村は「フランス」と答えたが、3人ともハズレだった。

〇チコちゃんの答え
⇒3色の国旗が多いのはオランダの真似

他の国がオランダの真似をした理由とは

現在世界には197か国の独立国がり、3色の横縞や縦じまの国旗を使っているのは55か国

詳しく教えてくれるのは日本旗章協会の長苅安望さん。

オランダは「赤白青」。
実は世界初の3色国旗は「オランダ国旗」だと言われている。

民衆のための国旗

16世紀、オランダは大きな港町で商業が盛んだったが、スペインが占領していたためその利益をスペインに独占されていた。

1581年、(後にオランダ建国の父と呼ばれる)オラニエ公ウィレムが、スペインにオランダの独立を宣言する。この時、ウィレムの家紋から3つの色(オレンジ・白・青)を取ってオランダの3色旗が生まれた

それまでの他の国々の国旗は、王家のもので複雑な紋章が描かれたデザインばかり、しかも限られた人しか使えなかった。

ウィレムは、シンプルな3本線の国旗を作り、オランダの人々が自由に使える旗にした
その結果、団結力が高まり独立への気持ちが一つになっていった。

独立宣言から3年後、ウィレムはスペインの陰謀によって暗殺されたが、3色旗のもと40年にわたる戦争に勝利し、オランダは独立を果たした。

3色旗は「独立と繁栄」のシンボル

大航海時代、オランダの経済は急成長し「オランダの奇跡」と呼ばれるほど豊かな国になる。
こうして3色旗は「独立と繁栄のシンボル」になる。

この旗のオレンジ色が潮風や日差しににさらされ色あせるため1630年、オレンジ色が現在の濃い赤に変更される。

この「赤には勇気、白には信仰、青には忠誠心」という意味が込められている。

他国も3色旗へ

海洋大国で先進国となったオランダにあやかってロシアとフランスが国旗を真似をした。

・ロシア…ロシア初代皇帝ピョートル1世は、(身分を隠して)オランダに行き造船技術を学ぶ。
1705年オランダのような豊かな国になるよう願いを込めてオランダ国旗の色の順番を変えた3色の新しい国旗に変更した。

その後、オスマン帝国に支配されていた国々(スロベニア、クロアチア、セルビア)を独立へと導くとその国々はロシアにならい、3色の国旗を作った。

・フランス…フランス革命中の1794年、ブルゴン朝による王政から共和制に変わった際に国旗に自由平等友愛を表わす縦じまの3色国旗に変更。

・イタリア…フランスによってオーストリア帝国から開放されたイタリアもフランス国旗の青を緑に変更(現在の三色旗に変更)

こうしてオランダから始まった三色旗は、独立と解放のシンボルとして様々な国へと影響を与え世界に3色の国旗が増えていった。

3色国旗早押しクイズ

この後、持っている地球儀を使って世界の国名のダジャレを芸とする宇宙海賊のゴージャスと、水島理久君6歳(国際知識検定国旗 を5級から1級をすべて合格した幼稚園児)が3色国旗早押しクイズをした。結果は、水島君の圧倒的勝利だった。

クイズに出た国旗とその特徴

〇オランダに似ている国旗「ルクセンブルク」
オランダ国旗は下のだがルクセンブルクは水色
ルクセンブルク大公国の紋章の3色からデザインされた

〇ルーマニアに似ている国旗「チャド」
藍の濃さが違い、チャドの方が濃い

〇カメルーンの国旗に似ているセネガル
どちらも星がある縦じまの三色国旗だが、星の色が違う。
中心の星は統一のシンボル。

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なんでバナナの皮は滑るの?

この問題の回答者に選ばれたのは松本。
松本は「皮の中に空気が入っている。空洞になっている。それをつぶすことによって摩擦がかからなくなる。甘みが出る」と答えたが…「ボーっと生きてんじゃねーよ!」だった。

〇チコちゃんの答え
⇒つい最近解明!踏むと川の中の粒々がつぶれてぬるぬる液が飛び出すから

イグ・ノーベル賞受賞

詳しく教えてくれるのは、北里大学の名誉教授の馬淵清資さん。

元祖バナナ滑り

人類がいつからバナナの皮で滑ってきたかは定かではないが、国民的マンガやアニメゲームの世界まで何人もの人がバナナの皮で滑り、人々を笑顔にしてきたが、この現象に光を当て初めて笑いを作ったと言われているのが喜劇王チャールズチャップリン。1915年に公開された「アルコール先生 海水浴の巻」でバナナの皮で滑るギャグを初披露した。(その映像が出た)

馬淵教授が解明

なぜバナナに皮が滑るのか、長らく解明されなかったが、2014年、馬淵教授がバナナが滑るメカニズムを科学的に解明イグ・ノーベル賞を受賞した。

※イグ・ノーベル賞=人々を笑わせ考えさせてくれた業績に贈られる

教授の専門は人工関節。なめらかな関節の動きを説明する際「関節っていうのはまるでバナナのお皮が滑るように滑っている」という説明をしていた。

そして、バナナの皮ってどれくらい滑るのか疑問に思い2010年から4年間バナナの皮のすべりやすさを研究し、ついに解明した。

バナナが滑るメカニズムとは

1、バナナの皮を踏む
2、内側の白い部分の小さな粒々(小胞)が破裂する
3、その中にあるヌルヌルの粘液が飛び出す
⇒靴底と地面の間に粘液の膜ができ摩擦力を低下させてよく滑る

研究内容

滑りやすさの目安は摩擦係数で表す。
測定器にバナナの皮を置き、裏や表を踏んで滑るという事を100回以上はやってみた。

結果…
・バナナの皮がない場合の係数…0.412
・バナナの皮がある場合…0.066まで下がった。
(雪の上のスキー板とほぼ同じ0.02~0.08)

バナナにヌルヌルした液がある理由

植物学者甲南大学の田中修特別客員教授によれば「ヌルヌルした液には保水性がある。暑い地域で育つバナナは暑さと乾燥に耐えるために分厚い皮をして中の身を守っている」とのこと。

愛ちゃん情報

1941年、アメリカテキサス中のボーモントで新しく作った船を海に浮かべる進水式の際、船を滑らせるためのオイルが不足していたため、代わりに3.4tのバナナを使用して120mもある貨物船を滑らせた。

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なんで硬貨には製造年が書いてあるの?

「この中で一番お金を大切にしている大人は誰?」と聞かれた岡村「みんな大切にしていますから…」というと秋野から「(岡村が)…一番ね、結婚もせずお金を貯めていらっしゃる」と声がかかり、岡村が回答者になる。

「(お札には書いていないのに)なんで硬貨には製造年が書いてあるの?」とチコちゃん。岡村の答えは「作られた年代によって枚数が違うから…偉いさんの気まぐれである!」だったが…叱られた。

〇チコちゃんの答え
⇒そういうデザインだから

製造年が刻まれた理由とは

詳しく教えてくれるのは、大阪経済大学経済学部の高木久史教授。

「一円玉、十円玉などの硬貨に年代が書いてあるのは言ってしまえばそういうデザインだから」と答える。
特に理由はないという事か?とスタッフが訪ねると「今はない、が日本のお金の単位が円になり貨幣制度が近代化された時には(硬貨に)製造年が刻まれる理由があったと考えられる」という。

金本位制

金本位制=金をお金の価値の基準とする制度のこと

19世紀初頭のイギリスで、国が持っている金の量に応じて通貨を発行し、その通貨を同じ価値の金と交換できることを国が保証する制度が始まった。

産業革命で一躍世界経済の中心となったイギリスは、大量生産した商品を世界中に売ろうとしたが、当時通貨の価値は国によって様々で、世界共通の基準はなかった。
つまり、アメリカの1ドルがイギリスのポンドだといくらなのかはっきりわからなかった。

そんな状態で世界中と貿易することに不安を感じたイギリスは、世界共通の価値を持つ金を基準とする金本位制を世界初めて採用した。

イギリスが保有している金の量に合わせて通貨を発行し、1ポンドを金7.3グラムと定めた。

世界中の国がこの制度を取り入れれば、各国と安心して貿易ができると考えた。
実際イギリスと貿易をしたいアメリカやフランスなどがこの制度を導入した。

その国が持っている金の量に合わせて通過を発行するようになるとそれぞれの国のお金同士の価値を比べることが簡単になった。

・アメリカ…1ドルを金約1.5グラムと定めた
(1ポンド:5ドル)

フランス…1フランを金約0.3グラムと定めた
(1ポンド:24フラン)

欧米の国々が金本位制を取り入れつつあるのを見た日本も、それに追いつこうとして明治4年(1871年)金本位制を採用。

日本の場合

日本は1円を金1.5グラムと定めその金の量を含んだ1円玉を作ることにした。

しかし、それまで日本で作っていたお金が世界では信用度が低かった
実は明治維新直後(1868年ごろ)金貨(明治二分判金)、銀貨(明治一分銀)を作っていたが偽造が多く品質が悪かった(ので、外国から信用を失っていた)。

新しく作った所で「本当に金1.5グラム入っているの?」と疑われるのも当然。

そこで、明治政府はイギリスから効果を作る機械を購入し金1.5グラムを含んだ硬貨を製造。

その時に製造年を入れることでその年に作られた金貨には間違いなく金が含まれているという事を明治政府が保証した。

その後も毎年硬貨に含まれる金の量を検査し正しい量が含まれていることを世界に向けて公表。
金の量を変えた年があったとしても製造年が書かれているので、硬貨に含まれる金の量がわかり、すぐのその硬貨の価値がわかることになる。

実際明治30年に、金貨に含まれる金の量をそれまでの1.5グラムから金0.75グラムに変えた際、製造年が刻まれているお金で他の年に作られた金貨との価値の違いが一目でわかった。

こうして日本の硬貨は世界から信用を得た。

金本位制ではその国が持っている金の量と同じ分しかお金を発行できない。

第一次世界大戦で世界の国々は軍事品を金で大量に購入したため、お金を発行するために必要な金が亡くなってしまった。こうしてその時の経済状況によってお金の発行量を自由に管理できる管理通貨制度に徐々に移行していき、金本位制は終わった。

現在、使っている硬貨には金が含まれていない。

その金属の価値と硬貨の価値は無関係。
そのため本来であれば製造年は必要ないが、製造年が書かれた金貨が流通していた頃の名残りから現在も製造年が書かれていると考えられている。

先生は「つまり今となっては製造年はデザインの一部みたいなもの、あったほうが締まりが良くなるような気が私はします」と話していた。

紙幣には製造年が書いていない。硬貨と違って寿命が短い(長くて4~5年)。

市場に出回って古くなった紙幣は再び日本銀行へ戻され、汚れ、破れ、偽札がないかチェックを受け使えないと判断された紙幣は細断されほとんどは焼却されるため製造年を入れる意味がない。

古くなって遮断された紙幣、焼却されなかった紙幣は形を変えてリサイクルされる。

例えばATMの横に置いてある現金袋、一袋の素材の30%に一万円札が約1枚分混ざっている。
トイレットペーパー1ロールに混ざっている紙幣の量は最大150枚分のお札が混ざっている可能性もある。(約50円のトイレットペーパー、すべて1万円札で出来ていたら最高で150万円!!)

補足
先生の宝物は明治8年の銀貨だと自慢していたが…
調べてみると明治8年発行の1円銀貨は発行枚数が少なく「特年」と呼ばれているらしい。(先生の銀貨が1円かどうかはわからないが)ちなみに、ヤフオクで「本物保障 明治一円銀貨 明治8年 貨幣商協同組合鑑定書付き」の新1円銀貨の現在価格が150万円になっていた…ホンマか?
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宝の持ち腐れ動物BEST3

今回の「働き方改革」で紹介されたのは「すごいのに活用しきれていない能力を持つ動物BEST3」

これを紹介してくれた大先生は、動物研究50年以上動物学者 今泉忠明先生(「ざんねんないきもの事典」 シリーズの監修)。

第3位 ハイスペックが仇?のモフモフ動物

【雪うさぎ】
北海道やロシアなど雪深い地域に生息していて、白い身体が雪と同化して天敵の和紙や狐から見つかりずらいという能力を持っている。

宝の持ち腐れポイント=雪が降らないと目立って大変

雪うさぎの毛は秋から冬にかけて茶色から白くなる。
季節が変わると自動的に色が変わるように遺伝子に組み込まれている。
雪が降っても降らなくても白くなる。
雪が降らない、雪が遅れる時は発揮出来ない。

「雪が降らず茶色の野原に白は目立つ、敵に見つかりまくり。白は無意味になる」と先生は言う。

第2位 でか目が裏目の残念ザル

【メガネザル】
インドネシアやフィリピンなど東南アジアの島々に住む。
夜行性で光を多く取り入れバッタやコウロギなどを見つけやすくするために進化。

ところが…目をつぶらないと獲物に飛びつけない。
すさまじいスピードで獲物に飛びつくが目が大きすぎるため飛びつく瞬間目を閉じてしまう
(その様子の映像が流れる)

ジャンプのスピードが速すぎて枝や葉っぱが目にぶつかるのでその直前に目をつむる。
「ただ目をつぶった瞬間に獲物が逃げちゃったら全く無意味」と先生は言う。

第1位 パワーを持て余す肉食獣

【ジャガー】
中央アメリカから南アメリカにかけて生息していて、一番の特徴は噛む力。
虎やライオンが獲物の首にかみついて窒息させるのに対し、獲物の頭部をかみ砕いて仕留める。
ネコ科動物の中で最強の顎の持ち主。

この噛む力は、メガテリウムやマストドンを倒すのに必要不可欠な武器で…

・メガテリウム…ナマケモノの中の最大種。体長6mほどの草食獣。
・マストドン…象のような大型哺乳類
自分の体長の5~6倍もあるこの大きな獲物を捕らえるためにこの顎を持っている。
…だが1万年くらい前に絶滅している。

…今は、噛む相手がいない。

「力を持て余したジャガーは仕方なくワニなどを獲物にしている。今はもう何のためにあるのか…まさに宝の持ち腐れ、ですね」と先生は言う。

まとめ

冒頭のクイズの答えは…

Q:3色の国旗最初に作った国はどこ?…A:オランダ
Q:バナナが滑るギャグを最初に披露した人物は?…A:チャールズ・チャップリン
Q:紙幣には無くて硬貨にはあるものは?…A:製造年

…でした。