「空気を読む」って何してる?(実は一瞬の表情で本音がわかる…という話)

チコちゃんに叱られる

これは、ちょっとピンとこない質問だ。
実は「空気が読める」とは具体的にはどういうことなのか、という話なのだが…
(アンミカも言っていたが、ちょっと怖いかもしれない…)

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「空気を読む」って何してる?

1月23日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」のゲストはEXILEの岩田 剛典(初登場)とアンミカ(2回目の登場で準レギュラー)。

3つ目の問題の回答者は「この中で世渡り上手な素敵な大人」。
岡村、アンミカが先の2つの質問に答えたので、残る岩田が選ばれる。

「空気を読むって何してる?」と聞かれた岩田「思考を読む!」と答えるが…「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまう。

⇒チコちゃんの答え
空気を読むとは0.2秒の本音を見ている。
(と、いうが…皆「どういう事?」という顔になる)

空気を読む時に人は周りにいる人の0.2秒だけ見える本音を見ている

詳しく教えてくれるのは心理学とコミュニケーション術について研究している空気を読むを科学する研究所の清水健二代表。

「空気を読む時に人は何をしているかというと、周りにいる人の0.2秒だけ見える本音を見ている」という。人は、お互いの表情を見て、お互いがどう思っているかを感じ合いながらコミュニケーションをとっている、というのだ。

人は脳からの指令で7つの表情を作る

実はどんな人間にも7つの表情というものがある。
・喜び
・怒り
・悲しみ
・驚き
・嫌悪
・軽蔑
・恐怖
この7つの表情が、空気を読む時に人が見ている0.2秒の本音と深く関係している。

これらの表情は、脳からの指令が顔の筋肉に伝わって作られる。
(顔の表情を作る筋肉、表情筋は、およそ30種類もあるそうだ)
その指令が伝わるまでの時間がポイント、と先生は言う。

「反射」と「理性」

例えば…
上司との会話で怒りの感情を抱く瞬間があるとする。

「お前なんか、太った?」と言われたとする。
その瞬間、脳が表情筋に「怒りの表情を作れ!」と指令を出す。

しかし次の瞬間、相手に怒りが伝わったらいけないと脳が判断すると「怒りの表情を作るな!」と別の指令を出す。

・感情を抱いた瞬間に無意識のうちに出る司令は「反射」。
・状況を踏まえた上で出る司令は「理性」

反射があって理性が働く。
反射と理性の間にはどうしても0.2秒から0.5秒の時間差が生まれてしまう。

0.2秒から0.5秒の時間差に本音の表情が現れる

この時間差に本音の表情が現れてしまう。

例えば「サルが歯をむき出し」にしたり「犬が人間でいうところの眉のあたりを引き上げる」など、動物には様々な表情があるが人間ほど表情が豊かな動物はいない。

それは人間の脳が動物に比べて高度に発達したことでより複雑な感情を持つようになったから。
そのさまざまな感情を表現する手段として、表情が豊かになっていったと考えられている。

しかし…
人間は会社や地域など大きなコミュニティに属している。
この複雑な関係性がおりこむコミュニティでは、このすべての感情が素直に顔に出てしまっては社会生活がうまくいかない

そこで、理性で本音を隠さなければいけないようになっていった。
その結果、ほんの一瞬だけ(本音が)表情に表われるようになった。

0.2秒ほどの本音の表情とは?

その一瞬の表情を見逃さないという機械を使ってみる

先生は21種類の顔の動きを測定機械を用意。
眉をあげたり頬をあげる、とか…そうした部分的な顔の動きを7つの表情に落とし込み、表情の変化を分析する機械で、感情が強ければ強いほど数値は高くなる、という。

担当のディレクターで実験

どんな風に本音の表情が出るのか、担当のディレクターで実験。
感情の現れた一瞬の表情からその心理を先生が分析する。

ディレクターが「会社から与えられている仕事についてどう思うか」と聞かれる。
ディレクターは「ありがたいなーという感じです」と答えた時、喜びの表情が99.93%となる。

この数値を見て先生は「基本的にポジティブな感情で仕事に対して満足していることがわかる」という。

さらに「めんどくさい後輩はいないですか?」と聞かれるとディレクターの表情の数値「怒り」が0.30秒、「悲しみ」0.50秒で現れた。

ディレクターが「めんどくさくはないですけど…」と話した所で先生が画像を止める。

先生は「めんどくさくはないですけど…という時に怒りが出て、そのあと悲しみが出た。ちょっと仕事ができない後輩がいた時に、ちょっとイラっとするけど(悲しみの機能は助けてあげたいですから)助けてあげたいけど、できない後輩がいるんだよなっていう感じ」と解析する。

それを聞いたディレクター「すごい、バレちゃうもんなんですね」と話す。

このようにいくら理性で隠そうとしても一瞬だけ本音が見えてしまうものらしい。
たった0.2~0.5秒ほどの短い時間でも人間は無意識に相手の表情を察しながら生活している、ということだ。

まとめ

岡村も何も聞かされず、この実験を試される。

「鯛の写真」を見せられると「喜び99.89%」となり…「ほんとに鯛釣りが好きなんでしょうね」と先生。

スタッフに「いつまでに(鯛を)釣りたい?」と聞かれると岡村の表情は「怒り83%」「軽蔑94%」「嫌悪96%」となり…先生は「鯛釣りに行きたいのに行けないという思いがあまりにも強く出てしまった」と分析する。

次に好きだったという新田恵利の写真を見せられると「喜びが50%」、ポジティブな気持ちが沸き起こったと分析。
さらに和田アキ子の写真を見せられると「喜び99.9%」になり、岡村は和田の方が(新田恵利よりも)好きが強い、という結果に。

さらに鶴瓶の写真を見せられる。
すると「嫌悪99%」になるが、その後「喜び99%」になった。
先生は「そこまで(鶴瓶ほどの位置に)行けるかなという自己嫌悪やくやしさ…真面目なんだと思う」と分析する。

最後に相方、矢部の写真が出る。
「感謝してます」と言う岡村。

だが、2分間、なんと、ほぼ無表情だった。

先生の岡村の総評は…「多くの厳しい先輩のに囲まれながらもまっすぐに向き合う方。だからこそ不動の大人気の地位を手に入れられたのでしょうね」だった。

1月23日NHK「チコちゃんに叱られる!」より参照・抜粋

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