雑学王で紹介した「とろみがついた飲み物がでてくる自動販売機」とは?

テレ朝の「雑学王」を見ていたら、ある自販機は、飲みものを買う時、お年寄りのために付いているボタンがあるという、それはなんなのか?、という問題があった。

答えは「とろみ」だった。

なるほど、と思うと同時にその「とろみ」が何なのか気になったので調べてみた。

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お年寄りは飲み込む(嚥下)力が弱いため、飲み物が気管に入ることがある。これにより肺炎(誤嚥性肺炎)を起こすこともあるらしい。飲み物にとろみをつけることでそれを防止することができるという。

とろみボタンつきカップ式飲料自販機とは

とろみボタン付きカップ式飲料自販機は…
「ニュートリー」という栄養素補給食、嚥下サポート食などの開発や製造、販売をしている会社と「アペックス」という自動販売機オペレーター大手の会社が共同開発したもの。

・とろみ「あり」「なし」ボタンがついてる
・「とろみの濃さ」を「薄い」「中間」「濃い」の3段階で選べる
・自動でかきまぜる
・コーヒー、ココア、緑茶にもOK
・HOT45℃前後、COLD20℃前後

(※とろみが付いている分、飲み物の値段が高いかどうかは、わからない。)

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とろみ成分は何?

とろみ剤の名前は「ソフティアS」。テクスチャー改良材(※テクスチャ―=質感)というものらしい。液体の種類を選ばず、すばやくとろみをつける、との事だ。「ニュートリー」の商品で、普通に販売もされている。

「ソフティアS」の原材料は「デキストリン、増粘多糖類、pH調整剤」とあった。

デキストリン=デンプンまたはグリコーゲンの加水分解で得られる低分子量の炭水化物の総称

増粘多糖類=食品(飲料も含む)に粘性や接着性を付けるための食品添加物
※ウィキペディア

デキストリンはデンプンのようなもの。だが、デンプンは唾液でサラサラになってしまうらしい。ソフティアSは、医療機関で使われている専用の「とろみ材」で、デンプンとはちょっと違うようだ。ちなみに増粘多糖類はジャムなどにも入っている。

ボタン付きカップ式飲料自販機が設置されているところは?

番組で紹介された設置場所は、よく聞いていなかったので、わからないが、「食品産業新聞社」のサイトで2018年10月29日、この自販機の事が取り上げられていた。

それによれば、設置予定病院は「日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック」とあったが、今もあるかどうかは、わからない。

※食品産業新聞社 https://www.ssnp.co.jp/ 参照・抜粋

自宅でも誤嚥を防ぎたい、という人は

お年寄りに限らず、病気の人でも、食べている時、気管に入ってせき込みやすい、という人はいる。

そういう人のために作られた「ソフティアS」は、Amazonでも販売していた。

ソフティアS byAmazon

スティックタイプもある。

高齢な親を持つ、我ら世代。
そういえば、最近、おふくろ、ご飯を食べる時むせたりしてるな、なんて思いあたることもある。

こんな便利なものがあるとは、知らなかった。母の日や父の日にこういうものを贈ってみるのもいいかもしれない。

まとめ

食品産業新聞社の記事には、この自販機設置について、病院、サービス付き高齢者住宅、有料老人ホーム等、高齢者施設への導入を2021年には2万台の設置を目指す、と書いてあった。

こういう親切な自販機があると、お年寄りたちは助かるだろうな。
…というか、こういう自販機があるのを知らないだけなのかもしれない。

伊集院光も正解していたから、たぶん知っている人は知っているんだろうな。もしかしたら、案外身近なの病院に置いてあるのかもしれない。気が付かないだけで。

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