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インフルエンザにかかったら紅茶を飲むと「飛沫感染が防げる」らしい…

健康

インフルエンザが流行っている。

厚生省の発表によれば、平成31 年第4 週(平成31 年1 月21 日から平成31 年1 月27 日まで)分のインフルエンザの発生状況を見ると、約 222.6 万人が罹患しているそうだ。
※(平成31 年1 月28 日から平成31 年2 月3 日まで)分については、2 月8 日(金)公表予定

そんな中「インフルエンザにかかったら紅茶を飲め!」という話を聞いた。
紅茶?…突っ込んでみた。

インフルエンザにかかったら紅茶を飲め!

インフルエンザにかかっている人が紅茶を飲むと、菌を拡散しない、という事らしいのだが一体どういうことなのだろうか?

インフルエンザウイルスには「スパイク」という突起が付いている(これで粘膜細胞に侵入するらしい)。紅茶には「テアフラビン」という成分が含まれていて、スパイクの周りをガードし無力化できる、ということらしい。

紅茶で予防!のポイント

・10秒で100万個のウィルスを無力化できる(消毒液なみの効果)
・緑茶もいいが、(紅茶の方が)より効き方が早い
・うがいで感染予防は出来ない
・インフルエンザにかかった人が飲むと口の中の菌が無力化するので人にうつさない

飲み方

1時間ごとに少しずつ口に入れれば、その人の口からウイルスは出てこない⇒飛沫感染を防ぐ

インフルエンザの新薬

年末からインフルエンザA型ウイルスが流行している。
A型は他の型に変異してワクチンが効かなくなる恐れもある。

この状況で活躍が期待できる新薬「ゾフルーザ」が去年3月に発売。現在、多くの患者に処方されている。

「ゾフルーザ」の特徴

・服用は1回だけで良く、自宅で安静に過ごし症状が引くのを待つ。
・熱が下がってから3日後には普段の生活に戻れる。

※ゾフルーザは新薬のため副作用の実態がつかみきれていない、などの指摘がある。

新薬「ゾフルーザ」と「タミフル」の違い

◯抗インフルエンザ薬「タミフル」
・「細胞内で増えたウイルスを他に移すこと」を抑制する薬
・2001年2月~販売開始
・1日2回×5日間服用を続ける
・ウイルス未検出になるまで72時間かかる

◯新薬「ゾフルーザ」
・「細胞内でウイルスが増えること」そのものを阻止する薬
・2018年3月~販売開始
・服用は1回のみ
・ウイルス未検出になるまで24時間

※副作用のリスクや、ウイルス側がどのように耐性をつけてくるのかがまだ未知数
※ウイルスの増殖を止めると体の中でウイルスが増えないので、インフルエンザに対しての免疫が出来ない

以上「直撃LIVE グッディ!」参照・参考

医師に聞いた「インフルエンザ予防に最も効果がある対策」

医師に聞いた「インフルエンザ予防に最も効果がある対策」のランキングは、次の通り。

1位 手洗い
2位 人ごみに行かない
3位 睡眠・休養を取る
4位 予防注射(ワクチン)を打つ
5位 加湿をする

手洗いのポイント

手はいろんな所に触れる。
手から、口や鼻などに感染する可能性が一番高いという事で…

洗うべき6つの場所

石鹸をよくつけたら

1、手の平…をこするようにしっかり洗う
2、手の甲…手の平で伸ばすように「こする」
3、指の間…指の側面、付け根も丁寧に
4、指先(爪)…円を書くように手の平にこすりつける
5、親指(忘れがち)…手の平でねじるように
6、手首(忘れがち)…しっかり洗う

その後のすすぎ時間はできれば30秒。少なくとも15秒
・泡が落ちたらおしまいではなく、菌を洗い流す、これが重要!
・タオルは、感染者がいたら別の物を使うこと

※日テレ「シューイチ」参考・参照

家庭内感染での注意ポイント

・手を洗う場合
台所のシンク周りなど洗った後に触れる場所にも注意が必要。
⇒インフルエンザウイルスは石鹸で溶けるため、手を洗った泡で洗うのが良い。

・食卓を拭く場合
水拭きではウイルスが広がってしまうため、アルコールなどで殺菌する。

家族が感染したら…

・看病する人は1人に限定
・患者と顔を合わせる時はマスクをする
・他の家族は別の部屋で寝る
・患者の使ったタオル、食器類は共有しない

湿度40%以上でウイルスは死滅する

インフルエンザは湿度が低いと活動が活発になるが、高いと感染力が低下する。
(例えば「湿度50%」の場合、3時間でウイルスの数は1万分の1になる)

ポイントは
・湿度を40%~70%にする(ウイルスは死ぬ)

※以上「直撃LIVE グッディ!」参照・参考・抜粋

まとめ

自分で出来る簡単な予防法は…

・紅茶を飲む
・手洗いは石鹸でしっかり行い、すすぎは30秒
・湿度を40%以上にする

参考になれば…