苦いのにピーマンを食べる理由とは?~チコちゃんに叱られる

“なぜピーマンは苦いのに食べなきゃいけないのだろう?”そう思っている子供は結構多いようだ。

ピーマン嫌いが、子供に多いのは…

子供の味蕾(味を感じる器官)の数は、大人の3倍あるという。なので、ピーマンの苦味をより強く感じるから、という説がある。

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第15回「チコちゃんに叱られる」で最後に出されたのは、5歳児からの質問だった。

岡村、ゲストの藤本美貴、大竹まことに、チコちゃんが「子供の質問に何でも答えてくれる素敵なママってだあれ?」と聞く。
「1人しかいない」と、誰もが藤本を見る。

チコちゃんは「ママティー」と言いながら…
「全国の5歳児からの質問、ピーマンって知ってるよね」と聞く。
「知ってる」と藤本が答えると「どんな味?」と聞く。

「ちょっと苦い、子供たちはちょっと苦手」藤本が答える。
「でも、食べさせるよね?なんで?」とチコちゃんが聞く。

なぜ苦いのにピーマンを食べるのか

藤本は「ピーマンにしかない栄養があると信じてるから。嫌なものを食べてたら意外と癖になる時があるからそれを目指して食べさせている」と答える。

するとチコちゃんは「ぼーっと生きてんじゃ―ねーよ。それでよく第9回のベストマザー賞2016を受賞できたわね」と言う。

藤本は「よく知ってる!」と笑うしかない。

○チコちゃんの答え
⇒戦後の日本をすくった偉い野菜だから

その答えを聞いた藤本が「そんなこと思って食べてませんけどね」と言っていた。
(確かに…)

ピーマンが日本を救った、とは?

ピーマンの苦みを抑える研究をすすめる教授によれば…

ピーマンは「ナス科・唐辛子族」で中南米原産の唐辛子の仲間だそうだ。

○大航海時代
・コロンブスが、ヨーロッパに持ち帰ったことにより広まる。
・1774年、アメリカで品種改良され現在のような「丸く太った形」になった。

○明治時代
・明治時代に日本に入ってきた。
・昭和12年、新聞に説明文が必要なほど庶民にはあまり知られていない野菜だった

ピーマンが大きく注目されたのは第2次世界大戦後…

○第2次世界大戦後
・戦後の日本は物が不足
・闇市では(戦前と比べて)10倍以上の値段で物が取引きされるほど物価が急上昇していた

「物価統制令」
そこで、政府は主要な野菜や魚や生活用品などの価格が不当に高騰することを防ぐ勅令交付した。その結果、価格が半分から三分の一にまで下げられた

物価統制令後、今度は買える人が一気に増えたためさらに深刻な物不足になった。

ピーマンは(あまり知られていない野菜なので)この統制から外れた

当時ほとんどの野菜は国に統制されていたため、自由に売ることできなかった。ところがピーマンは、この統制に入っておらず…

戦後にピーマンが広がった理由

1 自由に流通できた
ピーマンは、規制に入っていないので自由に売ることが出来た。
(勝手に作って勝手に売ることが出来た野菜だった)

2 ピーマンは多産、多収穫な野菜
・ピーマンは、苗を植えて花が咲いてから約2週間で実がなる。
・1本の苗から40個ほどの実を収穫できる。
・実をとってもまた実がなる
1本の苗から年間100個以上の実を収穫できる

3 青物信仰
人には、そもそも青物野菜を食べたいという信仰が備わっている。
(健康になりたいとか、食べないければ体調を崩すとか…そういった考えからくる大切な欲求)

結論:このようなことから爆発的に普及したピーマンは、戦後の庶民の食卓を救った野菜になった。

緑ピーマンは未熟な果実

成果市場には“関東大震災後のトマト、戦後のピーマン”という格言があるそうだ。

「時代が必要として普及する」というものという意味で、ピーマンが戦後に普及して日本を救ったように、(調べたら)トマトも関東大震災後、一般的に食べられるようになったものらしい。

ピーマンは完熟すると赤くなる

緑のピーマンは、実は、未熟な果実。
なので、このまま放っておくと1ヶ月ほどで完熟して赤くなる。
すると甘くなり苦味が気にならなくなるそうだ。

教授が食べてみると「甘くておいしい。薄い梨のような味。」と言っていた。
さらに、赤くなったピーマンの栄養価は緑のものよりも高いらしい。

赤ピーマンの欠点

おいしくて栄養価も高い完熟したピーマン。
だが、あまり見ない。
その理由は…

・収穫した後の保存期間が短い
・栽培期間も長く(緑ピーマン20日、赤いピーマン50日)
・手間もコストもかかる
⇒緑色のピーマンが多く作られている。

まとめ

最後にチコちゃんが、藤本に「わかった?」と聞く。すると藤本は「救ってくれたからって苦くても食べているという感覚はちょっと聞いててもないな」と言う。

それを聞いたチコちゃんは「性格悪いとこだしちゃう?」と藤本にいうと、岡村が藤本をフォローする。「今でも、ありがとうございます、ピーマン!…でいいんじゃないの」というと藤本も「そう言っときます」と答えた。

さらにチコちゃんは「中目黒にね、串焼き屋さんでね、ピーマン半分に割って種とってチーズ入って、豚バラを薄く巻いて焼いてるのがあるの。滅茶苦茶美味しい!」
というと「お前5歳だろ!」と大竹が突っ込む。

チコちゃんは笑いながら「お土産を貰ったの」と弁明した。

(通い詰めてんじゃないの?)

ピーマンが普及した要因

戦後米軍がピーマンの栽培を日本の農家に勧めた
食事が欧米化し、肉や脂との相性がいいため広まったなど諸説あります。

※第15回「チコちゃんに叱られる(NHK)より参照・参考

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