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精霊の守り人 最終章 第2回…ジグロがバルサを連れてカンバルを離れた理由とは?

「精霊の守り人 最終章」は主人公バルサの国、カンバル王国が最初の舞台だ。

先週の第1回は「バルサがジゴロの兄に会うまで」だった。

これまでも、バルサの今の境遇に至るまでのシーンはちょっとずつ何度か出ていた。

が、第2回はさらに昔、バルサの父が生きていた頃のこと、ジゴロがなぜバルサを連れてカンバルを離れたのか、その理由がわかる回でもあった。

精霊の守り人~最終章「カンバルの闇」のあらすじ

29年前…バルサが幼い頃。
バルサが生まれた国、カンバル王国は作物が殆どとれず、武人でも出稼ぎをしなければならないほど貧しい国だ。そしてこの国の王(ナグル)は身体が弱い。

カンバル王国には「王の槍」という「9人」の槍使いが仕えている。
9つの氏族から一人づつ選ばれている。バルサの育ての親、ジグロは「ムサ氏族」で、一番強い王の槍だった。

王の弟、ログサムは「力のあるものが王にならなければ、国は強くならない」という持論を持っている。

かねてより反乱を企てていたのだが、ついに王の主治医であるカルナを脅し。王を暗殺させる。その後身重だった王の妻も死んでしまう(カルナによれば殺された可能性もあり)。

カルナはジグロにすべてを話す。ログサムは、ジグロが現れたことによりカルナが裏切った事を知る。そこでログサムは、その理由をジグロに話すのだった。

ログサムは
・貧しい国を変えたい
・貧しい理由は山の王に頼りすぎだからだ
・「山の王」と戦ってカンバルの財「ルイシャ」が欲しい
これを手に入れなければ、まことのカンバル王とは言えない、と言う。

ジグロは「その考えは国を滅ぼす」という。が、ログサムは「私を殺すか、私に従うか」と、槍を持ち「カルナのように裏切るのか?」と聞く。ジグロは「カルナと娘(バルサ)に手を出すな」と言うと「お前次第だ」と言われてしまう。

「私を助けてくれ、この国を救うのは私とお前だけだ」とも言われるが、ジゴロはその場を去る。

人物紹介

バルサの父 カルナ
・ジゴロの友人
・先代王(ナグル)の主治医
・ヨンサ氏族

娘バルサを守るため、王の弟(ログサム)の指示で王を殺してしまう。そして、王を暗殺してしまったことを友人ジグロに打ち明け、バルサを託す。

バルサ育ての親 ジグロ
・ムサ氏族
・カルナの友人
・カルナの妹(ユーカ)が好き?
・ムサ氏族代表の王の槍で国の中で一番強い?

ログサムに王暗殺の事実を聞き、この場で「ログサムを殺すか従うか」問われる。
一旦引き下がるが、結局バルサを連れて国外に逃げる

カグロ
・ジゴロの兄
・ムサ氏族の長
弟、ジグロがログサムを裏切ったため、ムサ氏族は領地を失う

ジゴロが国外に逃げた理由

・カルナの娘、バルサの命を救うため
・自分がいなくなれば、山の王と戦うことができなくなる?ため(ログサムは、ジグロがいないと山の王と戦えない?)詳しくは⇒ジゴロがカンバルを離れた本当の理由は?精霊の守り人「山の王/闇の王」の謎

15年前の真実

裏切り者として、ジグロを殺すためログサムが他の民族の「王の槍」8人を刺客として差し向けた。
が、誰もジグロを倒せなかった。

そこで、ログサムはジグロの兄を呼び、本当の事を伝えた。

・バルサの父、カルナに兄(前王)を殺させたこと
・ジグロがバルサムに従わずバルサを連れて出ていったこと
・国が貧乏なのはジグロのせい(と思っている?)

ログサムは、それを話した上で、ジグロの兄カグロに「俺をさげすむか、従うか」と聞く。
カグロは、ログサムに従う。

それからカグロは、ジグロを探し、とうとう出会う。
ジグロに戦いを挑むが、決着はつかない(ジグロはわざとつけない?)。

その理由がわからないバルサにジグロは「カグロは兄だ」と教える。

何度も戦っているうち、カグロも強く?なる。
そしてジグロが、カグロに「(カグロは)王の槍にふさわしい、俺が死んだことにしてくれ」と王の槍の印をカグロに渡す。

現在カグロは「王の槍」としてバルサムに仕えている。

バルサの叔母 ユーカ

・(カルナの妹)
・ヨンサ氏族領で診療所を営んでいる
・ジグロが好き?かも…
心が通じている証?の石(緑白石=闇の奥を照らす宝石)をジグロから貰っている。

いよいよ次回、バルサは叔母のユーカに会いにゆく。ジグロが裏切り者だと思っていたユーカはバルサに本当の事を聞かされるのだろうか…

そして「山の王」とバルサムは戦うのか?

楽しみだ!。

【精霊の守り人 最終章】 毎週土曜日午後9時~
第2回の再放送
2017年12月9日(土)
午前0時55分から1時53分※金曜深夜