PR

下町ロケット…森崎(野木教授)の北海道弁が炸裂!?意味通じてる?

TBSの下町ロケット…いよいよ重田と伊丹の復讐劇が幕を開けた。そして帝国重工のトラクターが大勢の人の前で案山子を轢き、横転してしまった。次回は、どうなるんだろう…とかなり気になるところだが…

それとは別に今回はなぜか森崎(野木教授)の北海道弁が炸裂していた…本州の人はわかるんだろうか、とどさんこの友人が笑っていたので、森崎が使った北海道弁をピックアップしてみた。

森崎(野木教授)の北海道弁

TVドラマでは、あまり見ることがないナックスのリーダー森崎が今回の下町ロケットのキーマンになっていて、ナックスファンは大喜び!だろう。

野木教授の北海道弁ピックアップ

そして今回はセリフに北海道弁が多かった。北海道のファンはまた盛り上がっているのではないだろうか。

でも、もしかしたら、本州の人たちには、通じていないかも…という事でピックアップし解説してみた(笑)

なまら

なまらでっけーな!」

前々回の下町ロケットで、佃と帝国重工のロケットエンジンを見た野木こと森崎が発した言葉だ。

「なまら」とは、はなはだしい状態を示す言葉だ。

「とても」とか「すごく」と同意語。

…あの時は、受けたが、今回はさらに乗っけてきた。
少々使いすぎ感はあるが、まぁ、いいことにしよう。

なんも

佃が下町トラクター「ダーウィンプロジェクト」の報告を野木にしたところで、佃が「想定外なことになっちまったすまない」と謝ると「いや、なんもお前のせいじゃないし…」と言う。

「なんも」…は北海道人がよく使う言葉だ。
この場合は「なにも」と入れればなんとく通じるだろう。

「特に」とか「ぜんぜん」とか「どうってことない」などの意味がある。
その他「いいから、いいから」は「なんも、なんも」だし。

なした?

そんな話をしていると、試運転中のトラクターが音を立てて止まってしまう。
それに気づいた野木が「おい!なした?」と聞く。

「なした?」…「どうした?」と同じ意味。
たぶん「何(を)したの?」からきている(と思う)。

これは、東北弁でもよく聞く言葉だ。

わや

直進の精度が良くなくて10㎝の誤差が出る、現状の精度じゃ話にならない、と聞いた立花(竹内涼真)がため息交じりに「10㎝か…」とつぶやいた時「もう、わやだぁ。」と遠くで野木が言う声が聞こえた。続けて「わやだ、わや」とも聞こえた(ダメ押しのわや…ここはきっと森崎のアドリブだろう。)

「わや」…「大変だ」とか「ひどい」とか「どうしようもない」と言う意味。

ついでに「どうしようもない状態」を見ると北海道人は「わやくちゃだ!」と言う。

※「わや」は実は全国でもほぼ同じ意味で使われているらしい。

~だべ

またまた試運転の場面。誤差が5㎝になったことで成功と盛り上がる中、佃が野木に帝国重工のトラクターのアルファ1の方は順調なのかと聞くと渋い顔をして「どうなんだべなぁ…」と言う。

「~だべ」…は、北海道のおやじたちがよく使う。
ま、これは、ただ、なまっているだけかも…しれない。

森崎の場合、軽く、イントネーションも北海道っぽかった。

トラクター実験を北海道でやっているなら、北海道弁使わないと…ということになったのだろうな、きっと。

おまけ

トランスミッションがうまくできないと焦る立花たちをなだめたあと「とにかく飯を食べよう」と言う佃。すると山崎が「腹減ったなぁ、北海道は旨いものいっぱいあるからな!」と立花たちに言う…これは役ではなく北海道人として(心から)言っているように聞こえたのだが…。

ヘッドライト・テールライト 第8話はここで流れた

帝国重工がロケット開発にまた着手することになった。佃は喜ぶが、実は帝国重工でも
バルブシステムを作っているという。そして、娘、利菜もそれを知っていたと告白。ここで曲が始まる…

娘は、さらにそのバルブ開発のメンバーだと言う。

それを聞いて佃は「…競合で敵対するんじゃねぇか、俺たちは」と言うと「そうね、でも家ではただの親子でしょ」と答える娘。
良いシーンだ。

自分が作る食事を食べるか聞かれ、食べると答えると「…毒なんて入れないから安心して、。パパを倒す時は、仕事でちゃんと倒すから」と首をかしげて言う…太鳳、かわいい!

まとめ

北海道弁とはいえ、ああやってドラマで自然に使えるのは森崎だからこそ、ではないだろうか。
森崎を起用したプロデューサーもたぶんそれを望んだんだろうな、と。

以前はあまり気にならなかった北海道弁だが、今回は結構多かったためか意識しなくても気になってこんな記事を書いてしまった。