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お盆の由来は「逆さづり」から?~チコちゃん拡大スペシャル!

チコちゃんに叱られる

「お盆って、なあに?」
確かに毎年、お盆になると家族で墓参りに行くが、なぜ行くのか、そもそもお盆って何なのか、先祖供養と小さい頃からいわれていたもののその由来を考えたことはない。

お盆の意味は「逆さづり」さて、その理由とは?


ここ数週間、土曜日の「チコちゃんに叱られる」の放送時間帯は「甲子園」の放送の時間になっていた。金曜の夜の放送も、別番組だったり、再放送だったりで、なかなか新しい?チコちゃんに会うことが出来なかった。

で、金曜日(19日)やっと「夏休み拡大スペシャル」(2回目)として、いつもの45分より長い1時間12分番組を放送。ゲストもいつもの2人から3人に増えていた。

ゲストはTOKIOの国分太一、浅野ゆう子、若槻千夏だ。

お盆の盆てなあに?

チコちゃんが岡村に尋ねる「この中(岡村隆史、国分太一、浅野ゆう子、若槻千夏)で季節の行事に詳しい品ある大人はだあれ?」。岡村は、浅野ゆう子を選ぶ。

チコちゃんが「ゆうこりん、ついこの間まであった夏のお休み期間ってなんていうか知ってる?」と聞く。浅野は「お盆」と答える。「お盆、何それ?お盆の盆ってなあに?」と聞く。
浅野ゆう子は、「物を運ぶ丸いもの、それからきているんじゃないか、と思います」と答えたが、チコちゃんに「ぼーっと生きてんじゃないよ」と言われる。

NHKの看板アナウンサー3人に、聞いてみたが、「月?」とか「お盆?」という言葉を繰り返したり、「太鼓の音」など、いずれも、答えられなかった。

○チコちゃんの答え
⇒お盆の盆は逆さ吊り

その答えを聞いた、皆がえ?という顔になる。国分も「なるほどってならないんですけど…」と、いぶかしげだ。

お盆とは「盂蘭盆(うらぼん)」を略したもの

富士山曹洞宗宝林寺の住職(4度目の登場!)によれば…
お盆は「盂蘭盆(うらぼん)」を略したもの、だそうだ。

盂蘭盆という言葉

盂蘭盆経…お釈迦様の教えを説いたお経のことで「仏説 盂蘭盆経」に書かれた物語。

盂蘭盆とはインドサンスクリット語の「Ullambana(ウランバナ)」に漢字を当てはめたもの。

Ul(ウル)…逆さ
lambana(ランバナ)…吊るされる

「逆さづり」

そこで番組では、(どこかの局の番組に似た)「まんがインド昔話」と題し、ナレーションとして清水ミチコがどこかのナレーターの声真似?をして、この「逆さづり」の昔話を語り始めた。

インド昔話「逆さづり」で知る、お盆の始まりとは

インド昔話「逆さづり」

昔、お釈迦様には「木蓮」という良くできた弟子がいた。木蓮は、亡くなった母がどうしているか気になり、あの世を覗いてみた。

だが極楽浄土を覗いてみても母の姿が見当たらないので恐る恐る暗闇を覗いた木蓮。すると地獄のような場所で逆さ吊りにされ、助けを求める母の姿を見つけた。

そこで木蓮は、お釈迦さまに「木蓮よ、母を助けたければ、僧侶たちの修行が終わる(旧暦)7月15日に沢山の食べ物をお供えして、お経を読んでもらえ。そうすればお前の母は地獄の苦しみからから救われる」と言われる。

木蓮はお釈迦様に言われた通にした所、ご馳走を見た僧侶たちは、喜んでお経を読み始めた。

すると逆さづりにされていた木蓮の母の足から、紐が外れた。その後、日蓮の母は、あの世で菩薩になり、幸せに暮らした。

それ以来、仏教では(旧暦)7月15日を「盂蘭盆会」として祖先を供養した…これがお盆の始まりだという。

ちなみに「盆踊り」は…

盆踊りは日蓮の母と一緒に救われた大勢の死者たちが手を挙げて踊った喜びの舞い、だそうだ。

さらに、お盆の由来は諸説ある
・中国の「中元説」と混ざって日本に伝わった
・イラン語で「死者の魂」を意味する言葉「ウルバン」が由来など…

まとめ

今回のゲストもチコちゃんはいつものようにグループ名で呼ぶ。
・国分太一は「TOYIO ター君」
・浅野ゆう子は元祖トレンディ女優 「ダブル浅野 ゆーこりん」
・若槻千夏は…「ちなは、チコの天敵なのよ。(からみずらい)」と言われる。
相変わらずだ。

※8月17日「チコちゃんに叱られる(NHK)より参照・参考