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カレンダーに大安や仏滅が書かれているのはなぜ?赤口ってどんな日?

チコちゃんに叱られる

カレンダーに書かれている大安や仏滅…
なぜ書かれることになったのか、または赤口の日ってどんな日?

カレンダーに大安や仏滅が書かれているのはなぜ?

4月9日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」のゲストは山下智久と大地真央。
「この中で一番、カレンダーを毎日見る、しっかり者の大人」という事で岡村が立候補。

チコちゃんに「何でカレンダーに大安や仏滅が書いてあるの?」と聞かれた岡村「…でもやっぱりその日その日で、やっぱりあの何か違うんですよね」という。

さらに「人生の節目でね、気にしてたでしょ、結婚式の日取りとかカレンダーに書いてあるのを見て不思議に思わなかった?」と聞かれ、岡村は「あの見て、それは何だろうって確かにそれは思ってました」とは言うものの、結局「そんなのもう何も考えたことない」と言ってしまい「じゃあ、もう…ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られる。

◯チコちゃんの答え
⇒カレンダーに大安や仏滅が書かれているのは、闇カレンダーが作られたから

日の吉凶を占う六曜

詳しく教えてくれるのは、暦の歴史について研究している一橋大学大学院社会学部研究家の下村いくよ特任講師。

先生は「カレンダーに書かれている『大安』や『仏滅』とは日の吉凶を占う六曜の一つで、言葉の通り『先勝』『友引』『先負』『仏滅』『大安』『赤口』という六つからなる」という。

六曜は14世紀頃、中国から伝わり、日本で独自の解釈が加えられた、1日の中でどの時間が吉で、どの時間が凶か、を教えてくれる占い。

それぞれ吉、凶の時間が
・先勝は午前が吉、午後は凶
・友引は昼のみ凶
・先負は午前中は悪く、午後は良い
・仏滅は六曜の中で最も今日一日を通して何事も控えたほうがいい日
・大安は六曜の中で最も吉の日(時間帯によらず1日良い日)
・赤口は11時から午後1時頃だけ吉
とされている。

スタッフが「こうやってみると吉も凶もいっていない時間があったり、漠然としているんですね」という。

先生は「確かにそうですね。そういう性質もあってかわからないですが、江戸時代の六曜はマイナーな占いだったんです。…江戸時代のカレンダーを見てもらえるとわかります」と見せてくれたのは1864年のカレンダー。

人々は占いを頼りにしていた

1864年元日の欄を見てみると、二十八宿など3種類5つの占いのようなものが書かれている。
スタッフが「結局この日はどんな日だったんですか?」と聞く。

この日は
・結婚、旅行、井戸掘り、薬の飲み始め、種まきは
・衣類裁断、お見合い、土の掘り起こし、葬儀、樹木を切ることは
と解説。

「なんかとにかく細かいですね」とスタッフ。
「そうですよね…」と先生。

人々は一人一つの行動や生活の中で、カレンダーに書き込まれた占いを頼りにしていた、という。

江戸時代の人々は、例えば具合が悪くても、その日が医者にかかるのは凶とあれば、わざわざ日にちをずらすなど、カレンダーの占いに従って、その日やるべきこと、避けるべきことを決める、というのが当たり前のことだった。

だが、ここには六曜(大安や仏滅など)の文字はどこにもない。

先生は「実は六曜は、そのシンプルさからあまり好まれていなかったと思われる。複雑な占いの方が神秘的に感じられたんですかね。あと六曜は占いとしては新しくて、あまり好かれなかった」という。

六曜は改暦でカレンダーに載るようになった

ではマイナーで好まれていなかった六曜がなぜ、カレンダーに載るようになったのか?

それは明治に入ってから暦の改定がきっかけ。

文明開化に沸いた明治の日本。
それまで使っていた旧暦太陰暦から西洋にならった太陽暦への改暦が起こる。

この時政府は、科学的根拠のない吉凶占いは廃止するとし、カレンダーに占いの類を記すことは一切禁止にした。

実際のカレンダーを見てみると、月日に当てた記号のようなものがあるだけで、占いは書かれていない。

しかし、カレンダーの占いに慣れていた人々は満足できなかった。
取り締まりの目をかいくぐって、占いが載った「闇カレンダー」が作られた。

闇カレンダーとは、業者が政府の許可を得ず違法に発行していたカレンダー。

占いがあるほうが人気があったため、取り締まりの目を盗んで色々な占いをどんどん載せる中で、それまではマイナーだったら六曜も載るようになり、広まり始めた。

政府による占いの規制は、明治6年から終戦まで続き、戦後になってようやくカレンダーの発行が自由化された。

六曜が受け入れられた理由

第二次大戦後、カレンダーは自由化されたが、生活が近代化する中で、人々は江戸時代ほど占いに頼って行動を決めることはなくなり、それまでの複雑な占いではなく、シンプルな六曜が残ったと考えられている。

さらには「結婚式は大安」で「葬式は友引を避ける」など冠婚葬祭業と強く結びつくようになり、六曜だけが残ったと先生はいう。

六曜はあくまで科学的根拠はないものだが、
・専門的な知識を必要とせず
・6つと数が少なく
・字を見ただけで意味が分かりやすいシンプルさ
…も受けた理由の一つかもしれない、と先生は言う。

カレンダーに六曜が定着したのは最近、ということが分かったので、改めて字面と意味をみてみると…

・大安は一日中、吉。
・仏滅は一日中、凶。
・先勝は先に動くと勝つ、つまり午前が吉。
・先負は先に動くと負け、つまり午前が凶。
・友引は友人を引き込むため、葬式などは避けるべき

などとされている。

と、ここまでは字面からイメージしやすいが「赤口」は?
という事で…

あなたの知らない赤口の世界

(ここからは、洒落?で、社交ダンスの映像が流れる)

赤口は
①「赤舌神」という神の名前に由来し、6日に1度、鬼が赤舌神の門番としてつく日。
②普段は暴れまわっている鬼がおとなしくしているという昼の2時間だけが吉。
③仏滅より「凶」と取られることも多い日。
④赤口の赤から連想される火の元、刃物、例えば料理・散髪は控えましょう、ということ。

※六曜の発祥や意味については諸説あります。

※以上4月9日NHK「チコちゃんにられる!」より参照・抜粋

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