中華料理の燕の巣と日本の軒下で見られるつばめの巣は別物…食べないでね!

チコちゃんに叱られる
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つばめが軒下に巣を作る家は幸せが訪れる…
という話もあるそうだが、最近はそういう家は見なくなった。

さすがに今では、軒先に巣を作られても微妙だが…

5月8日放送の「チコちゃんに叱られる!」のゲストは田中美佐子と千葉雄大だった。

何とこの(岡村を含む)3人、「チコちゃんに叱られる!」で初の快挙を成し遂げた。

詳しくは

史上初!チコちゃん問題正解+漢字問題全員正解にチコちゃん「完全につまんねーヤツ!」といじける!
チコちゃんをずーっと見てきたが、チコちゃんに出された問題に正解したあと、漢字問題に3人(岡村とゲスト[…続きを読む]

最初の問題は「つばめ」についてだった。

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つばめが人の家に巣を作るのはなぜ?

この問題の回答者は千葉。見事に正解する。
さらにその後に出された漢字問題も3人とも正解し、チコちゃんに「つまんねーヤツら!」と褒め(?)られる。

ちなみに…

スタッフがつばめ繫がりで、ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」にもこの質問をした。

声を出さない彼はフリップで「たかいやちんをはらわなくてもいいから」と回答する。

もちろんハズレだ。

〇チコちゃんの答え
⇒つばめが人の家に巣を作るのは、人間がガードマンになってくれるから

つばめは人間の近くに巣を作ると安全が確保される

詳しく教えてくれるのは、つばめを研究して20年、鳥類学者東京都市大学の准教授北村亘さん。

先生は「動物にとって人間というのは脅威の存在だが、それを逆手にとって暮らしているのがつばめ。つばめは人間の近くに巣を作ると安全が確保される」という。

つばめがわざわざ日本を選ぶ理由

そもそもつばめは、春になるとフィリピンやインドネシア、東南アジアから数千キロの海を渡って日本にやってくる。

しかし東南アジアにも人が住む家はたくさんあるのにつばめはなぜ、わざわざ日本を選ぶのか?

日本はつばめにとって出産と子育てに適した場所だった

春になると日本では「ハエ」とか「羽蟻」とか、東南アジア以上に小さな虫が大量に発生する

その虫をお腹いっぱいヒナに食べさせるため、つばめは日本にやってくる。
(確かにこの時期つばめの巣に目をやると、親つばめがヒナに餌を与える姿が見受けられる)

あえてつばめが民家の軒先に巣を作る理由とは?

先生は「つばめが敢えて人の近くに巣を作るのは、天敵のせい、と考えられている」という。

つばめの天敵と言われているのはカラスとヘビ
ヘビやカラスは人間を恐れ、民家にはそうそう近づいてこない。

人けの多い場所に巣を作れば、天敵から襲われずに済む。
つばめというのは一度安心だと感じると、翌年も同じ場所に戻ってきて巣を補修して、子育てする習性がある。

そんな中でたどり着いた安住の地が民家の軒先、ということらしい。

つばめは縁起のいい鳥

「そんなに近くにいるのになぜ人間は、巣を壊したり、つばめを食べたりしないのか?」とスタッフが聞く。

先生は「それは、つばめと人間の関係がWin-Winの関係だったから」と答える。

つばめは「益鳥(農作物を食べずに害虫だけを食べる鳥)」として古くから大事にされてきた。その歴史は古く、つばめは春の訪れを告げる鳥として書かれていた書物がある。

〇万葉集(奈良時代の和歌集)
「つばめがやってくる季節になったと雁が故郷を思って雲に隠れて泣いています」と書いている。

〇「和漢三才図絵」(江戸時代中期の百科事典)
「人家に往来し巣作る所求む」⇒つばめが人の側に巣を作る、と解説されている。

このように、つばめは昔から日本人の身近にいたことがわかる。

そしていつしか「つばめが巣を作る家は幸せが訪れるから、巣が出来たらやさしく守らなきゃだめよ」といわれ、つばめが縁起のいい鳥として知られるようになってきた。

先生は「海外では、つばめが洞窟に巣を作った例も知られている。ただ日本では不思議なことに自然界で巣を作った報告は、ほとんど聞いたことがない。ただし人がいなくなるとツバメも寄り付かなくなる」という。

つばめが集まるのは人の賑わいがある証拠

例えば、大阪(十三東本通商店街)に「ツバメ通り」という所がある。

その商店街の軒先には、ズラ―ッとつばめの巣が並んでいて、その名の通り多くのつばめが集まる商店街だった。

しかし時代の流れでシャッター商店街となってしまい、人がいなくなってつばめもいなくなってしまった。

人がいない場所には巣を作らない、つばめが集まるのは人の賑わいがある証拠ということだ。

ちなみに…
十三東本通商店街では、ミュージシャンを招いてジャズ祭りを行うなど新たな賑わいを作る取り組みが行われているそうだ。

つばめは、人間との距離を縮めている

さらに先生は「今どきのつばめは、人間との距離を大胆に縮めている」と言う。

人とつばめ、相思相愛の関係はエスカレートしている…ということで人間と距離が近いことを示す写真が数枚紹介された。

〇交番の紋に巣
大胆にも、交番の警察の御紋に上にヒナたちが鎮座している(巣に入っているヒナ数匹いる)。確かに一番安全な場所かもしれません(by ナレーター)

〇街中のコンビニの看板に巣
つばめが看板の文字に巣を作ったため、巣のある一文字だけ、ライトを消して子育てを見守っている(オーナーさん偉い!)。

〇ヘルメットで巣作り
壁に下げているヘルメットの中につばめの巣があるらしくヒナが見える。

実は巣が落ちてしまい、代わりにヘルメットで応急措置をしている、とか…ヒナたちも気に入っているように見える。

人間の身近にいて人を怖がらないが、こんなに人と一緒にいる鳥はつばめぐらいだそうだ。

日本中でつばめが大切にされていることが良くわかる…そんな写真だった。

なぜ(軒下の)つばめの巣を食べない?

スタッフは「でも、人間はつばめの巣を食べますよね?」と先生に聞く。

先生は「そもそも中華料理のつばめの巣と日本で見られるつばめの巣は別物」という。

高級食材のつばめの巣を作っているのは「アナツバメ」という鳥。

見た目と飛び方がつばめに似ているだけで、全く別の種類だという。

・アナツバメはアナツバメ目アナツバメ科
・つばめはスズメ目ツバメ科

さらに「…決してつばめの巣を見つけても食べないようにしてください。」といっていた。

※5月8日「チコちゃんに叱られる!」参照・抜粋

まとめ

スタッフ、よく聞いてくれた。私も同じようにつばめの巣がこんなに身近にあるのに…と疑問だった。

確かに中華料理で食べるつばめの巣が、日本のその辺で見かけるつばめの巣で作られていたら、そもそも高額じゃないよね…。

だったらせめてメニューに「アナツバメの巣」と書いて欲しかったかも。

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