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お雑煮の「雑(ぞう)」ってなに?おいしい&個性的なお雑煮BEST5~チコちゃんに叱られる!

チコちゃんに叱られる

お雑煮の「雑」ってなに?

確かに、縁起が良さげなこの食べ物に「雑」と言う文字は、そぐわない気がしないでもない…

さて、今年一発目の「チコちゃんに叱られる!」が始まった。

唯一お正月の雰囲気が出ていたものといえば、見慣れたスタジオに「おかむら お年玉ちょ~だい♡ byチコ」などの書初めが何枚かあったことぐらいか…。

今回は「お正月コラボスペシャル!」。ゲストは、今年から始まるNHKの大河ドラマ「いだてん」の出演者、阿部サダヲ・綾瀬はるか・生田斗真(いだてんチーム)の3人だった。

お雑煮の「雑(ぞう)」ってなあに?

チコちゃんが「…この中(岡村隆史・阿部サダヲ・綾瀬はるか・生田斗真)で一番、日本の心を大事にしている素敵な大人ってだあれ?」と聞く。岡村と阿部が小声で相談?した結果、綾瀬に決まった。

チコちゃんに「お正月の食べ物と言えばおせち、お雑煮…お雑煮の雑(ぞう)ってなに?」と聞かれた綾瀬。「いろいろ入って雑煮(ざつに)!」と答えるが「お正月早々、雑なものを食べるの?」と言われてしまう。

そこで「題して、ごった煮!」と答えるが…それでもピンとこないので、考えているうちに「なんの質問でしたっけ?」と逆に聞いてしまう。

ずっこけるチコちゃん。結局「…有象無象あるけれど、この一年頑張りましょうの『ぞう』!」と答えるが…新年の一発目の「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」が出た。

◯チコちゃんの答え
⇒お雑煮の雑は、内蔵の雑(ぞう)

お雑煮は室町時代に始まった

日本料理研究家の柳原先生によれば…

「お雑煮は室町時代に始まり『神様に豊作や一年の無事を祈る』という事でみなさんが作る」そうだ。

昔から、お正月には、神様が家々にやってくる、といわれている。しめ縄や門松は、神様を歓迎するための物。そしてお雑煮は、神様にお供えしたお餅や農作物を、煮て食べるもの、そうすることでご利益があると考えられている、という。

なぜ「雑」という文字が使われるようになったのか?

お雑煮は縁起物なのに、なぜ「雑」という文字が使われるようになったのかというと…

昔は、温かいものを食べて、五臓六腑を温めることによって、身体が安定すると言われていた。

なので、お雑煮という名前が内臓の「臓」で雑煮(ぞうに)に由来すると言われているらしい。

今のように簡単に火を使えず温かい食事が貴重だった時代、お雑煮はもともと年の初めに内臓をいたわり、健康を保つという考えかたから「保臓(ほぞう)」と呼ばれていた。

その後、色々な食材を煮炊きするという意味の「烹臓(ほうぞう)」という字があてられ、同じ意味を持つ「雑煮(ぞうに)」になったと言われている。

「保臓(ほぞう)」
  ↓
「烹臓(ほうぞう)」
  ↓
「雑煮(ぞうに)」

地方によって違う「雑煮」

江戸時代になると雑煮は参勤交代によって全国に伝わり、その土地の食材を使った独自の物に進化していく…

関東の代表的なお雑煮

◯「江戸雑煮」すまし仕立て
中身:四角い餅、鶏肉、かまぼこ、小松菜

関東のお雑煮(の特徴)は、具は違うが昆布や鰹節でとった出汁に醤油で味付けしたすまし汁が一般的

◯杤木県…野菜を煮込んだけんちん汁
◯神奈川県(厚木雑煮)…青のり・鰹節をかける

関西の代表的なお雑煮

◯「京雑煮」みそ仕立て
中身:丸い餅、かしら芋、大根、にんじん

関西のお雑煮(の特徴)は丸い餅を使い、汁はみそ仕立て。麹の入った味噌はまったりと甘く、舌触りが濃厚。

◯大阪府(あきない雑煮)…「商い」とかけて3日間味を変える
◯和歌山県…「真菜(まな)」を入れる

・関西と四国の一部は白みそ仕立て。
・福井と三重は赤みそ仕立て。
・鳥取はあずき汁
これ以外の地域では「すまし仕立て」と言われている。

そこでスタッフは、先生が知っている「個性的なお雑煮」を作って欲しいとお願いする。頼まれた先生は「チコちゃんの番組は急なものが多いね…」と一言。

柳原先生厳選 全国のおいしい&個性的「お雑煮BEST5」

◯5位 広島県「かき雑煮」
…名産の栄養たっぷりの牡蠣が入っている。福をかき取るという縁起担ぎでもある。

◯4位 宮城県「仙台雑煮」
…特産の「焼きはぜ」でだしを取り風味豊かに仕上げる。「いくら」も入って全国でも屈指の具沢山雑煮

◯3位 徳島県「餅無し雑煮」
…大きめの豆腐の下にシイタケと里芋だけ。餅は入っていない。山間部で米作りが難しかったため特産の豆腐を使うようになった。

◯2位 香川県「あん餅雑煮」
…見た目はシンプルだがお餅を割ると中からあんこが…。江戸時代、香川県は砂糖の名産地。あんこを使った雑煮になった。

◯1位 奈良県「きな粉雑煮」
…一見白みそ仕立てのお雑煮だが、お餅を食べる時は汁から取り出し、きな粉につけて「きな粉餅」に。白みその甘じょっぱさと、きな粉が絶妙にからみあい、一味違った美味しさを楽しめる。

先生が作ったこれらのお雑煮を女性ディレクター3人が、すべて試食。味の感想もさることながら、正月太りとか、女子らしいの会話もあったが…岡村は「なに?この変な女子会」と言い、試食後の多くのお椀を見たチコちゃんは「前のお椀、かたずけろ!」と突っ込んでいた。

最後にチコちゃんが「ところでさ、関東は四角いお餅で関西が丸いお餅って出てたけど、なんでなの?ディレクター3人衆?」とその場にいた3人に聞いた…が3人ともその理由は知らないらしく…「美味しかった」としか答えられない。

チコちゃんは「もうだめ!ちゃんと仕事させます。お餅の形がなぜ東と西が違うのか、次回までの宿題とします!」と命令した。※お雑煮の「雑」のゆらいには諸説あります。

まとめ

今年最初の番組はチコちゃんの「2019年になっても今年いっぱい5才です!今年もどうぞよろしくお願いします!」というあいさつで始まった。

チコちゃんの今回のゲスト(「いだてんチーム」の)紹介も相変わらずおもしろい。

・阿部サダヲ
「ロックバンドのボーカルとして紅白に出場したこともある「大人計画」(事務所)。グループ魂(バンド名)!」

・綾瀬はるか
「ホリプロのオーディションを『兎の物まね』で突破した(綾瀬)はるかちゃ~ん」

それを聞いた岡村「兎で突破できるものなんですか?」と聞く。
するとチコちゃんが綾瀬に「じゃぁ、ちょっと、兎をよろしくお願いします」と言われ、綾瀬は「兎の物まね」をやる。(なかなかかわいかった。これは合格するかも!)

さらに「今年はいのしし年なのでついでにイノシシもお願いします!」と言われても綾瀬は、自分なり?のイノシシもちゃんと真似した。(微妙だったが可愛いので許す!)

・生田斗真
「グル―プに所属していないけどジャーニーズ!」
それを聞いた生田「雑!」と一言。

「ピンで活動しているわけだから」とチコちゃんが言うと「残念ながらね」と岡村が言う。すると「ヘイ!ヘイ!…残念ながらとは言っちゃダメ!」と生田。

「協調性がないみたいに言わないで!」とチコちゃんも言う。

「歌もダンスもそこそこやからね」と岡村が言うと生田は「まぁまぁ!」と強調。(生田はそこそこではなく、まあまあと言って欲しかったらしい)

けっこういじられていた生田だった。

※1月4日放送「チコちゃんに叱られる!」参照・参考

他の質問とチコの部屋

今回はスペシャル版で長い時間だったので問題も5つ出た。
チコの部屋は3人分、長かった~。

https://www.takumi-inv.com/tiko-gotisousama

https://www.takumi-inv.com/tiko-inkogakotobawohanasuriyu

https://www.takumi-inv.com/tiko-taiyaki

https://www.takumi-inv.com/tiko-hokori-haiiro

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https://www.takumi-inv.com/tikonoheya-abesadao

https://www.takumi-inv.com/tikonoheya-ikutatouma