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乃木坂46・欅坂46が二科展に入賞! アイドルだけじゃない、芸術家もいるゾ!

エンタメ

乃木坂46の若月佑美と、欅坂46の佐藤詩織が今年の二科展で入賞を果たしたというニュースが入ってきた。
過去には工藤静香や石坂浩二、押切もえなども入選している二科展。
よく聞く美術展だが、一体どのようなものなのだろう?

乃木坂46の若月佑美・欅坂46の佐藤詩織が二科展で入賞

二科展とは?

正式名称は「二科覧会」。

美術団体の「二科会」が主催し、「日展(本美術覧会)」「院展(日本美術院展覧会)」と並び、日本三大美術展の一つに数えられる。

絵画、彫刻、デザイン、写真の4部門があり、作品は公募される。

今年は1004作品の応募があり、入選に選ばれたのは352作品、入賞に選ばれたのは32作品となっている。

乃木坂46の若月佑美は、ポスター部門(A部門)で6年連続となる入選を果たした。
また、欅坂46の佐藤詩織は美大に通う現役女子大生で、マルチグラフィック部門(D部門)で入選するとともに、奨励賞に入賞。
初出展で初入選・初入賞という快挙を成し遂げた。

過去に入選した著名人には、雪村いづみ・五月みどり・黒澤明・佐藤春夫・青島幸男・押切もえ・八代亜紀・朝比奈マリア・池田理代子、等がいる。

また、特選に選ばれた著名人としては、工藤静香・石阪浩二・増井山太志郎が有名。

二科会とは?

1979年(昭和54年)設立の公益社団法人。

1907年創設の文部省美術展覧会(文展・後の日展)に於いて、日本画部門は新旧の二科に分かれていたのに対し、洋画部門は一科のみだった。
その為、日本画では新しい傾向の画家たちも比較的活動しやすかったのに対し、洋画では硬直的・停滞的な体質が残り、新進気鋭の画家たちは活躍し辛い画壇となっていた。
その後、洋画の一科制による審査体制に不満を持った新帰朝者(国費留学の経験者)グループが、洋画部門も二科で審査するよう政府に求めたが受け入れられなかった為、新しい美術の発展を図る為として文展を脱退し結成したのが「二科会」である。

創立当初の二科会の参加条件に「文展に出展しないこと」とあったが、当時の官展(政府主催の展覧会)であった文展への対立姿勢がうかがえて興味深い。

若月佑美
生年月日 1994年6月27日(23歳)
血 型 型 O型
身  長 157cm
2011年、乃木坂46の第1期生オーディションに合格。2012年CDデビュー。
主に舞台を中心に活動。
嫌われ松子の一生、犬夜叉、あさひなぐ、等の代表作がある。

2012年に「第97回二科展」のデザイン部A部門に初入選以来、今年まで6年連続で入選。

佐藤詩織
生年月日 1996年11月16日(20歳)
血 型 型 A型
身  長 162cm

2015年、欅坂46の第1期生オーディションに合格。2016年CDデビュー。
現役の多摩美術大学生。
2017年の「第102回二科展」に初出展で初入選・初入賞(奨励賞)の快挙を成し遂げる。

最近はAKB48よりも、乃木坂46や欅坂46が何かと話題になることが多い。
そんなグループの中に、もはやアイドルの枠を越えたと言って良い芸術家が2人も居たとは驚きだ。
二人の今後の活躍を楽しみにしよう。