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風鈴の音を聞くと涼しくなるのは日本人独特の条件反射だった!

チコちゃんに叱られる

夏の音…風鈴。
風鈴の音がするとたしかに、涼しくなる気がする。

「風鈴と言えば、ガラスでしょ」
「通は、南部鉄だよ」
「備長炭の風鈴も、なかなかおつ」

どれもいいなぁ。

7月19日の「チコちゃんに叱られる!」最後の問題は「風鈴」。

「音に敏感で風流な大人」という事で…ギターを弾けるみやぞん!と岡村がいうと、みやぞんが、今出した音と同じ音が出せる、と言って実際やってみるが、チコちゃんに全然違うと否定される。(笑)

風鈴の音を聞くと涼しく感じるのはなぜ?

日本の夏の音と言えば、花火や風鈴。

チコちゃんに「(風鈴)なんであれ飾るの?」と聞かれると、みやぞんは「音色が涼しい、なんて聞きますよね」と答える。
さらに「なんで風鈴の音は涼しく感じるの?」と聞かれるとみやぞんは「正解いいですか?風が吹きますよね。風が吹いてきたよと知らせるわけですよね、…絶対に涼しい!」と答えるが「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまう。

◯チコちゃんの答え
⇒風鈴の音を聞くと涼しくなるのは気のせいなのに涼しくなってしまった

その答えに岡村が「何じゃこりゃ~?」という。

「涼しい」のは、脳が誤解している、気のせい

詳しく教えてくれるのは、公立諏訪東京理科大学で脳科学を研究している篠原菊紀教授。

教授によれば
・風鈴の音を聞くと涼しいと思う人は多いが、これは脳が「誤解している」「気のせい」。
・温度とは「皮膚表面にある温度神経細胞が「暑い」「涼しい」と感じ取って脳に伝えること。
・「音」そのものと「温度を感知すること」は基本的には繋がっていない。
ということらしい。

風鈴が鳴る時は、必ず風が吹いていて涼しいと感じるのは当たり前。しかし風が吹いていなくても風鈴の音を聞くだけでなんとなく涼しい気持ちになる。

「基本的には風鈴の音を聞いて涼しいと感じるのは日本独特だと言ってもいい」と教授は言う。

風鈴の音を聞いて涼しいと感じるのは日本独特?

そもそも風鈴とは、涼しさを感じるためのものではなく「風鐸(ふうたく)」と呼ばれる魔よけの道具だった。

お寺の屋根につるされている風鐸は風が吹くとカラカラと音が鳴る。
平安時代以降、その音が届く範囲は災いや疫病から守られると信じられていた。

やがて風鐸は風鈴と名前を変え一般庶民の間に普及し疫病の流行しやすい夏に風鈴をつるすようになり夏の風物詩として定着した。

風鈴の音=涼しいは日本人独特の条件反射

こうして日本人が長年風鈴文化と共に歩んだ結果…

「風鈴の音を聞くという場所」と「風が涼しいというのを感じ取る場所」は(脳の中では)別なのに「風鈴の音を聞いて風が涼しいという体験」を繰り返していくと…

風鈴が鳴ると風が吹いている⇒風が吹くと涼しい、という繫がりが脳の中で出来ている。

このような繫がりを「条件反射」と言い、日本人は風鈴の音を聞くだけで涼しさを感じる独特の条件反射を身につけた

だとしたら…

海外の方は風鈴の音を涼しく感じないのか?

ウズベキスタン人に男性に風鈴について聞いてみると「見たことがないと思いますね」という。

このように「風鈴を知らない海外の人」にその音を聞いてもらい、どう感じるか抜き打ち調査した。

・ウズベキスタン人男性
・イタリア人女性
・フランス人男性

1、この3人に30度の部屋に10分間待機してもらう。
サーモグラフィーで見る3人の皮膚の温度は、33.8℃~35℃。

2、その後も室温を30度に保ちつつ、今度は10分間風鈴の音だけを聞いてもらった。
その結果
・35℃だったウズベキスタン人男性⇒35.1℃
・34.9℃だったイタリア人女性⇒35.7℃
・33.8℃だったフランス人男性⇒34.2℃

と、風鈴の音を聞く前と後ではわずかながら皮膚の温度が上昇した。
実際、本人たちに「何か変化を感じたか」聞いてみると、ちょっと太めのフランス人女性が「暑い!」と言うなど、3人とも「室温が上がった」と感じたそうだ。

そこで「風鈴の音を聞いて涼しくなったか」聞いてみると
「涼しくない」「涼しい気持ちより。リラックスする感じ」「「気持ちいい」と答える

風鈴を知らない海外の方にとって、風鈴の音はリラックスはしても涼しさは感じないようだ。

皮膚の温度が上がったのはなぜか

教授によれば「リラクゼーション系の音楽を聴くと副交感神経が優位になって末梢血管が開き皮膚の温度が上がった」とのこと。

海外の方々には、風鈴の音が癒し系の音に感じられて血流が良くなってポップしてくる(皮膚温度が上がった)可能性はある。

日本人の体に何か変化が起こるのか?

風鈴の音は涼しいという条件反射を持つ日本人は体に何か変化が起こるのか…

先の外国の方々と同じように、日本人の
・30代男性
・40代女性
・50代男性
の3人に、

1、室温30℃の部屋で10分間いてもらう。
その後皮膚温度は…それぞれ

30代男性 34.5℃
40代女性 32.6℃
50代男性 35℃

だった

2、次に10分間風鈴の音を聴いてもらう。
感想を聞いてみると3人とも「涼しく感じた」と答えた(まさに気のせい状態)。

風鈴の音を聞いている間に驚きの変化が…

風鈴の音を聞いている間に3人の体温に変化が…

30代男性 34.2℃ -0.3℃
40代女性 31.9℃ -0.7℃
50代男性 34.7℃ -0.3℃

3人とも皮膚の温度は、上がらず下がった

教授によれば「涼しいとか少し寒いとかいう風に感じると末梢血管を締めて実際に体温が下がる」そうだ。

断言はできないが、今回の実験では、気のせいのはずの風鈴の音で本当に涼しくなってしまったようだ。これはいわば日本人だけが獲得している省エネの仕方の面白い仕組みという事ができるかもしれない…。

※7月19日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照

まとめ

風鈴の音を聞いただけで「涼しい」と感じるのは、脳だけでなく身体も反応する、しかも日本人独特の条件反射ということにちょっと感動した。

最近はそれほど暑くもなく、風鈴の音が欲しいとはそれほど思わないが、でも何となく聞きたくなった。

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