スーツの襟に付いている穴は何のためにあるの?

スーツのボタン穴

男性のスーツの襟に付いている穴は「花を挿すところ」だった…これは知ってた。
が、日本のサラリーマンでここに花を挿している人はまず見かけない。

…というか「花を挿す」といっても華やかな場面でなければ似合わないので、面白半分で普通のスーツの襟に花を刺すなんていうのは、やめた方がいいだろう。

スポンサーリンク

1月18日「チコちゃんに叱られる!」のゲストは、初登場の森山直太朗と4回目の島崎和歌子。最初の問題は「スーツ」に関する問題。

スーツの襟の穴は何のため?

「この中で一番スーツが似合う素敵な大人」という事で森山が選ばれた。

チコちゃんに「スーツの襟の穴って(ボタンじゃなかったら)なんのため?」と聞かれる。
森山は「政治家さんなどが自分を表わすバッジをつけるため」と答えた。

が「バッジだと普通の生地のところに刺さるんじゃないの?」と言われ「あれを輪っかに掛けて吊るすとか?」と言い直すが「ボーっと生きてんじゃねーよ!と言われてしまう。

小沢仁志にも聞いてみる

スタッフは、撮影でいつもスーツを着ている俳優の小沢仁志(人呼んで顔面凶器)の撮影現場に聞きに行った。

質問をすると「銀バッチを付ける」と回答。
だが出張チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまう。

すると小沢は…「お前、前回同様、俺の事バカにしてるだろ?」と文句を言う。

実は、以前放送の「指ポキポキは何の音?」の時も彼の答えが間違っていたため、出張チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られた。しかも「出張チコちゃん」の事をピーポー君と間違える、といういきさつもあった。

〇チコちゃんの答え
⇒スーツの襟に穴が開いているのは花を挿すため

その答えを聞いた島崎が「え~なんだろ。ロマンチック~!」と感激する。

スポンサーリンク

スーツの襟の穴は花を挿すために開いている

詳しく教えてくれるのは、服飾のデザインや歴史について研究をしている昭和女子大学中野香織客員教授。先生は「スーツの襟の穴は花を挿すために開いている」という。

 

スーツの起源

先生によれば、スーツは軍服に由来する服だという。

17年代=軍服

17年代のヨーロッパで着られてた軍服はスーツに似ても似つかないが、スーツの襟を立てた時(軍服と同じ形になり)、第一ボタンの位置にこの穴があるという。(元々は必要なボタンの穴だった)

17年代後半=フロックコート

軍服のテクニックを応用して「フロックコート」が作られる。
貴族は宮廷でフロックコートを着る。

フロックコートの襟を折り返すと今のスーツの襟になる
(軍服の詰襟の部分を寝かせ、現在のスーツの上衿と返り襟の原型が出来上がる)

その結果第一ボタンは必要が無くなるが、ボタンの穴は残っている。

19世紀=モーニングコートと燕尾服

19世紀フロックコートがさらに進化し、モーニングコートと燕尾服が出来た。

・モーニングコート…昼間に着る正装=格式の高い式典で着用される
・燕尾服…夜用の正装=社交界用の服の事

特徴は後ろが長い事。
お尻を隠すのが当時の貴族文化のマナーとされていた。
この段階で現在のスーツとほぼ同じ襟が出来上がる。

スポンサーリンク

「ラウンジスーツ」に変化

さらに邪魔だったお尻の部分をカットし、現在のスーツに近い「ラウンジスーツ」に変化。
襟が完全に寝てしまい第一ボタンが全く必要のないものになった。

しかしイギリスのスーツの仕立て屋さんたちがスーツが元々軍服であったことを忘れないようにと襟に穴を残した。

「花を挿す」ことになった理由

先生は「結果的に花を挿すのにとても便利だった…として今、花が挿されている」という。
1700年代後半のフロックコート時代の絵画を見ると、花が刺さっていた。
当時は、貴族が新種の花、新しい植物を知っていると「花の知識を自慢するために襟に花を挿す」というトレンドがあった。

1800年以降

ビクトリア女王が結婚式でアルバート公の襟の穴に花を挿したことで庶民にも広がった。
今でも王室の式典などでスーツの襟の穴に花を挿す事が行われている。

まとめ

せっかくなのでスタッフは小沢に「正しい襟の穴の使い方」を体験してもらった。

 小沢が照れた

スタッフが用意した花は白い小さなマーガレットだった。
それを見た小沢「野に咲く花を持ってくるな!NHK予算ねーな」と文句を言うが、素直に花を挿してもらう。

すると、意外とかわいらしく、いい感じになった。

スタッフがマーガレットの花言葉が「真実の愛」だと教えると、急に照れて「無理だ、むいてない」と笑顔になり花を抜いて、スタッフに返した。

「さくら(二〇一九)」は前と何が違う?

森山の唄「さくら(二〇一九)」の話しになる。
そこで「何か違うんですか?(前のヤツと)」と岡村が聞く。
森山は「…いや、なにも…(基本的には…)」と、答えていた。

※1月18日「チコちゃんに叱られる!」より抜粋・参照

その他の問題

水滴のポチャンという音は「ポチャン」ではなく「ポ」と「チャン」だった!
最近の家では雨漏りすることはない。 なので、水滴の音は、ほとんど聞くことはない。 だが、水滴の音と言えば確かに「ポチャン」もあるが「ポタポタ」もあるぞ。 「ピチャ、ピチャ」という人もいるし… これらはどうなんだろうな?
国語のおかげで全国の日本人は同じ言葉を理解できるようになった!?
おぎに めやぐ もったげの たまるか ちょうじょう たえがとう きのどくな 実は、これらの言葉は、全部共通している。 一つでも思いあたるものがあればおのずと分かるはず。 そうこれは各地で使われている「ありがとう」という感謝の言
data-matched-content-ui-type="image_card_stacked"