ティッシュのまとめ売りが5箱なのはなぜ?業者の思惑にはまっている感があるのは私だけだろうか…

チコちゃんに叱られる
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ティッシュボックスが出始めの頃は、1個買いをしていた。その頃はそれほどの需要を感じていなかったし、“一度に2枚なんて贅沢だな”と思いながら使っていたような気がする。

が、最近は1個だけというのは売り場には(たぶんどこかにはあるんだろうけど)見当たらず、5個パックしか目につかない。そして、いつのころからか5個セットを買うのが当たり前になっている。

2個セットでもなく3個セットでもなく、5個。
後々、ティッシュが贅沢に使われていくことを見越していたということなのか。

…これは(きっと、たぶん)製紙業界の販売戦略がうまくいった証だろうな。

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ティッシュのまとめ売りが5箱なのはなぜ?

8月8日「チコちゃんに叱られる!」のゲストはどちらも初登場のフワちゃんとヒロミ。

「この中で鼻水垂らしてそうな素敵な大人ってだあれ?」という事で、岡村はフワちゃんと目が合う。「いっちゃう?」というとフワちゃんがうなずく。

「鼻水出たらどうする?」と聞かれたフワちゃん、鼻の片方に指を当て「吸い込む…ティッシュがあればティッシュでかむ」と答える

さらに「ティッシュはまとめて5箱で売ってる、なんで?」と聞かれ「なんで?考えたこともなかった…たぶんだけど、箱の横にある柄などをあわせていく楽しさ、あれをティッシュでやりたかったからじゃん」と答える。

「だから、なんで5個なの?」と聞かれたフワちゃん、「今ので満足してよ…」と言うがチコちゃんに「番組上成り立たないのよ」と言う。そこで「世界で5個の高さがもともと決まっている高さ、エジプトの偉い人が決めた!」と答えるが「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と言われてしまう。

〇チコちゃんの答え
⇒ボックスティッシュのまとめ売りが5箱なのは、女性が持てる限界だから

それを聞いたヒロミ「5箱?もうちょっと持てるんじゃないの?」と言うが…

女性が持てる限界が5個だった

詳しく教えてくれるのは日本家庭紙工業会林廣文会長。
「ボックスティッシュが5個セットなのは女性が持てる限界が5個だったからという理由だからなんです」という。

そこで実際女性スタッフが、ボックスティッシュ5箱持ってみる。
「どう?限界」と聞かれ「いや…全然」と答えた。
ティッシュ5箱にそこまで重さはない。
では何が限界なのか?

先生によれば、「女性が持てる限界が5個」というのは昔の話で今とはちょっと訳が違う、という。

ティッシュが日本に浸透していった理由

ティッシュはいつからある?

1924年アメリカで開発された。
日本では40年経った1964年(東京オリンピックの年)に発売された。
発売当初はティッシュという言葉になじみがなく、使い方がよくわからずあまり売れなかった。

当時、日本にはティッシュと同じ役割の「ちり紙(和紙を加工したもの)」があった。
(ちり紙=はな紙とも呼ばれ鼻をかむ、お尻をキレイにするという今のティッシュやトイレットペーパーと同じ用途に用いられていた)

発売当初、ティッシュの一枚当たりの値段はちり紙のおよそ2倍という高価な商品だったため販売にも苦戦した。
・ちり紙…約40円~45円(200枚当たり)
・ティッシュ…約80円~100円(200枚当たり)

ちり紙からティッシュへ

しかし、あるテレビCMがきっかけでティッシュは日本にも浸透していくようになった。
それが(クリネックス)ティッシュのCM(その当時のCM映像が流れた)。

汗のふき取りやメイク落としなど、ティッシュの用途を説明したCM、さらにパッケージにもティッシュの様々な用途を紹介。消費者に使い道を示した。

ティッシュはちり紙に比べ、肌触りも柔らかく丈夫。
アメリカ生まれの“万能ハンカチ”という事で消費者に受け入れられ、徐々に日本でも広まっていった。

ティッシュは発売当初から2枚重ね。
こうすることで紙と紙の間に空気の層が生まれ柔らかい。

使い心地の良さから、ちり紙の代わりとして広がっていったティッシュ。
そしてついにまとめて売られる時が訪れる。

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まとめ売りが始まる

1980年代になるとスーパーマーケットの新規出店の目玉商品としてティッシュペーパーのまとめ売りが始まった。

当時スーパーなどでまとめ売りする販売戦略がウケて爆発的にヒット商品になる。
そして1980年代初頭にティッシュの5箱パックが発売。

「なんで5箱にしたんですか?」とスタッフが先生に聞く。

「それはですね…」と言って先生は2つ(発売当初と現在)のボックスティッシュを取り出した。
見ると発売当時のボックスティッシュは、現在のボックスティッシュに比べると高さが違っていた。

・現在のボックスティッシュの高さ62mm
・発売当初の高さは83mm

5箱重ねるとその差は10㎝以上ある。

先生は「この昔のボックスティッシュだと女性の身長を考えると5個が限界だったんです」と言う。
…という事で昔の方を女性スタッフが持ってみると確かに5箱だと余裕があるが、6箱だと地面ギリギリになりこすってしまいそうだった。

当時の女性の平均身長は155㎝。
このように昔のティッシュでは高さ的に女性が持てる限界が5箱だった。

ボックスティッシュがコンパクトになった理由

昔と比べて薄くなったボックスティッシュ、どうやってコンパクトにしたのか?

先生は「紙の薄さも少し薄くなっていますけど、ティッシュの主な原料である繊維の長い針葉樹、繊維の短い広葉樹の配合比率を変えることで従来のティッシュ表面の凸凹を軽減するなどティッシュ製造技術の変化によってこれだけコンパクト化に成功した」という。

日本でティッシュが売られ始めてから56年、年間出荷量は54万7,511t。
これは国民一人当たりに換算すると1年でおよそ20箱。

そんな日本人に欠かせないティッシュは独自の進化を遂げてきた

ティッシュの進化

〇「ポリウインドウ」

1971年に「ポリウインドウ」というものが出来た。
取り出し口に付いている透明な部分これを付けることによって取り出す時の音が軽減されたり、中にゴミが入るのが少なくなった

〇「グリセリン配合」

さらに1993年には保湿ティッシュ成分として「グリセリン(甘味料)を配合」したティッシュを発売。
グリセリンは砂糖などと似た成分で、大気中の水分を吸収する働きがあるのでしっとりする。

※8月8日「チコちゃんに叱られる!」参照・抜粋

まとめ

ポケットティッシュが浸透した理由も非常に奥が深いのでスタッフが調べていたところ、別のNHKの特番「この社会の片隅で」(放送が最短で11月ごろ)でやる、との事で今回は触れないとのことだった。

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