なんでマンホールは曲がり角に多いの?

チコちゃんに叱られる

なんでマンホールは曲がり角に多いの?

1月15日のNHK「チコちゃんに叱られる!」のゲストは安藤サクラと松丸亮吾。

「街歩きが好きな素敵な大人」ということで、岡村が立候補。

チコちゃんに「なんでマンホールは曲がり角に多いの?」と聞かれた岡村は「車をとめやすい!」と答え、怒られる。

◯チコちゃんの答え
⇒マンホールがまかり角が多いのは下水道を曲げるため

詳しく教えてくれるのは、マンホールの設置に関するルールを取り決めている、日本下水道協会の岡久宏史理事長。

曲がり角に多くあるのは下水道のためのマンホール

先生は「マンホールと一言で言っても、非常にたくさんの種類がある。その中でも多く設置されていて、皆さんがよく目にしているのが下水道のためマンホール」だという。

道路にはガスや電話などのために設置されているマンホールもあるが、曲がり角に多いのが、トイレやお風呂、洗面所の水などを流す下水道のためのマンホール。

「下水道のためのマンホールはなぜ交差点や曲がり角に多いのかを説明するにあたり一つ伝えておかなければならないことがある」と言って先生が見せてくれたのは埋める前のマンホールの写真だった。

マンホールとは

実際マンホール工場に行き、マンホール(高さ250㎝、中は空洞)を見たスタッフは「結構大きいですね」という。

通常、筒状の巨大なコンクリートは道路の地下に埋められ蓋の部分だけが地表に出ている。

マンホールとは英語で「Man(マン)hole(ホール)」。
その名の通り「人が入るための穴」という意味

道路に出ている蓋を開けて中に人が入り、下水道の管理や修理をするために設置されているもの。

水道管の太さに合わせ、大きさはさまざま。
マンホールは基本的に人が入ることを前提とした巨大な筒状の装置だ。

マンホールが曲がり角に多い理由

東京足立区の下水道図を見てみると、下水道は基本的に道路に沿って地下に作られている(のが、わかる)。

公共の施設である下水道は、管理や整備を行いやすいように、同じく公共施設である道路の地下に作られるのがほとんど。

しかし道路に沿って作るためには、カーブや交差点では下水道管を曲げなければいけない。

下水道の角度の調整

道路の形は場所によってさまざまなので、いちいちその道路に合わせて曲げた下水道管を作っていったらキリがない。

なので、基本的には真っすぐな下水道管同士を角度をつけてつなぎ合わせることで様々な曲がり角に対応している。

そしてその角度を付ける役割を担っているのがマンホール。

実際に緩やかなカーブにあるマンホールを除いてみると…

底の部分にカーブした溝が掘られている。
この溝に下水道管を流れてきた水を流し込み、カーブした溝を通して次の下水道管に流している。

このように下水道の水を曲げるための中継地点になっているのがマンホール。

実際に下水道の設置に関するルールの管の方向が変化する場所では、マンホールを設置するように定められている。

下水道の高さの調整

また下水道管の多くは、ポンプなどを使って水の流れを作っていないので、水道管自体に角度をつけて水を流している。

そのため交差点などで下水道が交わる際に、下水道管同士の高さをぴったり揃えるのは至難の業。しかしマンホールは、その高さの違いをマンホールの内部でまとめ、簡単に一つの流れにできている。

実際に交差点にあるマンホールを覗いてみると、高さの違う下水道管が一つの流れにまとまっている。

このように角度の調整と高さの調整という二つの役割を果たすために曲がり角にはマンホールが設置されている。

「この機能ならわざわざ人が入れるほど、大きくしなくてもいいのではないか?」とスタッフが聞く。

先生は「下水道管の中を流れるのは生活排水や雨水など、そのため必ずしも水だけでなく固形物や油が流れることもある。その為水道課などに比べてつまりなどのトラブルが起きやすい。

マンホールがあれば定期的に人が入り、下水道管内にトラブルが発生していないか、目で点検し詰まったものがあれば吸い上げたりできる。

このような理由から、どちらにせよ、人が入る入口は必要なので、下水道を曲げる役割を持つマンホールを人が入れるほど大きくするのはまさに一石二鳥」だという。

マンホールは我々の生活を支えてくれている非常に大切な存在だ。

NHKマンホールニュース

その後、NHKのアナウンサーが出てきて3つのマンホールニュースが紹介された。

◯マンホール用のすべり止めシートが開発された
雨の日に自転車やバイクで走ると滑りやすいことが問題になっていたマンホール。
こちら(マンホールのすべり止め)のシートを上に乗せバーナーで加熱することで、シートがマンホールに接着し雨天での滑り止め効果が得られる。

◯立坑兼用マンホールにより、設置工事に必要な期間が大幅に短縮されている
マンホールの底に鉄製の刃を取り付け、重機を使ってマンホール自体を持回転させることで直接地面に埋め込むことができる。

この装置の制作者は「通常のマンホールを設置する場合、マンホール自体より広い穴を掘り、その中にマンホールを設置してから、周りに土を埋め戻していく。しかしこれを使えば、埋めながら内部の土を取り除いていけるので、最低限の広さの穴だけを掘ることができる。これによりに設置にかかる設置作業を最短一日で終えることも可能」と話す。

工期の短縮により、工事コストのダウンにもつながりそうだ。

◯地域ごとの名所や名産、または人気キャラクターが描かれたデザインマンホールが全国的に話題になっている
地方自治体の中にはデザインマンホールが描かれたマンホールカードの無料配布を行っているところがある。

GKP事務局日本下水道協会の武田雄一広報部長は「デザインマンホールやそれが描かれたマンホールカードを通じて、多くの人に、その先にある下水道施設の大切さを理解して頂こうと始めた取り組み。全国各地でマンホールサミットというイベントも開催されていて、最高で5000人ものマンホールファンが集まったこともある」と話す。

実際に参加したマンホール愛好家は「デザインマンホール蓋が好きで、その一枚の蓋の中に町の歴史・文化・祭り・風習が魅力的に詰まっているというのが、私には非常に楽しいです」と話していた。

※以上1月15日放送NHK「チコちゃんに叱られる!より参照・抜粋

まとめ その他の疑問

デザインマンホールに描かれた絵は、実際見ていて楽しいものがある。

東京都下水道局のホームページに「今マンホール蓋が熱い!」と題して都内のマンホール蓋の絵が公開されている。⇒https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/b1/designmanhole/index.html

その他の疑問

https://www.takumi-inv.com/tiko-coffee

https://www.takumi-inv.com/tiko-heinetu36